少子高齢化の問題は「需要が減る」ということ!?
日本の少子高齢化が問題視され始めて久しいですが、僕はこれ・・・何が問題なのかを正しく理解してませんでした。
「子どもがいなければ将来自分が年金を受け取れなくなる」とか、そういうヌルい話じゃなかったんですね、、、
むしろ「人口が激減する」ってことから「経済が成り立たなくなる」ということが問題なんや、、、
「AIに仕事を奪われるー」とか言ってるバヤイじゃないっすよ!!
人口が激減する!?
今の日本の人口分布を見ると、65歳以上の人口が約30%にも達しています。
※2021年の人口推計より。本質に影響しないので「だいたい」で表現してます。気になる方は自分で調べるヨロシ。
日本人の平均寿命は約85歳なので・・・単純計算で日本人口の30%の人達が20年後には他界している”可能性がある”わけです。
1億2,000万人のうちの30%なので・・・だいたい3,600万人ぐらいがいなくなるわけですよ。
んで、今は出生数が「年間80万人を切った」という状況ですから、20年後までに新たに増える人口は1,600万人未満・・・かもしれない、と。
そうなると20年後の日本の人口は今に比べて2,000万人は少ないということになりますよね。
これが経済に影響しないわけがない・・・ッ!!
需要が2,000万人分減るのだ・・・!
そう・・・人間は仕事をしているしていない、大人であるか子供であるかなどに関わらず、等しく「消費」をしているわけです。
それは「食べ物」かもしれないし「生活必需品」かもしれない。
それらの需要がまるっと2,000万人分減ってしまうわけですよ。
嗜好品ならいざしらず、食べ物や生活必需品っていうのはたとえば「使う人が少なくなってきてるみたいだから、トイレットペーパー無駄遣いしたろ」とはならない代物だと思うんです。
なのでそれらの企業は20年後、確実に約17%分(1億2,000万人中の2,000万人ぶん)の顧客を失うわけですな。
・・・ジワジワと「なんか最近売れねーなー」みたいな状況が続いていくというか。
※当然、値上げなどで対応していくんじゃないかとは思いますが、、、
職場もなくなっていくのでは?
僕はこの17%ぐらいの「売れない」が、どれだけ企業の業績に影響するのかはわかりませんが・・・少なくとも企業側は売れない状況に対しての何らかの対策を講じなければならないと思ってます。
それはコストダウンなのかもしれないし、賞与のカットなのかもしれない。
でも、それでもまだ厳しければ・・・新規の雇用を減らすということになってもおかしくないのではないかと。
定年システムが生きていれば、職場の席も毎年ちょっとずつ空いていくことに違いはないんですけども・・・このご時世、「定年だから辞めます」っていうのもなかなか減ってきているというか、、、
お年寄りが働き続けることで若者の仕事が奪われる可能性というのも考慮しておくに越したことはないのかなって。
まぁ、これは結構破滅思想というか、ちょっと悪い方に悪い方に考えている節はあるかもしれませんがw
それでも本当にそういう風な社会になってしまったらコレ・・・AIがどうこう関係なく仕事がなくなっていくんじゃないのかしら・・・?
おわりに
人が少なくなるってことは税収も減るわけですからね。
公務員だってウカウカしてらんないっすよ!?
・・・そういうわけで、国としても最近は「てっとり早く人口増やそうぜ!」みたいな感じで外国人の受け入れを加速させてんすかね?
結果的に日本が日本でなくなるような日も近いのかなー・・・。
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