ガイアノーツ・イージーペインターにサンワサプライのエアダスターを取り付けて使ってみた。
2020/02/06
趣味のミニカーを塗装する時に、筆塗りからのステップアップで導入したEASY PAINTER。
これがなかなか便利なヤツだったんですが、当然「エア缶の容量分」しか塗れません。
先日も調子に乗っていろいろ使っていたら・・・ついに1缶目のエア缶とお別れする機会が訪れました。
で、説明書を見てみると「ガスがなくなった場合は別売りのスペアカートリッジ(2本入)をお買い求めください。」とか書いてあるんですよ。
発注しようと思ったんですが・・・いつも使っている通販サイトでは取り扱いがなかったんです。
そこで思い出したのが・・・「イージーペインターって市販品の組み合わせで作れるよ」って話でした。
そう、イージーペインターは99工房のエアータッチというアイテムの流用品らしく、エアータッチ+エアダスターで自作することが可能なのです。
・・・ということは、イージーペインターに市販のエアダスターも取り付けられるよね?ってこと。
そこで試してみた、というお話です。
イージーペインターに市販のエアダスターは取り付けられるの?
いつも使っている通販サイト・・・ビックカメラなんですが(w)、イージーペインターのスペアカートリッジはありませんでしたが、普通にエアダスターは取り扱いがありました。
そこそこ安価なヤツで、サンワサプライのものがあったので、これを購入。
ビックカメラでは1本あたり350mlで491円税込み。
イージーペインターのスペアカートリッジはヨドバシカメラでなら取り扱いがあり、2本セットで1,450円税込み。
なので、1本あたり725円です。
・・・80mlで。
えっ・・・。
350mlあたりで換算すると、3,000円超えてくるんですね・・・。
そう考えるとエアダスターがうまくいけば、これでだいぶ安く済ませられるぞ。。。
気になるコネクタ部の形状は??
さて、気になるのは「本当に使えるの??」ってところです。
イージーペインターの本体となる赤い部分を外すと、こんな感じのコネクタ形状になっていました。
銀色のフチの部分がだいたい32mmぐらい。
真ん中にプラっぽい白いパーツが生えていて、これが本体との結合部になるわけですね。
本体側の裏面はこんな感じ。
真ん中の穴のところにエア缶ガワのプラパーツを挿して全体を押し込めば自然と本体がエア缶の銀のフチのところにフィットするように出来ています。
対するエアダスターの頭は・・・こんな感じ。
一瞬むむむ・・・となりますが、
これも蓋を外すとこんな感じです。
実は銀色のフチの部分が、若干イージーペインターの缶よりも狭め。
なので、イージーペインター本体が気持ちよくフィットする・・・というわけにはいきませんでした。
ただ、白いプラパーツ部分は思いっきりイージーペインター本体にフィットするので・・・
はい!!こんな感じで取付OKです。
このあと無茶苦茶スプレー塗装した。
使い勝手の違い
前述の通り、本体自体をしっかりと固定することができないので、なんとなくグラグラするような気がする点は気になる方が多いかもしれません。
また、エア缶が大きくなるので、スプレー時の使い勝手が若干違うという欠点もあります。
ただ・・・どちらもそんなに気にならないとは思いますね。
そう考えたら同じ価格で6倍ぐらい使えるエアダスター・・・結構いいんじゃないでしょうか。
エア圧も若干違ったような気もしますが・・・そもそも前の缶がもうほぼ空っぽの状態だったのを考えると、新品状態での比較が出来ていないので・・・僕の思い違いかもしれません。
おわりに
というわけで、エアダスターでイージーペインターを使ったお話でした。
ちなみにこれ、僕はサンワサプライ製のものを使いましたが、中にはエレコム製のもので成功されている方もいましたので、メーカーによって違うとかは考えなくても良さそうですね。
また、元々の付属品であるエア缶は「LPG」が使われているのに対し、今回のエアダスターは「DME」と書かれていました。
LPGはプロパンガスのような液体石油ガスのことで、DMEはジメチルエーテルを使ったガスとのこと。
DMEは一般的にLPGより単価が安いそうなので、今回のアイテムのように代替品が安く登場するのでしょう。
じゃあDMEだと何か問題があるのかというと・・・この用途に限って考えれば特になさそうです。
というのも、エアブラシ用のガス缶も昔はLPGだった商品が今はDMEに置き換わっているものもあるため。
だとすると、こうしたアイテムにあえてLPGを使う理由って何なんだろう??
・・・。
よーし、ガンガン塗っていくぞー!
2020/02/06