ホットウィールWORLD WIDE版とUS版の違い
2018/12/09
ホットウィールのベーシックカーにはWORLD WIDE(以下WW) VERSIONと、US VERSIONの2種類があることを、
僕はつい先日まで知りませんでした。
US VERSIONは主に、アメリカとカナダのユーザー用に作られたものです。
たまたまUS VERSIONを買う事ができたので、
その違いをまとめてみました。
パッケージ表
左がUS、右がWWです。
このモデルに関してはほとんど違いがありませんでした。
上のひっかける部分に、US版は「GUARANTEED FOR LIFE」という注意書きと一緒に、
「詳細は後ろを見てね」というコメントが書かれています。
また、SHOWDOWNのロゴの下に「SCAN & RACE!」と書かれています。
えー、US・カナダ以外の人はSCANしちゃいけねーのかよ!と言いたくなります。
パッケージ裏
裏面はそこそこに違いました。
パッと見でデザインがすでに違うのがわかると思います。
上からみていきます。
まず、TOYナンバーを表す部分から違います。
TOYナンバー表記
US版はDHR47-D9B0Cと書かれているのに対し、
WW版はDHR47-D7B3と書かれています。
この「DHR47」がトイナンバーで、
1台に1つ与えられたマイナンバーってわけですw
その後ろに続く英数が意味する物はよくわかりませんが、
同じアソで買ったものいくつかを見たら、同じ数字がついていました。
次にその横。
LIMITED LIFETIME WARRANTY
US版の方にはこれがありました。
英語がわからず、あんまりよくわかんなかったんですが、
製品保証と、不良品の交換について書いてあるっぽかったです。
WWの人は交換してくれねーのか!と。
WW版は「小さいパーツがあるから3歳になるまでは遊んじゃダメよ」が、
各国の言葉で書いてあります。
※日本語はありませんが、マテルジャパンの注意書きシールがデカデカと貼ってありますね。
セグメントシリーズの説明
US版はセグメントシリーズの説明書きがあります。
これで言えば「HW HOT TRUCKS」の下に、「4 x 4s and trucks, ready to work or race.」と書いてあります。
WW版はセグメントシリーズの名前だけ書いてあり、
「For more info」として、www.hotwheels.comへのアクセスを促しています。
ちなみに僕の環境からはwww.hotwheels.comへアクセスするとなぜかサイトが見られません。
WW版で買っている国の子たちからしたら、
ネットで調べないとセグメントシリーズの意図がわからないわけで、
「HW HOT TRUCKSってなんなんだよ」って思っている人が多そう。
HW HOT TRUCKSならまだわかるけど、X-RAYCERSとか意味わかんないし。
SHOWDOWNへの誘導
SHOWDOWNへの誘導部分はロゴとQRコード、車体コードまでは同じです。
US版はwww.hotwheels.com/garageというURLが記載されていますが、
WW版にはありません。
そしてこのURLもアクセスしたけど404が出ちゃいました。僕だけ?
また、これらのサービスを突然辞めるかもしれませんよーという説明が、
US版は「2016年の10/1以降」と書かれているのに対し、
WW版は「2015年の10/1以降」と書かれています。
アメリカ・カナダの子供たちだけ1年間優待されるということか!
権利的な説明部分
セグメントシリーズとSHOWDOWNの下には権利のような事がずらーっと書かれています。
US版は英語でいろんなマテルの支社の問い合わせ先が書かれている(っぽい)ですが、
WW版は、その上からマテルジャパンの説明書きシールみたいなのが貼られててよくわかりません。
いろんなロゴとか、バーコードの部分
ここも色々と違うんですが、
特筆すべきはアソートの名称が書いてある部分。
US版は「Asst. L2593」なのに対し、WW版は「C4982」でした。
あー、これアソートの箱に書いてあるやつじゃんね!
つまり、L2593-984Cとか書いてあったら、US版のCミックス、ってことなんですね。
いま理解しました。
車体について
ここまでUS版とWW版のパッケージについての違いを書いてきましたが、
じゃあ気になる車体についてはどうなの?ってとこです。
正直、一部コレクターを除いて、本当に欲しいのはパッケージではなく本体じゃないですか。
開けちゃえば同じことですから。
で、しげしげと見てみたところ、
基本的に違いはありませんでした。
若干タンポのスレとかに差があったけど、それは個体差だと思うし。
ただ一点違うところがありました。
それは、ベース裏面の車体名や著作権が発生した年が刻んである部分。
そこに、US版にはH41、WW版にはH32と刻んでありました。
・・・これが何を意味するのかはわかりませんし、
僕が持ってるやつがたまたまそうなのかもしれないので、特に何ということもありませんがw
2015/12/17追記
このH41、H32はベースコードと呼ばれる製造年月を表す記号でした。
【参考】BaseCodes – Hot Wheels Wikia
Hは2015年を、41,32はそれぞれ週の数を表しています。
なので、41週目=10月頭、32週目=8月の頭ということみたいです。
おわりに
今回のはあくまで、僕がたまたま入手した2つのバージョンを比べた結果です。
全てのUS版、WW版がこのような感じかはわかりません。
また、報告されている情報として、US版とWW版では同じTOYナンバーの車体でも違う名称のものがあるそうです。
例えば、’78 DODGE。
僕が持っているWW版は’78 DODGEという名前ですが、
US版で売られているものは「’78 DODGE Li’l Red Express Truck」というカッコいい名前がついています。
中身が同じだとしても、コレクター的には両バージョン持ってたいところかもしれませんね。
2018/12/09