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高額所得者に多くの課税をしたら彼らは本当に外国に逃げてしまうのか?

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岸田首相がついに防衛費の増額に乗り出し、歳出削減で賄えない部分は増税で補填していくという発表がされました。

まぁ・・・そもそも歳出云々の部分も税金やら国債やらが大半なので、全部全部国民のお金なわけですがw
なるべく増税はして欲しくなかったなぁ・・・というのが正直なところです。

というのも・・・やっぱりまだ景気が上向いていないと思うので、ここで増税となると生活が苦しい人はより一層苦しくなり、生きるだけで精一杯。経済を回すことに協力しようなどとは出来なくなってしまうと考えられるから。

・・・といっても、僕なんかより何倍も賢い金融のプロたちが出した結論なんですから、現状が最善なんでしょうけども。

さて!

僕は常々「増税はもっとお金を持っている人を対象にしてくれよ!」って思っているのです。
消費税とかって国民に一律でかかってくる税金なので、お金持ちだろうと貧しかろうと消費をするだけで持っていかれるわけですよね。

今回の増税も所得税ではないらしいので、きっと一律で徴収されるのではないかと想像できるわけですが・・・。

すっごい極端な例になりますが、

  • 10,000円持っている人が8円徴収される。
  • 10円持っている人が8円徴収される。

この場合、10,000円持っている人はほぼノーダメなのに対し、10円の人は致命傷になる・・・というのは小学生でもわかると思います。

これね・・・同じ率にしたとして、

  • 10円持っている人が8円徴収される。
  • 10,000円持っている人が8,000円徴収される。

だったとしても、10,000円持っている側は贅沢しなければ生き延びられるのに対し、10円の方は贅沢しなくとも死ぬ可能性が高いわけです。

なので、一律徴収ではなく、やっぱり稼いでいる割合で税金は増やした方が(全体で見た時に)安全なんじゃないかなーと。

でも、そういうことを言いだすと、

従量制にすると稼いでいる人から海外に逃げる

という声が必ず挙がるんですね。

これ・・・本当なんでしょうか???

金持ち、海外に逃げるってよ!

もちろん、お金を多く稼いでいる人というのはそれなりに努力をしてその地位を築き上げた人だということは理解していますので、「一律徴収だと不公平じゃないか!」なんて言うつもりはありません。

あくまで「日本の国民を多く救う」という前提で考えた時に、従量制で課税した方が合理的なんじゃないか?というだけの話であることを最初にお伝えしておきます!

んで!
じゃあ、お金持ちは本当に海外へ逃げてしまうのか??という件について。

まず海外に逃げられると何が困るのか?っていうと、そもそも期待していた納税がなされなくなるため、政府が困る→果ては国民が困ることになりますね。さらなる増税になるかもしれない。

GAFA・・・Google、Amazon、Facebook(Meta)、Appleにお金が集中すると日本のお金がガンガン海外に流れていく、みたいなお話がありますが・・・そんな感じ。
(いまではAmazonなんかもちゃんと法人税払ってるそうですが)

なので、なるべくお金持ちには日本にとどまって貰った方がいいんじゃないか、と。

海外に逃げるのも楽じゃないよね

ただ・・・もともと海外生活が長い人だとか、異文化に抵抗がないお金持ちでない限りは、海外に拠点を移すというのもハードルが高いと思うんですよ。

僕も一時期海外移住を夢見ていましたが、いろいろな不便と天秤にかけて諦めた過去があります。

海外移住を妨げる原因を考えた時に邪魔になるのは古い習慣じゃないかという話

いいですか、快適なトイレやお風呂がないかもしれない、隣人がウンコかもしれない、病院が手厚くないかもしれない、食事が不味いかもしれない。

果たして多くのお金持ちさんたちが、慣れ親しんだ環境を捨てて、そういう数々の「かもしれない」不便さを受け入れてでも「税金を多く支払う」ということから逃れたいと思うのでしょうか?

もちろん不便さはお金で解決できることなんですけど、なんていうか・・・諸々手間だったりするでしょ。
そんなにもお金持ちの人はお金に固執してるんでしょうか???

・・・してないと思うんだよなぁ。

「日本で稼ぐけど日本に多額の税金払いたくないから、せや、海外に拠点移そう」なんてお金持ちがいたらダサすぎない・・・?ただの守銭奴やん。。。

正式にお願いしたら聞いてくれるんじゃないの!

そんな話を今朝妻としていたところ、妻が「お金持ちの人だって、ちゃんと話せば日本を救ってくれると思うんだよね!」と。

ほんとほんと・・・僕もそう思う。

なんていうか、マズローの欲求ピラミッドの話でもありましたけど、本当にお金を持っている人っていうのはもう「自己実現」のレベルに達しているわけですよ。
欲しいものもある程度手に入って、それでもなお余るお金があったら「人助けでもしてみっか」ってなっててもおかしくないの。

でね、そういう人達から姑息な手段でお金をせしめようとすれば反発されると思いますけど、もっと正式に堂々と「日本の貧しい人を救うためにお金を出してください!!」とお願いすれば、全員とは言わないまでも快諾してくれる人達っていうのがいるはずなんですよね。

だって自分だったらそうするも!
今はお金がないけど、お金持ちになったら慈善活動するも!(たられば)

おわりに

そういうわけなので、「従量制にしたら金持ちが海外に逃げる」っていうのは、むしろ心が貧しい小金持ち層の妄想に過ぎないんとちゃう??と思った、そんなお話でした。

ええ、もちろんこのお話もすべて「リアルに貧しい男の妄想」であることも否めません。まるで何のデータもないですし。

ただそれは「金持ちが逃げる」という方にもデータがないのは同じですのでね!

まぁ・・・とにかく一律増税反対です。。。
生きて行けなくなっちゃう。

追記

そうそう・・・生きていけないで思い出したけど、増税によって本当に生活がままならなくなる世帯が増えたら、それこそ国費を歳出して救う国民の数が増えてしまうわけですよね。

当然経済も回らなくなりますし・・・それはそれで問題じゃないのかしら・・・???

   

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