なぜ成功者の真似をしても成功できないのか?は、ゴールデンボンバーが教えてくれた
2023/12/21
「成功したければ、成功者の真似をすればいい」というような話をよく聞きますが、 僕は成功者の猿真似をして成功した人の話を聞いた事がないような気がします。
どうして成功者の真似をしても成功できないのか?
そして成功者からは何を学べばいいのか?を考えてみました。
なぜ成功者の真似をしても成功できないのか
「成功者の真似をしよう」と考えて、本当に猿真似をする人というのがいます。
かつてゴールデンボンバーがエア演奏で人気をかっさらった頃、ライブハウスでは似非ゴールデンボンバーが多発していました。
おそらくですが、楽器を演奏しなくて良いため「あれならできそう」と思ったんでしょうね。
ライブハウスの運営をしている人たちは辟易としていたそうですw
今だったらYouTuberなんかもそうですよね。
さて、そういう「オリジナル」と「真似する人」の違いが何かというと・・・「パイオニアか否か」というところに尽きると思っています。
つまりオリジナル側は「最初にやった」「発明した」ということ。
もうそれ自体が斬新ですから、そこに価値があるんです。
でも、それを模倣する人というのは、客の立場で見れば「劣化版」にすぎません。
実際に劣化しているか否かはさておき、「前にみたことある」「あいつのパクリ」と思われるだけなんですよね・・・。
成功者から何を学ぶか
さらにいうと、成功者が成功した要素には「運」や「環境」というのも大きく関わっています。
たとえば恋愛の方程式があったとして、その通りにやれば誰でも同じようにモテるのか?と言われたら・・・やっぱりそんなことってないんですよ。
なので、成功者の猿真似をしたからといって、必ず同じような成功に導かれるとは限らないのです。
・・・では成功者からは学ぶことがないのか?というと・・・そんなこともありません。
「成功者の失敗を学ぶ」という事はかなり有効だと思います。
というのも、成功者はほとんどの人が必ず失敗しているんですよ。
有名な発明家の有名な発言がありますよね。
失敗は一つの経験であって、一度失敗すれば同じ失敗は二度としないはずです。だから成功に近づけるんです。
成功者の成功体験はあくまで「明」の部分しかなく、その陰には「暗」の部分あるのだということを理解し、成功者の失敗体験を拾っていくようにするのが重要であると言えるでしょう。
もう一つ、成功者の猿真似をするのであれば・・・どこが輝いているのか?を探すことが大切だと思います。
たとえばゴールデンボンバーの真似をしたんだとしても「エア演奏がよりすごい」とかで彼らを超えられるでしょうか??
観客が見た時に「ゴールデンボンバーよりもすごくね?」って思う部分がなければ、「あなたじゃなければならない理由」がないわけです。
こういうのを「差別化」って言うんですねー。
おわりに
などなど!偉そうに書いてますが、僕もなかなかそれが難しいと思っているところです。
ブロガーとして、 僕がブログを書かなくてはならない理由なんて・・・なかなか見つからないですからね。。。
「できそうだぞ」で始めちゃうと、完全にこちら側の目線なんですよ。
やっぱ成功者になる為にはお客さん側に立って「こんなんあったら嬉しいよな」って気持ちが大切なんだと思います。
2023/12/21