30歳を過ぎて初めて坊主にする事のリアル。
2020/05/04
僕は子供のころから
一度も坊主にしたことがありませんでした。
でもなんだか憧れのような感覚というか、
ちょうど、子供の頃悪さをしてこないまま大人になった人が、
羽目を外し過ぎちゃうような、
そんな想いを抱いて、
ついに30歳を過ぎて初めて坊主にしました。
そこで感じる事があったのでまとめてみます。
新しい自分との出会い
30歳を過ぎれば、男は立派なおっさんです。
自分は若いつもりでも、
そこらを歩いている子供から「おーじーさーん」とか言われるわけです。
普段子供と接しないから気づかないだけで。
坊主にすることで、そんな”おじさんな自分”と対峙することになります。
思ったより禿げてる
「坊主にすれば髪の毛が薄いのもバレまい」
そんな風に考えている人は、まだまだ甘ちゃんです。
坊主にするからこそわかる、
本当に毛が薄くなっているんだということ。
「最近なんか薄くなってきた気がする」
なんて人はマジで要注意。
髪の毛が長い時に比べたら、みすぼらしさは減るものの、
禿げを隠せるみたいな期待はもろく崩れます。
思ったより太ってる
いつもは頭のてっぺんから耳の上あたりまで来ている髪の毛のおかげで、
顔の輪郭がハッキリとはわからなくなっています。
が、坊主にするとそこは正真正銘の自分です。
「あれ、こんなに顔丸かったっけ・・・」
と思うことになります。
また、同じ理由から、今までの洋服が似合わなくなります。
頭がすっきりした分、頭と肩のバランスが悪くなるためです。
逆に帽子がめちゃくちゃ似合うようになります。
思ったより寒い
僕が初めて坊主にしたときが1月という真冬だったんですが、
冗談抜きで”風邪ひくんじゃないか”ってぐらい寒いです。
普段から坊主頭の人って毎日こんな苦行を行ってたのかと思うと
なんだか可哀想になります。
冬はニット帽が手放せません。
思ったより他人は気にしてない
僕は坊主にすると人相が悪くなるんじゃないかと心配していました。
というのも「今日から俺は!」という漫画で、
主人公のお父さんが坊主にしただけでヤ○ザと間違えられるようになった話を知っているからです。
でも、全くそんなことはありませんでした。
むしろ、なんかダッセー奴になりました。
で、そこから初めて出会う事になった人がいて、
その人との会話の最中に
「僕、今月、人生で初めて坊主にしたんですよ~」
なんて言い訳をしてみたりしたんです。
が、その相手の反応は、
「へー、そうなんですか」
で終わりです。
なんだったら「似合いますよ」なんて言ってくれますw
結局髪型だけではその人の人相までは変わらないということです。
高橋名人もツルンツルンだけど悪い人に見えないしね。
おわりに
というわけで、30過ぎてからの坊主は
新しい自分と出会えるきっかけになるかもしれません。
メリットがあるとすれば、
髪の毛を洗う時とか、めっちゃ気持ちいいこと。
あとは、すぐに髪が乾くことでしょうか。
さらには自分で出来るので経済的です。
自分でやるには電動のバリカンで
水洗いできるタイプのものがいいです。
ただし、ちょいちょい刈らないと
ちょっとでも「伸び放題」な感じの坊主はすごく不潔感があります。
ここからまた伸ばすのも一苦労で、
サイドカットだけを上手にやって、
整えて整えて、もとに戻る感じ。
そこが面倒な部分かもしれないです。
2020/05/04