THE YELLOW MONKEY、椎名林檎が好きなら聴いておきたい歌謡ロック3アーティスト
2020/05/04
母が思いっきりGS(グループサウンズ)世代だったので、
ジュリーの系譜から当時の歌謡曲の雰囲気が僕のソウルには染みついていたんじゃないかと思います。
昭和歌謡ロックというのを一時期良く聴いていました。
懐かしい感じが漂うのに新しい、あれです。
そんな僕のオススメ3アーティストを紹介します。
歌謡ロックが好きなら聴いて欲しいアーティスト3組
ご本人たちが認めるか否か、世間的な評価がどうかはさておき、
僕の中で昭和歌謡ロックの御大は「THE YELLOW MONKEY」だと思っています。
グラムロックと昭和歌謡の融合。
むしろ昭和歌謡をしっかりとロックに昇華させ、そこに華やかさと独自性が組み合わさった楽曲といった感じ。
歌謡曲は演歌の流れを汲んでいて、日本人にとってはとても耳障りのいいメロディが特徴的で、
昭和歌謡ロックと言われるジャンルもそういった特徴が挙げられるのかなと思います。
そういった観点から僕が判断した3アーティストを紹介します。
ジムノペディ
2000年代初頭ぐらいに活動されていたバンドです。
僕の中で昭和歌謡といえばジムノペディがパッと出てきます。
もともと友人の知人の知人、みたいな繋がりで知れたので、
メンバーの小林さんとお話しさせていただく機会もあったんですが、
やっぱりTHE YELLOW MONKEYからも影響を受けているとの事で、
歌謡曲っぽさのルーツはそこにあるのかもしれないです。
初めて聴くなら「8つの小品」に収録されている「片道キャンドル」がオススメ。
※これ、シングル曲だと思ってたけど違ったみたい・・
個人的に大好きなのは1stアルバムの「雨、所により花吹雪」に収録されている「トレモロ」。
ジムノペディは08年に解散し、その後に中心メンバーだった小林さんとNaomiさんがpeziteを結成、解散。
現在はEtude Lavieとして活動されているそうです。
シュガーママ
ジムノペが良かったら、シュガーママもオススメ。
当時何度か対バンで見て知りました。
オススメは「左右の扉」に収録の「サーカスの夜」。
ライブで観た時にはこの曲のギターソロの力強さがすごくカッコ良かったです。(CD音源だと綺麗にまとめられちゃってる感じ)
ただ歌詞が「落ちる系」の歌詞なので、受験シーズンとか飛行機に乗る前とかには聴かない方がいいですねw
奥村愛子
同じ時代のアーティストで奥村愛子さんもなかなか歌謡ロックでした。
2ndミニアルバム「蝶」の表題曲はもうまさに昭和。
しかも作詞が松井五郎さんという豪華さ。
個人的に好きなのは同アルバムの「サンクスフォー」。
めちゃくちゃほっこりする。
てか調べたら僕と同い年だった。そりゃ歌謡が好きなわけだ!
おわりに
いかがでしたか。
昭和歌謡というくくりにすると怒られるようなスカ感、ビッグバンド感があったかもしれません。
でもTHE YELLOW MONKEYだけでなく、椎名林檎ちゃんとかEGO-WRAPPINとかに通ずるカッコよさがあったかと思います。
アーティストって突き詰めていくうちに洋楽に近づこうとしがちな気がしますが、
日本で自分たちが育っていく過程で聴いてきた歌謡曲や演歌の流れを大切にするってのも必要なんじゃないかとも思わせられます。
2020/05/04