OnePlus 5の画面交換修理をやってみたけど、iPhone直すつもりで臨んだらめちゃくちゃ大変だった
2020/08/27
壊れたスマホを修理すべく、AliExpressでディスプレイパーツを注文したのが7月頭のこと。
↑この時に割れたスマホです。
7月の終わりにようやく中国からの荷物が届きました。良かった良かった。
で、早速修理を・・・と思ったのですが!!!
・・・めちゃくちゃ大変でした。
iPhoneの画面パーツを交換するのとは話が違いますよこれ・・・。
なので「いつもiPhone直してるからよゆーよゆーwwwAndroidも中華パーツで修理しちゃおう」とか考えている人はちょっと覚悟をしておいた方がいいと思います。
というわけで・・・僕のOnePlues 5修理記をまとめました。
OnePlus 5を修理した全容
そもそも今回のアイテムはパーツが全然届かなくてやきもきしました。
AliExpress Standard Shippingを使って13-20日ぐらいで到着となっていたのですが、実際には以下のようなスケジュールだったのです。
- 7/2 – 注文
- 7/13 – 運送業者へ受け渡し
- 7/19 – 運送業者から航空会社へ
- 7/21 – (航空会社の?)施設を出発
- 7/24 – 台北の郵便局で受け取り?からの発送
- 7/29 – 日本到着
- 7/30 – 我が家へ
28日・・・だな。
注文から発送までがそもそも長いし、発送されてからもゴニョゴニョやってるのはまぁ、通常運転です。
はやめに発送してほしかったらちょっと高額なDHLとかを選択するしかないですね。
※ちなみにAliExpressのマイページにあるトラッキング情報だと途中から全く更新されなくなります。
そんなときは17Trackというサイトにトラックナンバーを入れると(中国語だけど)しっかり情報を出してくれますので参考までに。
そんなこんなで届きました。
パッケージもクソもない、発泡スチロールの箱に「1+5(OnePlus 5)」と殴り書きされテープで留めてあるだけのアイテムが!!!
でもまぁ、これならそう簡単に潰れないだろうし、商品価格を考えても納得できる感じでしたね。
日本の通販もこんな感じに無駄を削ってくれていいんやで!
with Frame、No Button
届いたのがこちら。
OnePlus 5のフロントパネルです。
いろいろなショップさんが出していて、今回僕はそこそこ売り上げ実績と評価がついているところから購入しました。
ちなみにOnePlus 5のパネルには「with Frame / No Frame」「with Button / No Button」というオプションがあります。
No Frameを選ぶと、本当に液晶画面だけが送られてくるので、ものすごく交換が大変です。
なのでwith Frame(フレーム付き)がオススメ。(これがiPhoneのフロントデジタイザみたいなやつ)
Buttonも同様で、ホームボタンがあらかじめ組み込まれたアイテムか、それともホームボタン無しか・・・というのが選択可能でした。
僕はホームボタンは使いまわそうと思っていたのでNo Buttonにしましたが、with Buttonがオススメです。
なぜなら・・・ボタンの取り外しもめちゃくちゃ大変だからです。。。
分解からすでに超苦戦
さて、ではさっそく分解~交換をやっていこうと思います。
分解はiPhoneと同じ感じで、端末下部にある星形のネジを外すところから。
※その前にSIMピンでSIMスロットを抜いておくことを推奨します。(画面を開ける前には必ずSIMスロットを外しておかなければなりません)
分解にはこんな感じのツールセットが必要になりますね。
こういうのがパーツと同梱されているショップさんもありました。
僕は過去にiPhoneを修理した時のヤツを使いまわしています。
ただねえ・・・iPhoneと違って全然開けられないの。これが。
Youtubeのレクチャー動画だと結構スルスル開けてたので・・・もしかしたら僕のやり方が悪かったのかもしれないけど・・・。
とにかくこんな感じで薄いピックみたいなやつを挟み込んで、徐々に隙間を広げていく感じで開けていきます。
ピックもちょっと隙間がなければ入らないので・・・時計修理に使うこじあけとか、なんかそういうのを「本体が傷付かないように」使っていくことになりますね。
僕はカッターですこしだけラインをなぞってあげて、そこからピックをねじ込みました。
※ちなみにピックをねじ込むまでに40分ぐらい格闘したという。。。
後日追記
開け方、コツがありました。
ピックをスマホに水平に入れるのではなく、画面側からカバー側に向かって垂直になるように差し込む・・・というのがポイントです。
2回目に開けるときはその方法でスルスルと開けられました。
パーツが画面側に乗っているという絶望
慎重に開封すると・・・こんな感じです。
なるほど、こりゃiPhoneと一緒だわ。・・・と余裕ぶっこいていたのですが、それが大間違いだったことにこの直後気づくのです。
なんとこれ・・・パーツ類が全部「画面側」に乗ってるんですね。。。
iPhoneの場合は背面側にパーツが乗っているので、壊れた画面だけを取り外してリプレイスパーツを取り付けたら完成なんですよ。
でもOnePlusは画面側に全てがある・・・つまり、このパーツを全部取り外して、新しい画面に付けてあげるという作業が発生するのです。。。
というわけで・・・レクチャー動画を参考にバスバス外していきました。。。
この作業風景を見るなり妻は「よくそれをやろうと思ったね、、、」と呆れていましたが・・・僕だってこんなことになるとは思ってなかったんだもの!!
もっと簡単に、iPhoneみたいにサクッと1時間ぐらいで終わると思ってたのよ、、、
※ちなみにボタンパーツの取り外し、再取り付けはレクチャーも見当たらず。。。古い方の画面をぶっ壊しながら自力でどうにかしました。(なので交換パーツは「with Button」となっているモデルがおすすめ)
・・・で、やっちゃいました。
途中、ピンセットを使って剥がしていたボリュームボタン。
勢いあまってケーブルをピンセットで切断してしまったのです。。。
ぐぬぬ、、、iPhoneだったらこんなことなかったのに!!
でももうここで中断するわけにもいかず、「音量ボタンが使えないスマホ」として復元することにしました。
※音の大小が効かなくなるだけでなく、強制再起動やスクショも取れなくなるんですけどね・・・仕方ない。
完成するも、、、
まぁ、なんだかんだで組みあがりました。
一応普通に起動もできたので、とりあえずはめでたしめでたし。
・・・と、言いたいところなのですが。
前述したとおり音量の大小ボタンは効かず。
さらにはなぜかバイブも機能しなかったり、フロントカメラは無いことになってたりと、、、完全なる復活は遂げられませんでした。
本当に難しかった・・・なんなのこれ。
ちなみにうまくいってないフロントカメラ(インカメラ)とバイブユニットはここのパーツみたいで・・・
ちょっとその辺の配線やら何やらを、ボリュームケーブルを取り換える際にはもう一度見直してみたいと思います。
・・・また開けなきゃならんのか、、、はふぅ。。。
おわりに
というわけで、OnePlus 5の画面交換をやってみたというお話でした。
こんなのってプラモデルみたいなもんで、ショートにさえ気を付ければ誰でも簡単にできると思ってたんですけどね~。
なんか思った以上に大変で、結局4時間ぐらいかかっちゃいましたよ、、、
もしやろうと思っている人がいたら、こうなることを覚悟の上で臨むよろし。
後日追記
その後、ボリュームケーブル(52円+送料402円)をAli Expressから取り寄せまして、無事「完全元通り」になりました。
※やっぱり届くまで25日かかった
初回は「マジか・・・」ってなった分解作業ですが、2回目はやっぱり慣れるもんで。
フロントカメラの不具合もケーブルが抜けてただけ、バイブユニットは端子と端子の間にセロテープが挟まってしまっていただけ・・・という、落ち着いて作業すれば防げるような感じでした。
なのでまぁ・・・次に割れたとしても大丈夫だなこれは!
2020/08/27