怖いことや辛いことは続けていれば「慣れる」んだろうか？？

我が家のワンコくん・・・たびたびお伝えしてきましたとおり「ビビリ」でございます。
しかも相当なビビリで、子犬の頃は「怖いことがあるとウンコを漏らす」というほどで、獣医さんからも「これはなかなかですね」とお墨付き。

3歳を迎えた今でも、家の外を大きなトラックが通ればテーブルの下に逃げますし。
外で強い風が吹こうものなら僕が隣にいようとなんだろうとガクガクブルブル・・・。

カミナリや地震に至ってはもうパニックですよ。
おしっこ漏らしてハァハァ言いながらあちこちウロウロして。

・・・で、こういうのがあると「毎日カミナリが鳴るような境遇にいたら慣れるかなぁ？」と安易に考えてしまいがちなんですが、、、そんなことないですよね。。。

怖いもんは怖いじゃろがい！！

「その状況にいたら慣れる」なんて発想は、おそらく「できる側」の意見に過ぎないんですよ。

僕らからしたら、外の風が強いことなんて（台風でもない限り）なんてことないから「大丈夫」って思えますけども、犬にとっては「なんかよくわからんけどビュウビュウ鳴ってる！窓叩かれてる！！」って状況なわけでしょ？
それが怖くて仕方ないのに、怖い環境にずっといたらそれに慣れるなんてこと・・・あります？？

たとえば僕なんか、未だに飛行機乗るのって怖いんですよね。
何回乗ろうとも毎回ちゃんと怖い。

「高所恐怖症の人は高いところにずっといれば慣れるんじゃない？」なんて言ってくる人がいたら、その人のこと嫌いになっちゃうかもしれないｗ

ただし・・・

ただまぁ、経験則というか・・・子供の頃には苦手だったけど「平気になったもの」っていうのはありますよね。

僕も暗闇とかオバケとか怖くて仕方なかったけども、今はある程度平気だもんなぁ。

おそらくはそういうところから「やってるうちに慣れるって！」っていう感覚が生まれるんでしょうね。
とはいえこれは結果論に過ぎないので、実際にその人が慣れるのかどうか？という根拠には乏しい気もしますがｗ

だからまぁ、「ずっとその環境にいれば慣れることもあるし、慣れないこともある。でもそれを強要してはいけない！」みたいな感じかなー・・・。

もし理解できないという人がいたら「自分が苦手なもの」を何か思い浮かべてもらって。
それに四六時中囲まれる生活とか、そればっかりを食べる日々とかを想像して貰ったらいいんじゃないでしょうか。

・・・「おれは苦手なものがない」とかいうようなつまらない人とは口も聞きたくありませんな！

おわりに

僕がこういう思想になるに至ったのは、中学の頃に聞いていたブルーハーツの「ロクデナシ」の歌詞が影響しております。

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何か嫌なことがあると「僕はこの辛さに慣れられるだろうか？」と考えてしまって、んで頭の中でロクデナシが流れるんですよねえ。

そういうわけなので、うちのビビリワンコも劣等生で十分なのだ。

ちなみに私はウンコがとにかく苦手でして。
自分の排出した匂いでさえ嫌いなので、息子がトイレにくっつけたヤツを掃除する時なんかは毎回「オェッ」ってえずいてます。

こんなんも介護職や看護職の人に話を聞くと「慣れよー」とのことなのでね・・・慣れるもんなんすかねｗ

追記

それから僕はやっぱり「人嫌い」でして・・・40代中盤になってもやっぱり他者と接することに慣れません。
うまく振る舞えないわけじゃないんだけど、なんか自分を偽ってるようで腹が立つのよね。

そんなことを妻に話したら「人と関わらない稼ぎ口っていうのを探したら」と言われて。
今更ながら転職？を考えているとかいないとか・・・