NOREV 1/64スケール Mercedes-Benz 300SLのレビュー！フランスの老舗ミニカーブランドの3インチアイテム！！

今年のはじめに、妻の実家近くにあるトイザらスが閉店しました。
子供がいない地域というわけでもなかったのですが・・・いろいろと厳しいところがあったんでしょう。

閉店セールが行われていたこともあって、普段購入しないブランドのミニカーに手を出してしまった僕。
そのうちの1つにあったのが、フランスの老舗ブランド「NOREV」のMercedes-Benz 300SLです。

前々から子供洋品店なんかでは見かけることもあり気になっていたNOREV。

いったいどんなブランドなのか！？
そしてゲットしたメルセデスは最高だったのか！？

レビューしたいと思います。

ノレヴの3インチ（1/64）はこんなんだ！

はい、というわけで・・・僕が今回ゲットしてきたアイテムはこちら。
NOREVのMercedes-Benz 300SL、1/64スケールモデルです。

トイザらスでもいろいろな3インチミニカーが売られていますが、中でも高額な部類に入る「1,000円超」のアイテム。

フランス本国での価格が気になったので、Amazon.frで調べてみたところ・・・だいたい€4～5ぐらいって感じでした。
1ユーロが記事執筆時点では120円ぐらいらしいので、現地だと480～600円ぐらいで買えるアイテムっぽいですね。

そう思うと日本のトミカ的な立ち位置なのかな？

日本では国際貿易さんが輸入しており、その輸送コストやらなにやらで1,000円オーバーになってしまうものと思われます。

NOREVについて

箱の上には可愛らしいマークが描かれていました。
これがNOREVのロゴなのかな？

NOREVは1946年にフランスで誕生したブランドです。
1/18や1/43といったスケールのダイキャストカーをメインに展開されていますが、一部1/64スケール（3インチ）ミニカーも手掛けています。

フランスのブランドなのでルノーやシトロエン、プジョーといった自動車メーカーのミニカーが得意であることに違いはないのですが、今回のアイテムのようにドイツ車を手掛けたり、普通にシボレーカマロがあったりするので、フランス発の一般的なミニカーメーカーという感覚で見れば良いのかもしれません。

ちなみに他スケールでは日本車のラインナップもあったそうなので、今後それが3インチに出てきてもおかしくないですよね。
そうなったら日本でも人気が爆発するかもしれんでぇ～！！

おそらく販売形式はトミカのように1車種が何台も入荷するスタイルかと思われます。
その方式だと争奪戦にならないので平和でいいですよねｗ

Mercedes-Benz 300SLの紹介

ではさっそくミニカーの方もみていきたいと思います。

トイザらスには数種類のNOREV車がありましたが、僕がチョイスしたのはこのメルセデス・ベンツ 300SLでした。

これねえ・・・ホットウィールで最近めっちゃくちゃカッコいいのが出まして。

RLC Exclusive ’55 MERCEDES-BENZ 300 SLの情報がHWCで公開されました！

僕としてもかなーり気になっていたのですが・・・高額で手が出ず。
そんな折に出会えてしまったアイテムということもあって、ありがたくゲットさせて頂いた次第です。

メルセデスのSLクラス（高級スポーツクーペ）の初代モデルですね。

ガルウィングが聖闘士星矢の教皇のヘルメットみたいでカッコいいんだこれが・・・。

NOREVのミニカーでもしっかりギミックが再現されていました。

ミニカーとしての仕上がりは、3インチものとしては標準的といった感じです。
ヘッドライトはクリアパーツ、その他燈火類は塗り分けがあり、エンブレムの印刷なんかもしっかりと施されています。

ミニカーのフォルムとしてはどうでしょうか？
個人的には悪くないと思ってます。むしろいい。

車高はもうちょっと低めが良かったかな～・・・など細かい部分で気になる部分がないわけではないですが！

ホイールもここまでこだわってあり、こういう部分を見れば日本において1,000円を出す価値があるのかも？？という気も・・・。

（といっても1,000円のうちの半分は送料と輸入会社の利益なので、なんとも言えない部分ですがｗ）

インテリアも簡易的ではありますが作りられています。
ハンドルの造形は良い感じかも。

・・・にしてもガルウィングの開き具合はちょっと残念かなぁ。
もっとグッと上まで開いて欲しかった。。。（これ以上やると壊れそうｗ）

個人的にちょっと残念だったのは重量ですね～。
メタルボディ＋プラシャーシというせいかもしれませんが、ホットウィールやトミカなどに比べて軽く感じてしまって・・・ちょっと安っぽい印象を受けてしまいました。

ダイキャストの厚みが薄いのか、それとも含有量的な違いなのか・・・？

といってもまぁ、そこまで大差があるわけではないんですけどね。
なんとなく「1,000円出してこれかぁ・・・！」という感が否めなかったかなと。

あれかな、ボディもちょっと小さめだから仕方ないのかな・・・？
（左がトミカの510、右がホットウィールの’57 T-Birdです。）

底面もごくごくシンプルに作られていました。
といってもフロントからお尻まで伸びるエキゾーストとか芸が細かくていいですねえ～。

表記によると中国製とのことです。

おわりに

というわけで、NOREVのMercedes-Benz 300SLでした。

なんだか後半は酷な書き方をしてしまったかもしれませんが、総合的に良かったです。NOREV。
久しぶりに（自分にとっては）新しいミニカーブランドに触れることができてワクワクさせられました。

ただねえ～・・・やっぱり1,000円っていうのは普段ホットウィールやトミカ、マジョレットなどに触れている3インチコレクターからしたらちょっと高額かな！！って気がしちゃうんですよね～。

今後もGLやJLみたいにトイザらスの一角を担うアイテムになってくれることに期待したいです。