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Sikuをバラしたら見えてきた高額ミニカーである理由。バラしついでにローライダー化。

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ドイツのミニカーブランド「Siku(ジク)」。
主に赤ちゃん向け玩具を売っている「ボーネルンド」というお店でよく見かける3インチミニカーです。

3インチミニカーと言えば僕はホットウィールが、世間一般にはトミカが、そして最近スーパーをにぎわしているマジョレットなどなどがありますが、Sikuはそのどれに比べても高額です。

もう本当に、高い。
車種によって価格帯が分かれているのですが、一番安くてもトミカの定価と同じ450円です。
ライセンス系の車を選ぼうものなら普通に700円近くします。

そのため、普段ホットウィールの199円(トイザらス価格)に慣れている人からしたら敬遠してしまいがちなミニカーと言えるのかもしれません。

・・・が!
今回修理をしたいと思ってバラしてみたところ、「こりゃ高いわけだ・・・っていうか、これでこの価格なら安いじゃないか」と思えたので、そのあたりをみていきたいと思います。

また、ついでにローライダー化したので、そのレビューも兼ねています。

Sikuが高い理由はバラしたらわかった

今回Sikuをバラすことになった経緯はこれ。

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息子がまだ幼かった頃に思いっきり踏んで(いや、妻が踏んだんだったかな・・・)ウィンドウが割れてしまったんです。

簡易的に瞬間接着剤でくっつけていたんですが、あまりに見栄えが悪かったため、ここはいっちょバラして磨いて綺麗にしてやろうかなと。

結論から言うと、いったんバラしてエポキシ接着剤なるもので付け直して、一生懸命磨いているうちにまたポキッと折れてしまい・・・僕の心もポッキリいってしまったのでウィンドウは綺麗になりませんでした。

パーツ構成がヤバい

分解するには他のミニカーと同様で、シャーシ部分にある「かしめ」をドリルで削ってあげればOKです。
ホットウィールが3mmぐらいの太さですが、Sikuはもうちょっと直径が小さかったです。(僕が持っているヤツがたまたまそうだったのかもしれませんが)

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バラした結果がこちら。
パッと見で、ボディ、シャーシ、ウィンドウ、インテリア、タイヤという5点構成かと思えます。

5点構成ならホットウィールと一緒なので、そこまで驚きません。

でも、よくよく見てみるとボディパーツにはフードがついていたり、インテリアパーツは2パーツで構成されていたり、さらにはヘッドライトも別パーツで構成されているなど、もっと細かいパーツ点数であることがわかります。

・・・この時点ですごいですね。

さらに言うとインテリアパーツにタイヤポケット部分のカバーのようなものがあったり、ベースやウィンドウにも塗り分けがされていたり、ヘッドライト周りやウィンカーランプの塗り分け、グリルのタンポなどなど・・・他のミニカーにはないような手の込み方が見えるわけです。

この車種はVolkswagenのKarmann ghiaなんですが、ホイールにはちゃんと「VW」が入っている点も芸が細かいですね。
つまり、価格が高くなるだけの理由がちゃんとある3インチミニカーだったというわけです。

ローライダー化

Sikuは実車の設計書に忠実に作られているミニカーとして有名ですが、僕はどうしても納得がいかなかった部分が一つだけありました。
それは車高があまりにも高すぎたことです。

特にホットウィールのローライダー化されたKarmann Ghiaと比べちゃうと、不安になるぐらい車高が高かったです。

そこで、せっかくバラしたことだし、ローライダーカスタムをしてみようかと思いました。

やり方は超簡単。

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このモデルはインテリアパーツがタイヤを固定していたのですが、その固定する2本の柱の間の部分を削ってあげればいいだけです。

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角度が違うのでなんとも言えませんが、バンパーから地面までの距離を見てもらえると一目瞭然。
なんだかバランスいい感じになってますね。(左がカスタム前)

・・・いつの間にかVWのエンブレムも落ちちゃってるなぁ・・・w

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お尻も同様ですね。
角度は違うけれど、グッと沈み込んでいるのがわかるかと思います。

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ホットウィールのカルマンギアはもっと地面スレスレまでシャコタンにされているんですが、Sikuぐらい大人しい車ならこれぐらいの車高の下げがちょうどいいのかな・・・なんて思います。

おわりに

というわけで、Sikuのバラしとローライダー化についてでした。

Sikuが敬遠されがちな理由は価格以外にももう一つあって、それは「3インチ言うてもちょっとデカい」ってとこだったりします。
やっぱりトミカやホットウィール基準の人からすると、やや大きなミニカーってちょっと違和感があったりしますよね。
逆にやや小さいヤツも・・・一緒にディスプレイしていいものかどうかw

それにしても本当にクオリティが高いので、逆にSiku派の人からしたらホットウィールやトミカだと陳腐に見えちゃいそうですね。
・・・本国ドイツではどうなんだろう。価格も含めて気になるところです。

 

   

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