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ジークアクス面白かった!!感動した!!

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いやぁーーージークアクス!終わっちゃいましたねえ!
最終回観終わったあと、年甲斐もなくなんだか涙が溢れてきちゃいました僕。

あれって何が良かったんだろう?何が面白かったんだろう?
結局のところ僕には「よくわからない」っていうお話だったんだけど、それでも心を揺さぶられて・・・感動してしまったのよね。

で、おそらくは直感的な感動と、あとは「冷静に考えたらすごいぞ!」っていう感動とがあったと思うんです。自分の中に。
今日はちょっとそんなお話をば・・・。

最終回おさらい

その前に!
最終回の感想・・・というか「こういう話だったんだよね??」っていうおさらいをさせてください、、、(ネタバレになります)

11話の時点で言及されていたとおり、ジークアクスの世界というのは「向こう側の世界」のララァが作り出したもの・・・というのは正しかったんですよね?
つまりゼクノヴァの向こう側のララァが、”シャアを白いガンダムに殺させないため”に、何度も何度も宇宙を作り直して。
赤いグフや赤いヅダ(w)、赤いビグザムでも勝てなかったシャアを「せや・・・白いガンダムに乗せたろ!」ってしたのがジークアクスの世界線だった、と。

向こう側の世界のララァはシュタゲでいうところの観測者・・・というよりは、もっと高次の”創造主”みたいな位置だったわけですよ。

シュウジはなぜかそんなララァの事情を知っていて、ジークアクスの世界線でララァと出会わなかったシャアがこの世界を否定することで「向こう側の世界を巻き込んで」宇宙が終わることを防ごうとしていた・・・と。
※でもそんなのはララァの望むところではなかったわけですし、ララァにそんな力があったのかどうかも謎ですが。。。

・・・となると、ですよ。
正史のララァは大佐よりも先に白いガンダムに貫かれて「時が見える・・・」になったわけじゃないですか。
でもジークアクスの世界における向こう側の世界のララァって、ずっと大佐が白いガンダムに殺されるのを観測してきたわけで・・・。

つまりは「向こう側の世界」→「ジークアクス」→「正史」・・・っていう時系列なのかしら???
ララァはジークアクスの世界線のあとで「シャアより先に自分が殺される」という世界を観測することでこのループから抜け出せたってコト・・・?

※解説読みてえ~!!

感動した感動した感動した!!

で、まぁそういう難しいことは抜きにして、やっぱ1つの大作(30分×12話=6時間の映画)を観終わった時の感無量感・・・良かったです。
ジークアクスロスになりそうっていうか。もう2周3周観て来たい。

「終わるな、終わるな、終わるな・・・終わっ・・・ちゃったーーー」って感じでしたねえ。スタッフロール前のエンディングシーンでウルっと来てしまいました。

※ちなみにTV版だと黒背景にスタッフロールがカットされていて、エンディングシーンにスタッフロールが組み合わされていたそうですね。

この作品はいわゆるパラレルワールドに過ぎないというか、スタジオカラーのスタッフさんたちがうまいこと「正史を絡めつつ誰にも怒られない新しい解釈」を作った感じなんですけども。
そんな中でも報われなかったララァが最終的にシャアと出会えた・・・っていうのがね。本当に良かったなぁ。
結局のところ2人は出会える運命だったということなのかなぁー。(それなのに「母親になってくれるかもしれなかった女性」とか言われるの可哀想すぎィ)

そしてそして・・・
冷静に考えると今回のジークアクスって、ガンダムオタクとガイナックスオタクを全力で喜ばせようとしてたところがすごかったなと思って。

僕はガイナックス作品ってあんまり知らないんですけど、それでも例のジャンク屋がナディアの某一味だったり、最終回ででっかくなったガンダムが綾波さんだったり・・・みたいなのはわかるわけですよ。
ほんでガンダムのほうで言えば、Zガンダムのパロでシロッコの立ち位置に三角コーンが置いてあって、これがシロッコを貫いたZガンダムの先端を彷彿とさせたり、、、そもそもシャリア・ブルをキーパーソンに持って来るあたりとか、、、

なんかこういう内輪ネタ、イースターエッグ?みたいなのを深夜帯とはいえ全力でやってるのがすごいなと。

前述の赤いヅダの件もそうですが、見ている人がニヤリとするというより「ニヤニヤしちゃう」っていうね。「どや?ガノタならわかるやろ??」っていう製作者サイドからのサプライズプレゼントみたいなのがね。これ、日本が世界に誇っていい文化なんじゃないっすかね。
「わかる人にだけ200%刺されーっ!!」みたいなw

そういう部分も感動しました。

よくわからない、って感想も正解

ただまぁ、12話にギュッとしているってところもありますし、難しい言葉も多いですし、ぶっちゃけ「流し見」で完全に理解することなんてできないと思うんですよね。

なので考察解説を見ずにサラッと見てしまった僕にとっては「よくわからない」っていうのも正直な感想の1つでした。
もちろん大筋だったり勢力図だったりがなんとなくはわかります。

でも、たとえば最終回でシュウジとマチュがキラキラの中で抱き合って告白?するシーンとか・・・最終的にシュウジはどこ行ったん?とか・・・前述のララァの件も然り。
なんかよくわかんないまま。

宮崎アニメとかを観ててもそうなんですけど、僕「わかんない」っていうの結構多くって。
で、昔はどうにかそれを理解しようといろいろ調べたりしてたんですが・・・最近は無理にわかる必要もないのかなと思うようになってきてて。

というのも、岡田斗司夫さんが、あれだけオタクの人が、若い頃に付き合いのあった庵野さんの作品をわかったかのように解説したのに「違う」って言われたのを見て、「結局のところ作品の本質っていうのは製作者にしか理解できない部分だろうな」と感じたからなんですね。

いくら視聴者があーでもないこーでもないって正解に辿り着こうとしても、作った本人でなければ100%の理解なんて絶対に不可能なわけですよ。
これは自分が同人クリエイターとして活動するようになったことも後押ししてます。どれだけファンが妄想してくれても、僕の根っこにある部分なんてわかるわけがないというか。

なのでもう正直に「よくわかんないけど面白かった!」っていうのもアリなんだろうなーと。(これで1記事書けば良かったなー)

芸術作品を理屈で見ないのと同じよな!

おわりに

ま、そんな感じでした!面白かったです!12話分、ありがとうございました!

できればハマーン様とか、アムロとかカミーユとか・・・シャリア・ブル以外のifも観てみたかったです。続編希望。

   

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Comment

  1. poncha2016 より:

    ども~。

    いろいろ書きたいけど、とりあえず小ネタを。

    アマゾンプライムビデオの、
    「DAICON FILM版 帰ってきたウルトラマン」
    もし見てなかったら、ぜひ。

    庵野さんの原点が見えるかもです。

    • kaketayo より:

      poncha2016さん

      コメントありがとうございます!

      えっ、アマプラでそんなん観れるんすか!!
      あざす!!

  2. たごさく より:

    ゲルググに乗ったシャアがガンダムにやられたシーンは「ウソッ!?」ってなりましたね。結局我々は何を見せられていたのやら…

    • kaketayo より:

      たごさくさん

      コメントありがとうございます!

      あのときのララァの顔もすごかったですねw
      あれがあったからララァは新たな宇宙を創れる存在になって、ジークアクスの、そして正史の宇宙に続いていったのかなと。。。
      まぁ、パラレルワールドだ、パラレルワールド!