M2 MACHINES 1971 Nissan Skyline GT-R -カストム (AUTO日本シリーズ)のレビュー!
2020/02/06
だいぶ前に購入して、未開封で眠っていたM2マシーンズのハコスカを開封しました。
M2とはどんなもんかと買ってみた、僕にとって初めての、そして(現時点では)唯一のM2マシーンズキャストです。
というわけで・・・M2 Machinesのハコスカレビューいってみまーす!
M2 MACHINES 1971 Nissan Skyline GT-R -カストムのレビュー
今日紹介しますのは・・・USのミニカーブランド「M2 MACHINES」より、AUTO日本シリーズの1971 Nissan Skyline GT-R -カストムです。
いつだったかのトイザらスでふと手に取り・・・そのままカゴに入れてしまった一品。
だって・・・ホットウィールだったら買えないようなアイテムで、しかもクオリティが高いのにいつまでも余ってるんだもの・・・。
そんなの、買うよねえ。
M2 MACHINESはCASTLINE INCという会社が展開する、2010年頃に生まれた比較的新しいミニカーブランドです。
商品は基本的に6種1ケースのアソートで販売されています。
今回のアイテムはAUTO日本シリーズというJDMを意識したシリーズの第一弾で、なんと「世界限定9,888台」というアイテムでした。
ホットウィール等と同様で、一度買い逃したら二度と出会えない可能性があるミニカーと言えそうですね。
(希少なんだかどうなんだかはよくわからないけど)
ちなみにM2 MACHINESにもホットウィールやグリーンライトと同様に「CHASE CAR」が存在しています。
今回のシリーズではハコスカとブルーバードにCHASEが、そしてZにSUPER CHASEなるものが設定されていました。
参考までにハコスカのCHASEは上の画像のとおり。
実物を観たわけではないので何とも言えないところではあるんですが・・・タイヤの色が違うのと、ボディに「チェース」って書いてあるのが特徴です。
・・・なぜだろう・・・トレジャーハントよりも「欲しい!」という気持ちにさせられないのは。。。
※ゴシック体のカタカナのせいだろうか・・・w
CHASEは当然希少なアイテムになるのですが、そもそものアイテムが9,888台限定だったところに対して、CHASEが750台という設定なのを考えると・・・入手難度はそこまで高く無さそうな感じです。(スーパーだと250台とかそれぐらいになる模様)
箱の裏面にはミニカーの特徴が書かれていました。
- ダイキャストボディ
- セパレートヘッドライト
- リアルクロームバンパー
- セパレートフード
普段ホットウィールに慣れてしまっている僕からしたら、なんとも上級な仕様に思えます・・・!
(そのぶんM2の方が高額だけどね・・・)
底面には見慣れたASTM F963(玩具の世界標準安全規格的なやつ)表記がありました。
その下には日本向けの注意表記があり、「いつもの海外ミニカーのアレ」って感じですね。
レッツ開封
では早速開けていきたいと思います!
M2の外箱は紙製のもので、開封部に貼ってあるシールを剥がして開けていく事になります。
ちなみに物によっては紙箱ではなくグリーンマシーンやTSMのようなブリスターに入っているものもある模様。
箱から取り出してあげると、よくある3インチミニカーのディスプレイケースが姿を現しました。
ホットウィールだと100%ホットウィールがこんな感じでしたね。
あとは京商とか、ちょっとお値段が張る感じの高級感溢れるミニカーディスプレイです。
・・・それが1,000円前後で買えると思ったら安いのかな・・・?
※ホビージャパンのソアラとか3,000円もしたからね!
台座の上部はガレージの床みたいな感じで、なかなかカッコいいです。
でもって台座の裏側からネジで本体を留めてあるのもいつも通り。
台座の上にあった保護ケースを外した状態。
うん・・・これはカッコいいぞ・・・!
ただ、なんか正面から見ると斜めに取り付けられていましたねえ・・・。
なんか理由があるのか、それともミスっただけなのかw
台座のネジを外したところです。
この手のアイテムってネジ穴が目立たないようにカシメと共通位置にネジ穴を持ってきたりするんですが・・・M2は見事にネジ専用の穴がミニカーの底面に空いていました。
そんなことよりも問題は・・・タイヤに台座のシルバーカラーが付いちゃってること!!!
なにこれ・・・僕がしばらく開封しないで置いてたからこんなになっちゃったんか!?
ゴムと塗料が化学反応おこして??やーだー。
1971 Nissan Skyline GT-R – カストムについて
といったわけで・・・取り出したのがこの子です。
うん・・・多くは語るまい。ハコスカじゃあ~っ!
1971年の日産スカイラインGT-Rということで、KPGC10型というヤツですね。
もしかしたら1971はUSのモデルイヤーであって、日本の1970年式モデルだったかもしれません。
M2 MACHINESでもカラーバリエーションという概念はあるようで、公式ページを見てもAUTO日本シリーズにおけるハコスカがいくつかのバリエーションを持っていますし、どうやらイベントやショップExclusiveというものも存在している模様。
これも全部集めようと思ったら相当な沼に足を入れることになりそうですね・・・。
では各部見ていきますよ~。
フロント・リア
はい!こちらがM2ハコスカのご尊顔でございます。
おおお・・・本当に普段ホットウィールばかり見てると、このサイズでこのクオリティというのがものすごく新鮮ですっ!!!
なんだろうこれ、TLVとかに匹敵するんじゃないでしょうか・・・?
え?クオリティ高くない??
アップで見ても耐えうるというか・・・下手すりゃ1/24スケールぐらいに見えなくもない出来をしていますよ・・・。
これでトイザらス価格900円ぐらいじゃなかったっけ・・・?
グリルがハニカムになってないので、やっぱり1970年式のハコスカでしょうか。
・・・あれ、それってGT-Xだけだっけ・・・?(詳しいことはわからん)
背面は・・・ちょっと残念な部分がいくつかありましたね。
まずは自慢のクロームメッキバンパーが思いっきり斜めに取り付けられていたこと。
ナンバープレートも同様です。
あとはテールランプの塗装が思いっきりハミ出ていたことw
ただまぁ、これらが別パーツっていうだけでかなりの驚きなんですけどね~。
ヤバいぞM2 MACHINES・・・これはハマるかも。
サイド
ボディサイドのフォルムは・・・なんとなく「ちょっと違う」って感じがありますかね~?
前傾姿勢でカッコ良くもあるんですけど、なんだろう。タイヤハウス形状かなぁ??
でもウィンドウモール?もしっかり塗り分けられているし、三角窓も再現されてるし・・・まさに「ディーテールズ」って感じ。
何より感動したのはこのサイドミラーですね~。
形状や角度はさておき・・・3インチミニカーでこれをちゃんと作ってくれるのってなかなかないので嬉しいです。
・・・これもダイキャスト製なのかなぁ・・・?
タイヤはテッチン×スリックで、なんともレースカー風でした。
いや、サラッと流そうとしてるけど、これもなかなかクオリティ高いな!!
個人的にはホットウィールみたいにヌルヌル走るタイヤでない限り、ミニカーはホイールの精度を高めて欲しいと思ってるんです。
トミカとかってあんまり早く走れないのにアレでしょ・・・?
その点このM2のホイールはなかなか良くないですか???
フロントフェンダー脇にはJNC印鑑も印刷されていました。
これ、この頃(2017年ごろ)の日本旧車マーケットにおいては欠かせないロゴだったんですかね~?
ホットウィールでもよく見かけたんですが・・・なんか最近は全然見なくなっちゃったなぁ。。
トップ・ベース
ボディトップにはハコスカのワークス仕様グラフィックを思わせるデザインが施されていました。
ナンバーこそ入っていませんが、よくよく見てみたらサイドグラフィックもそうでしたね。
こういう黄色いカラーのヤツってあったのかなぁ・・・?
その割にはフェンダーがノーマルだったり、フロントマスクもストックだったり・・・もしかしたらマニアにとっては整合性の取れないアイテムなんですかね~?
こういうのってそのブランドの人気を左右しそうなのでかなり気になりますw
底面もしっかりと造りこまれていていい感じ。
ちなみに2017年の著作年と中国製であること、あとはちゃんとライセンスを取って作っている旨などが書かれていました。
エンジンフード、オープン!
そして・・・箱にも記載があったとおりエンジンフードのオープンギミックがついていましたよ~!
ただこれ・・・えっ、ハコスカのエンジンフードってこんな感じで開くんだっけ??w
こんなガッツリとフロントマスクを隠しちゃうんだっけ・・・?
なんかZとかはもうちょっと上手にギミックを付けられていたのに・・・なぜこの子はこうなってしまったのか。。。
内部エンジンはこんな感じでした。
ほほー・・・これが噂のS20型エンジンか・・・!
分解してみたよ!
M2 MACHINESは底面がカシメではなく「ネジどめ」になっているので、簡単に分解することができます。
どうですかお客さん!!このパーツ点数。
ざっと見てもボディ、ウィンドウ、シャーシ、タイヤ、インテリアの他にエンジンフード、エンジンパーツに分けられているのがわかりますよね?
これ、さらにはシャーシも3つぐらいのパーツで構成されているんですよ。
でもってヘッドライトやらバンパー類やらはダイキャストボディに樹脂パーツがくっ付けられている状態っていう。
・・・これはなかなか細かく作られているやで~!
ほんと、価格のことばっかり言うのもあれだけど、これで900円ぐらいってすごくないですかね・・・?
他ミニカーと比較
手持ちのホットウィールと並べてみました。
ホットウィールは明確なスケールというのがなく、「3インチぐらい」というのを基準に作られているミニカーです。
なので日本旧車がアメリカンマッスルと同じぐらいのサイズで作られていたりするんですね。
まぁそれは面白くもあり、リアリティに欠ける部分でもあり・・・という感じなんですがw
※その感覚に慣れちゃうと、外国人が日本旧車に乗っている姿を見た時の車のあまりの小ささに驚く、っていうw
一方M2 MACHINESはケースに1:64 SCALEと書かれているので、1/64の縮尺なんでしょう。
・・・ほんとうか!?
一応ホットウィールよりは少し小さめに作られていますが、全長は71mm程度だったので・・・64倍すると4,554mm。
実際のスカイラインKPGC10型よりは20センチ強大きいことになりますね。
なので・・・だいたい1/60スケールってところが正しい縮尺と言えそうです。
・・・パーフェクトグレードガンダムと並べて違和感ないサイズですね。
ホットウィールよりちょっとだけ小さいということでグリーンライトと並べるとこんな感じ。
こっちの方がやっぱり違和感なく馴染みました。
おわりに
というわけで・・・僕にとって初モノとなるM2 MACHINESの紹介でした。
いやー、実際に手に取ってみたらなかなか良かったので、これはアメ車のモデルも欲しくなってきたぞ・・・!
なんだったら今度からトイザらスに行ったらチェース探しでもしようかしら。。。
冒頭でも書いたとおり、人気の日本旧車モデルでありながら未だに店舗に余っているというのもかなり魅力なんですよねえ。
ブルーバードとか700円ぐらいに値下げされてたし・・・。
これは要チェックやでえ・・・!
2020/02/06