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器用貧乏はアフィリエイターになってはいけないとルフィが教えてくれた

みんなワンピースを読んで一番グッときたシーンはどこですか?

僕はアーロンパーク編でルフィが
「おれは剣術を使えねェんだコノヤロー!!!」
と怒ったところです。

「ワンピース」より

ルフィはその次のシーンで「何もできねェから助けてもらうんだ!!!」とも言っていました。

僕は組織のリーダーにはこういう考え方が必要なんだろうと思っています。

さてさて・・・表題の件「なぜ器用貧乏がアフィリエイターになってはいけないのか?」について、このルフィの言動から学ぶことができるぞ、というのが今日のお話です。

器用貧乏はなぜアフィリエイターになってはいけないのか

器用貧乏・・・それは「なんでもたいていこなせてしまうが故、ある特定の深い技術が身につかない人」のこと。

専門性に乏しくなってしまう為、能力面において貧乏である・・・ということを意味しているそうです。
まぁ結果的にお金になる仕事にありつけず、本当の貧乏になってしまうというのもあるでしょう。

・・・僕がそれだ!!

僕は器用貧乏になるよう育てられたと思う

僕は子供の頃に「何でも出来るように」と育てられました。
いわゆる「通知表はオール5」というのを目指させられたのです。

学業だけではなく、絵のコンクールも入賞、字も綺麗に書けて、ピアノも弾けて・・・さらには鉄棒で逆上がりもできる・・・みたいな。

確かに子供の頃は無限の可能性を秘めているし、周りのライバルたちも弱小ですから、「ちょっと頑張ったら全部できた」という人も少なくないでしょう。

それでも普通は大人になるにつれて、自分の苦手科目なんかもわかるようになり、徐々に「これはできるけど、これはできない」みたいなのに気づいていくんだと思います。 
そうして何かしらの専門性に特化していくわけです。

早ければ高校入学時には文系・理系の選択をさせられますし、大学入学時には専攻科目を絞られるなど・・・まわりもどんどん「君はこれの専門家になるんだよ」という道を示してくれるんですよね。

でも器用貧乏マンの場合は違うのです。

大人になっても自分の可能性を信じてやまないというか。
過去の成功体験より、「自分ならちょっと頑張ればなんでもできるはず」と・・・あれもこれも手を出してしまいがち。

たとえば会社の仕事もそこそこに、料理に腕をふるってみたり、社会人バンドでライブをしてみたり、DIYに目覚めたり。 あ、全部僕だ。
しかもそれがある程度のところまでなら、本当に大した努力をせずとも出来てしまうんですね。

・・・実はこれがマズい事なんですよ。

アフィリエイターの仕事とは

アフィリエイターの仕事って何でしょうか?

文章を書く事?
それはライターの仕事のような気がします。

ブログに載せる写真を綺麗に撮ったり編集したりするのはフォトグラファーとかグラフィックデザイナーの仕事だし。
広告主と特単交渉することは営業の仕事だし、SNSで露出するのは広報担当者の仕事。
サーバーメンテやドメイン取得はIT事業部の仕事だし、CSS整えるのはウェブデザイナーの仕事です。

こうやって考えていくと、「あれ?アフィリエイターの仕事ってなんだろう?」って思いませんか?

ライターがただただ記事を量産したって売れる仕組みは作れません。
サーバーメンテだけをしっかりしてたって、商品は売れないでしょう。

こういう各部署の仕事を統括する「マネージャー」も、アフィリエイターの仕事の一つなのかもしれないけれど、やっぱりそれだけでは成り立たないと思うのです。

では本当にアフィリエイターがやらなければならないことは何か?というと・・・
「商品と顧客を紐づける」ということを考えて形にしていく・・・ということではないでしょうか。

これこそがアフィリエイターの仕事だと思うのです。

できるからやっちゃう、できなければやらない

器用貧乏さんがアフィリエイターになると何が起きるか?

僕がまさにそうなってしまったので、実例として挙げておきますね。

器用貧乏マンがアフィリエイターになると・・・「全部を自分でやろうとする」のです。

つまり、まず自分でブログの設置方法を学びます。
使えそうなサーバー、費用対効果の高そうなサーバーを探し、ドメインを取得してネームサーバーを登録して・・・。

記事に使う写真を撮影して、数百もの記事を書き上げて、SNSや広告を使って拡散して。
見栄えがよくなるようにCSSを勉強して、慣れないウェブデザインをして。。。

・・・だって、出来ちゃうんだもん。
ちょっとやったら器用にできちゃうの。

それでどうなるかというと・・・結局はリソースが足りなくなるわけです。
※あれもこれも手を出してうまくいくのは、レオナルド・ダ・ヴィンチとか手塚治虫みたいな天才だけよ!

ルフィは自分の仕事を全うしていた

もしもルフィが剣を振るって、包丁を握って、海図を書いて、ウソをついて、病気の勉強をして・・・という事をやっていたらどうでしょうか?
きっと、海賊王になる為の道なんて切り開かれる前に物語が終わっちゃいますよね!

だからルフィは自分ができること(=海賊王になるという指針を掲げること)以外は他のクルーに任せていたというわけなのです。 
それがゴールへ向かう唯一の道であるということを直感的にわかっているのでしょう。なんかすごいヤツだから。

逆に麦わらの一味も「ルフィというカード」はいざという時にとっておいて、それ以外の場面では適材適所”より出来るヤツ”を配置していますよね。
たとえば敵に剣豪が出来てたらそこにゾロを置いて先を急ぐじゃないですか。

アフィリエイトも同じこと。

ライティングにはライティングが得意なヤツに、宣伝なら宣伝が得意なヤツにやらせればいいんです。

サーバーについての知識がなければ、ワードプレスが最初から使える有料レンタルサーバーを使えばいいだけだし、デザインについてわからなければテンプレートテーマを購入すればいいだけ。 (もしくはランサーズとかで作って貰えばいいだけ!)

器用貧乏なあなたがそれら全てをやったって、自己満足に過ぎません。
(自分の時間を犠牲にしたおかげで、ちょっとだけお金が浮く・・・って程度のメリットならあるけど)

だったら得意な人が才能を十二分に発揮して作り上げていくよう、あなたがそれを先導するというのが正解なんでしょう。

おわりに

そういうわけで、ルフィの言う通り・・・アフィリエイターたるものは「おれは○○ができねぇんだこのやろー!」って言えるぐらいの人じゃないとダメなんじゃない?というお話でした。

少なくともあれもこれもに手を出して時間がないヤツよりは、「売れるしくみ」とか「誰が何を悩んでいるのか」などを誰よりも考えて、それを誰かに形にしてもらったヤツの方が稼げそうな気がします。

ただまぁ、わからんけどね。
器用貧乏マンだって、ゼネラリストになる素質っていうのは持っているわけですよ。

そうなると、点(悩んでいる人)と点(サービス提供者)を結ぶには、もしかしたら器用貧乏な人の方がチャンスがあるのかもしれない。

ちなみにワンピース10巻が発売されたのは1999年なので、僕がちょうど20歳のころ。

その頃これを読んで僕はどう思ったのか、当時の自分にインタビューしたいですね。
そして今ではこんなめんどくせーことをブログに書いてるよって教えてあげたいです。

ちなみに、ワンピースとアフィリはこんな記事も書いてます。

アフィリエイトにはトラフィックが重要な理由をワンピースのナミから知る

   
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