ブログが書けたよ!

自分がやってきたことだけなんでも書く、ジャンルむちゃくちゃマガジン

正しい日本語ってなんだ?慣用句は正しいのか??

 -

   

「このラー油、辛すぎて口から火を吹きそう」と息子が言ったのを聞いて、なんか「いいなぁ」と感じましたw

実際に口から火が吹くわけではないんだけど、要は「それぐらいHotだぜ・・・」っていうのを慣用句で表したわけですよ。

同じように「顔から火が出るほど恥ずかしい」というような慣用句もありますよね。
あれも恥ずかしすぎて顔がカーッと赤くなってしまって・・・「こんだけ熱けりゃ火が出てもおかしくない」ってことなのでしょう。

慣用句っていうのはいわば「例え話」みたいな感じで、実際にそうはならなくとも「こういう風に表現したらカッコいいじゃん」っていう言い回しだと思ってます。
昔から慣習的に使われてきたので、正しい日本語として定着しているのかなーと。

これ、いったい誰がいつどうやって「それが正しい日本語です」って決めたんですかね???
今だと「文化庁」とかが決めてるのかな?

それで思ったんですけど・・・だいぶ前に「ギャル語」とかいうの流行ったじゃないですか。
「あげぽよー」とか「マジ卍」とか「ムカ着火ファイヤー」とか「激おこぷんぷん丸」とか。

今だと死語扱いされてるのかもしれないですけど、これがもっと定着してて、10年20年と普通に使われてたら・・・これが「正しい日本語」になってた可能性ってあるんですかね?

そう考えると、正しい日本語ってなんだ???

正しい日本語とは「多数決」なのかもしれない

妄想の域を出ませんが・・・おそらくその昔、もっともっと昔には「顔から火が出る」なんて表現も無かったと思うんですよ。

誰かが「恥ぢかしくて顔から火が出っかと思ったべよー!」とか言ってさ、周りの人も「なんだおめ、そんなわけねーべ!」とか言って。「わっはっは!」つって。
でもその言葉を聞いた人がどっかで「・・・今の表現、いいぞ!」と思ってて、勝手に他所で使い始めたんでしょうね。

そうやって人づてに伝わっていって、いつしかそれが「当たり前の表現」になっていた・・・と。

まぁ・・・多くの人にとってしっくりくる表現だったんですかね。
「恥ずかしいってことを『顔から火が出る』って言うと、なんかオシャレだぞ!?」みたいなw

いや、待って・・・それって、使う人数が多いか少ないかの違いであって、前述のギャル語だって使ってた当事者たちは「こうやって言うのがおしゃれなんだよねー」「それな」みたいな感じだったんじゃないでしょうか??

そうなのであれば、認められているか否かの違いなだけで、ギャル語も慣用句と言えるのではなかろうか・・・。
※非公式慣用句、みたいなw

でもそれが公式慣用句になっちゃったら逆にギャルたちは使いたがらなかっただろうなー。(マイノリティの優越感というかw)

古いから正しいのかもしれない

あとは正しい日本語は「古くから使われているか否か」というのもあるかもしれませんね・・・。

未だに「アジェンダ」とか「エビデンス」とか・・・「リスケ」とかw
そういう英語由来のビジネス用語だったり、省略語みたいなのは日本で好まれない感があるかなと。

使ってる当事者にとってはいいんですけど、おそらく周りの人たちにしてみたら「蚊帳の外」感が強いんですよね。
だからなんていうか・・・認めたくないっていうかw

「おれの知らないところで新しい言葉を流行らせやがって」みたいな感覚って結構あるんじゃないかなと思います。

そういう意味でも古い言葉っていうのは裏切らないですから。
何しろおじい・おばあから使ってるし、通じる言葉なのでね。

逆に、どこかのタイミングで意味が逆転して「正しい」とされる言葉が出来たとして。
たとえば「確信犯」なんかが有名ですけども・・・あまりにもみんなが間違った使い方をするせいで、間違った方が正しい使い方として定着する・・・みたいなね。
そういうのがあった時に、若者が「おじいちゃん、その言葉・・・使い方が違うぜ?」って教えたりする日は来るんでしょうか。

なんとなく、圧力というか・・・「正しい言葉は正しいから正しいの!」みたいな感じで乗り切られそうな、そんな感じもします。

おわりに

ま、そういうわけで・・・正しい日本語か否か!?みたいなのってあんまり目くじら立てなくてもいいのかなーなんて思ったとか思わなかったとか、そういうお話でした。

ワイもブログを口語体で書く癖がついてしまっているので、だいぶ正しくないと思いますが、↑こういうことですのでね、ご理解のほど宜しくオナシャス。

「言う」を「ゆう」と書くのはなぜあんなにも気になるのか

   

 -

   

スポンサーリンク