URGH POLICEとKILLER MAYのアルバムにTHE YELLOW MONKEY的な要素がないか探ってみた
2020/05/04
THE YELLOW MONKEYファンなら知らない人はいない3つのバンド、
ムルバス、キラーメイ、アーグポリス。
僕は残念ながらどれも現役時代に聴いたことはないんです。
解散時期が小学校低学年でしたからね・・・当時聴いていた曲なんて「摩訶不思議アドベンチャー」ぐらいでした。
高校生の頃にイエモンと出会い、その後復刻されたアーグポリスのアルバムと、キラーメイのベストアルバムを購入したクチです。
今回のTHE YELLOW MONKEY再結成に伴い、もう一度聴いてみようと思いました。
そして、どこかにイエモンへのルーツがあるんじゃないか、を探してみることに。
アーグポリスとキラーメイにイエモン的要素を探る
結論から言うと、イエモンへのルーツは見つけられませんでした!!
ただ、一曲だけ、これは!というものがあったので紹介。
URGH POLICEの「GETTING THE FAME」。
この曲の歌いだし一生節分って、ロビンが歌ってないですか?これ。
なんとなく特徴的な声のような気もするし、
違うと言われたら違うような気もするけれどw
クレジットも作詞か作曲かわからないけれど、LOVINと書いてあるし、
どことなく真珠色の革命時代に通ずる曲調だったりするし。
聴いてみてくださいってAmazonのリンク貼ろうかと思ったけど、取り扱いがありませんでした。残念。
※キラーメイはありました。
キラーメイもなんとかエマっぽさを探りたかったんだけど、うーん。
ちょっとSLEEPLESS IMAGINATIONに通ずるようなものがあった・・かな?ってぐらいでした。
※2016.8.12追記
コメントで「ロビンはコーラスのみで、VoのEROさんが全編歌っている」とご指摘頂きました!超残念!
おわりに
何がすごいって、3つのバンドともゴリゴリのメタルなんですよね。
きっと当時の流行だったんだとは思うけれど。
それがBunched Birthを聴いても全然「THE YELLOW MONKEY」に仕上がっているというのはどういうカラクリなんだろう?と疑問です。
THE YELLOW MONKEYは再結成して、新曲もリリースされました。
吉井和哉名義ではしっかり吉井和哉さんだったのに、THE YELLOW MONKEYになると楽曲もTHE YELLOW MONKEYなんだなぁと思ったり。
※でもロビンの一番新しいアルバムの曲は結構イエモン要素もあったかな。
というわけで、「っぽさ」も発見できなかったし、イエモンは再結成だし、
アーグとキラーメイはまたしばらく押し入れで眠っていてもらおうと思いました。
2020/05/04
Comment
urgh policeではロビンはコーラスのみです。「Getting the fame」はすべてVOのEROが歌っています。このアルバムとこれ以前の「CRAZY ROCK’N ROLLER」のデモテープともにメタルの要素はなく、LAメタルを基調としたパーティーロックンロールです。当初はLAメタルの要素が強い楽曲もありましたが、ロビンが曲作りに参加するようになり、上記のようなパーティーロックンロールに変化していきました。
キラーメイもLAメタル系統のロックンロールバンドでしたが、奇抜なメイクのせいで色物的にみられていましたね。
ムルバスは初期の暗黒メタル期もありましたが、後半はポップで親しみやすいハードロックでした。
イエモンの楽曲は各自のルーツ的な音楽を4人の化学反応で形成された要素が強いと思います。
あ、第一期イエモンではLOVINはギターでしたよ。
SHOCKさん
コメントありがとうございます!
おおお、貴重な当時の情報、ありがとうございます!!
僕はメタルに造詣が深くないせいもあって、ああいう感じのやつは広義に「メタル」なのかなと思っていましたが、「LAメタルを基調としたパーティーロックンロール」というのがすごくしっくりきました。
そういうジャンルなんですね~。
>イエモンの楽曲は各自のルーツ的な音楽を4人の化学反応で形成された要素が強いと思います。
いやー、いい感じの化学反応が起きたんですね。
当時の各バンドのファンだった人には申し訳ないですが、正直言ってその化学反応が起きてくれて良かったなと思います。
ロビンがデヴィッドボウイに出会えたのもイエモンの曲作りに影響したという話も聞いたことがありますが、諸々含めて奇跡だったんですね。
それにしてもGetting the fameの件は残念ですw