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ドラクエのクリア後のぼうけんのしょ★はなぜまだ魔王が生きているのか!?

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小学1年生の息子がついにDQ8をクリアしました。

・・・といってもラスボス倒したのは僕なんですが、そこまでコツコツとレベルを上げたり、装備を整えたり、ストーリーを進めたのは紛れもなく7歳児の彼奴なのであります。

で、エンディングを見て感慨に耽ったあと

これまでの旅を冒険の書に記録しますか?

という選択肢が出たそうで、それで「はい」を選んでセーブして。
画面がそれ以上進まなくなったそうで、ゲーム機の電源を落としたのだそう。

ただドラゴンクエストにはクリア後に開かれる「隠しダンジョン」があるのを息子は知っていて、それを楽しみに再度「クリアしたデータ」である冒険の書にアクセスしたのです。

すると・・・なんということでしょう、、、

クリアして魔王の呪いが解けていたはずの人物たちが、また魔物の姿に戻っているではありませんか!!!

それを見て息子は大泣き。
「呪いが元に戻っちゃったあああああああ~~~!!!」って。

・・・いやいや。違うねん。息子よ。

泣きわめく息子に、どういうことなのかを説明する父なのであった・・・。

ドラクエの世界は「絵本」のようなものだ!!

僕は息子にわかりやすく説明するために、ドラクエの世界を絵本に例えました。

要は「DQ8」っていう絵本があって。
物語は勇者エイト一行が森の中でスライムたちに出会うところから始まって、最後のページでは魔王(暗黒神)を倒して世界が平和になるところで終わる、っていうお話なんだと。

なので、それ以前のお話もなければ、それ以降のお話もないわけですよ。

「ももたろう」っていう絵本に置き換えてもわかりますよね。
おじいさんやおばあさんの前日譚もなければ、宝を持ち帰って「めでたしめでたし」の後の話っていうのもないのです。

なので、絵本を読み終わったあとに、もう一度お話を読もうと思ったら、そりゃ魔王が生きてる世界の話しかないんですよ。
だってその絵本の最後のページに「魔王をやっつけた」と「世界に平和が訪れた」があるんだから。(たぶん)

冒険の書は「しおり」なのだ!!

でもって「冒険の書」っていうのは、本を読むときに使う「しおり」なのだ。

本を読むのを中断するときにはそこに挟んでおいて、次に読むときにはまたそこから読めるっていうアレよ。

クリアした後っていうのは、そのしおりを一番最後のページに挟んであるわけですよ。
裏表紙の後ろになんかはさめないのでね・・・だから魔王を倒したあとの話からスタート、ってわけにはいかないのです。呪いもそのままなのです。

ただ!!
クリアするとしおりに「★」のマークがついて、なぜか今まで気づかなかった「隠しページ」が読めるようになる・・・っていう感じなんですな。

もしかしたら最後のページが「袋とじ」になってたのかもしれませんね!

おわりに

・・・とまぁ、こんな話をしたら息子は腑に落ちたようで納得してくれました。

いやーナイスファイト僕。
ファインプレーよ。まさにパパス。いやオルテガ。

ただ僕としてもね、「平和になったあとの世界」っていうのはすごく好きで。
どっちかっていうとその後の彼らをもっともっと堪能させてくれると嬉しいんだよな~。

漫画の最終回に通ずるところがありますよ。
それまでずっと彼らの苦行を見てきたわけだからね・・・もっともっと幸せな姿をたくさんみたいな、って。

漫画の最終回の寂しさは異常

ま、そんなお話でした!

お疲れ様、息子よ!
ちなみに息子の次の目標は「2022年中にDQVをクリアする」だそうです!!

   

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