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SNSでの石丸伸二叩きにややモヤる

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今週頭に行われた東京都知事選、なんだか東京のことなのに日本中が白熱していた気がしますね。
僕なんか千葉県民なのに自分事かのように気になっちゃってましたもの。

結果は小池ゆり子現知事の続投ということになったんですが、広島から出て来た石丸伸二さんがかなりの得票数を集めて話題になりました。
(対立候補として有力だった蓮舫さんにあまり票が集まらなかったことも話題になったし、家から一歩も出ずに選挙活動したと噂の暇空茜さんも10万票も集めたとかで・・・なかなか後世に名を遺す選挙だったんじゃないかと思います。)

ただねー・・・選挙が終わって「ゆり子続投ばんざーい」って声が溢れるならまだわかるんですけど、終わってからもグチグチグチグチ「石丸叩き」のクソポストがXのタイムラインに流れてきてて、やや辟易としてます。

僕は決して「石丸擁護」「石丸信者」ってわけじゃないんですが、アンチと信者の2極化がすごく目につくんですよね・・・。

特に最近目につく「安芸高田時代の居眠り議員が死亡」を石丸叩きの材料にしているのはちょっと違うんじゃないかと思ってます。

今日はそんな感じのお話。

居眠り注意はアカンのか?

事の顛末は、石丸さんが安芸高田市の市長をやっていた時に、議会で居眠りこいてしまった議員さんがいて。
それをSNSや議会でこき下ろしたんですよね。※有名な「恥を知れ!」のアレ。

そしたらその議員さん、「睡眠時無呼吸障害があった」とか「軽い脳梗塞」とかいう情報がありまして。
ただ居眠りをしていたわけではなく病気だったんですよ、と。

その診断書を市に提出したんだけど、そこに個人情報が載っていたからという理由で石丸さんは(確認せずに)シュレッダーにかけた、と。

で、その後にその議員さんが亡くなったってことで・・・「石丸は悪魔だ!」みたいになってるわけですよ。

・・・いやいやいやw

そもそもなんですけども。
自分が議会の場で答弁している時に、いびきが聴こえてきたら「え・・・ちょっと」ってなるのは当然じゃないですかね??
それとも市長クラスだったら「あの議員は普段病気で眠れてないのかもな。じゃあ答弁中にいびきかいて寝てても許すかな」ってところまで考えてあげる器が必要ってことなんでしょうか。

もし「病気なんだったら居眠りしてても仕方ないよね」という風潮なのであれば、僕が仕事中に居眠りしてしまうのも許されますかね?
それとも病院で診断名が付かないものは病気としては認められない?(未知の病気だったとしても?)

もちろん石丸さんも、ちょっと思い込みが激しかったり、話し方が鼻につくってところはあると思います。全然完璧な人間なんかじゃない。
診断書の確認もしないでシュレッダーにかけた、みたいなのも僕だったらやらないと思うw(というか普通はやらないわな)

でも、その議員さんが、「いびきの件やシュレッダーの件がショックで自殺した」とかでなければ、石丸さんとの因果関係はないんじゃないっすかね?

なんとなく「石丸叩きをしたい」っていうアンチの前提があって、そこに「いい材料」として存在した議員さんの死を利用してるだけでは。

SNSに晒すのが悪手?

この件については「居眠りした議員を注意すれば良いだけで、SNSに晒す必要はなかった」なんて意見もありましたけど、セイセイセイですよ。

あのね、リアルに考えてほしいんですけども。
40代そこそこのヤツが60代、70代の年配議員たちに向かって「居眠りあかんで」って直接言うのって相当難しいと思うんですよね。

僕なんか自分が勤めていた、平均年齢30歳ぐらいの会社でさえなかなか言えなかったもの。
・・・言ったけど。(言って辞めたけどw)

居眠り議員さんを擁護されてる方が「昔から議会で居眠りしてるヤツなんていたわ」って言ってたのを見るに、そこを悪とはとらえてないわけでしょ。
そういう人たちで固まった議会に一石投じるためにSNSの、若い力を借りるというのが悪手だったとも言えないんじゃないでしょうか・・・。

SNSでの喧嘩はフォロワー数で戦う戦争みたいだよな!

僕としてはSNS等々で「声の大きい方が勝つ」っていう構図はあんまり好きじゃないんですけども。
でもそれが市政という意味であれば、SNSを使って広く市民に問う行為というのもあって然るべきなんじゃないかなぁとも。

結果的に、市政(ではないかもしれないけど)に興味を持つ若者が増えることにもつながったでしょ?

今回の都知事選も、やっぱり高年齢層になるにつれて「小池推し」が多かったようで。
若い世代は石丸さんに賭けてみたくなった人が割と多かったようなんですよね。

その結果にさえ「若いヤツはああいうのに騙されて残念」みたいなこと言ってるヤツもいましたけども。
それはただの老害でしかないからw

老害って言葉はすごく嫌いだけれど、信念をもって投票した人を否定するようなことを言うのってまさしく「害」でしょ、、、

おわりに

・・・と、最近のツイを眺めてるとこういう気持ちにさせられてしまったよ、というお話でした。

ちなみに安芸高田市議会は石丸さんが抜けたあと、緊張感がなくなって居眠り多発なんて情報も出てます。
(自分で確認したわけじゃないから信憑性についてはわかりませんが、、、)

まぁ、なんだ。
アンチも信者もとりあえず「相手を否定する」だけじゃなくて、広く情報を集めてフラットに眺めてみるっていうのが必要なんじゃないですかね。

どうにか相手を貶める材料を集めてネチネチ攻撃してるだけだと全然建設的じゃないっていうか・・・相手を納得させることなんてできないと思うんですが。。。

石丸さんに関しては、個人的には元大阪府知事の橋下さんが言ってたように「手腕がお見事」って印象を受けたかなー。
アンチが増えているということはがっつり支持者のハートを掴んでることにもつながるわけで。(ホリエモン的な)

こりゃ次は国政狙って行けるんじゃないですかね〜!

追記

それにしてもSNSでは本当に否定的な意見ばっかりが流れてくるので、「世の中の全員が石丸さんのこと嫌いなんちゃうか」と思ってしまう中高生も多いんじゃないかと思いますがw

でも選挙結果を見れば票がたくさん集まっているのも確かなわけで。
これ・・・石丸さんに入れた人はほとんどXやってないってことになるのかなぁ?
(それとも幸せな人は「幸せです」って言わない、みたいな論理に近いのかしら)

暇空さん推しの人は暇空さんがガチで当選すると思ってたみたいだし、SNSってのはやっぱり「井戸の中だけが世界」というような感じで視野が狭くなってしまいがちなのかもしれませんねぃ。

糸井重里さんが言ってたとおり・・・

こういうことなのかもしれませんなー。

   

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