僕はヤフオク!メルカリ、ネットショップ等の検索結果に不満がある!
2021/02/22
ヤフオク!やメルカリなどを日常的に利用しており、なんていうか、もうジャンキーと化しております。
そんな僕から一つ物申したい!
「顧客本位でないキーワードを含めるの、やめな~」
顧客本位でないキーワードは誰が得をするのか?
例えば僕が最近よく検索する「Gibson」とかだと、検索結果に「Epiphone」とか「Orville」、果てには「Tokai」、「Greco」などが出てくるのですよ。
(ギターの話なのでわかりにくいかもですが、要は特定ブランドで検索しているのにそうじゃないヤツが出てくる・・・ってこと)
EpiphoneやOrvilleは「Epiphone by Gibson」とか「Orville by Gibson」みたいな名称がついているので仕方ないんですけども。
TokaiとかGrecoはもう完全なる別ブランドなわけですよ。
そこにあえて「検索用」みたいな項目を設けてまで「Gibson」というキーワードを入れてあるんです。
これ・・・誰が得するん??
Gibson欲しい人はGibsonが欲しいから検索しているのであって、Grecoが欲しかったら、Tokaiが欲しかったら、それぞれ検索するから大丈夫よ。
余計なことして場を荒らさないで欲しいのよね・・・。
おそらく売り手も買い手も得しない・・・
たぶん、売り手さんとしては幅広く色々な人の目に付いて欲しいと思って「関連キーワード」のつもりで入れてるんだと思うんです。
ただね・・・
せっかく検索キーワードをあれこれ変えてるのに、何度も何度も同じ商品が表示されると・・・買い手側はウンザリするじゃないですか。
「またこれ出てきたよ・・・うざっ。。。」って。
たとえば食べログとかで「合コン」とかで検索して牛丼チェーンとかが出てきても「ここにしよう」とはならないじゃん?
もちろんそういうニッチな部分を狙っている可能性も無きにしも非ずではありますけども・・・ニッチに応えるために多くの人から邪魔だと思われるのって、やっぱすごく独りよがりな気がするんですよね。
んで、そういう状況が続くと「検索結果には出てきているけど、この商品は自然と視界から外す」というようなことに成り兼ねないわけです。
結果的に売り手も買い手も得をしない・・・。
なら、関係ないキーワードは入れるべきじゃないんですよね~・・・。
もっと酷い事例もある
某大手リサイクルネットショップだともっと酷くて。
たとえば「Gibson」っていう検索ワードで全然ギターとも関係ないような商品が出て来たりするんですよ。
で、いったいなぜなのかと思って商品ページを見てみたら
商品の特徴欄に電子ピアノやらベースアンプやら・・・とにかくキーワードを詰め込みまくってたんですね。
言っておくけど、「レスポール」で検索してる人は「ストラトキャスター」が出てきてほしくないから「レスポール」って検索してるんだからね!?
「ギターアンプ」もそう。「ベースアンプ」が出てきてほしくないから、あえて「ギターアンプ」っていうニッチなキーワードを突っ込んでるんだから!!
こういうキーワード設定って、全然顧客本位ではないというか・・・完全に売り手本位なわけですよ。
「どうにか検索結果に載ってやろう」ってことしか考えてないっていう。
まぁ・・・きっと担当者さんが特に何も考えずにテンプレ的に入力してるんだと思うんですけどね~w
検索エンジンが機能しなくなったら購買意欲が失せてしまうのだ
こういうのが続くと最終的には「どんな検索キーワードで検索してもこの商品が出てくる」ってことに成り兼ねないのです。
たとえば「トミカ」って入力してもギターが出てくる、みたいな。(極論ですけど)
そうなってくると買い手にとってはもう「このショップの検索エンジンは機能してない」っていう状態と等しくなっちゃうんですよね・・・。
つまり、検索する気が失せる→購入に繋がらなくなる・・・っていう。
これが自分のショップとかだけで完結してくれているならまだしも、多くの出品者やお店が並ぶネット上のモールだと、ある意味他の人への迷惑行為になってしまう可能性があるわけです。
Googleの検索エンジンだとそういう無意味な検索KWを散りばめているサイトとかを弾いてくれる仕組みがあると思うんですが、やっぱショップとかのスタンドアロンな検索エンジンだとその辺の排除がないのでやりたい放題なのでしょう。
※最近はGoogleも検索キーワードを変えたって同じサイトばかり出てくるけどな!
ただし売り手は周りが見えなくなってしまうものなのだ・・・!
ただ、残念ながらこういうのって「売り手の良心」とかには任せられないんですよ。
というのも、やっぱり売り手っていうのはどうにかして売らないと生活が成り立たないような状況が一般的なわけで。
なるべくなら他所の人ではなく自分から買って欲しいと思っているから。
顧客本位でなくとも、なるべく人の目に触れるように自分を宣伝したいと思うのは仕方がないのかもしれません。
ましてや継続的に続けているようなショップではなく、素人が一度で売り切りのフリマ利用時なんかは特にそうなると思うんです。
ではどうするべきか!?
やっぱりGoogleがそうしているように、「サービス提供側が検索機能を強化する」というのが妥当ではないでしょうか!?
現在のネットショップなどの検索の仕組みを見直すべきなのでは!?
僕はねえ、いまのネットショップとかの検索エンジンって本当にウンコだと思ってます。
たとえばAmazonだったら「ホットウィール・ファンクラブ」っていう商品を探したいときに「ホットウィールファンクラブ」(「・」なし)とか「ホットウィール ファンクラブ」(スペースあり)だと結果に表示されません。
これってユーザーにとってはすんごい不便でしょ?
なんでこうなるんだろう。
単純にタイトルから部分一致させるだけだったら拾えるはずなのになぁ。
(Amazonの場合、検索結果がそもそも「???」ってことが多いですけども。。。)
まぁ、とにかく商品に辿り着けないんですよ。
でもかといって出品者が商品名を「ホットウィール・ファンクラブ ホットウィール ファンクラブ ホットウィールファンクラブ」みたいな全網羅型にしちゃうと、これはこれでまた見づらかったりするじゃないですか。
中華系の出品商品とか、ヤフオク!とかでありがちな。
なので、こういうところも含めて今一度検索の仕組みを見直すタイミングが来ているのではないかと思うのでありますです。
・・・どうすればいいのか!?は、わかりませんがw
単純にタイトルからKWを拾うのではなく、カテゴリーを細分化するとかですかねえ・・・。
でもそうなるとそれこそニッチな商品とかってどうやって出品したら良いのか・・・みたいな壁にもぶつかるのかなぁ。
おわりに
まぁ・・・どう解決するのかはいろいろ方法があると思いますが。
とにかく検索の質が改善されなければ出品者は顧客本位でないキーワードを散りばめるしかないですし、最終的に双方が得しない結果になりがちなのではないかと。
ユーザーが不便だと思っていることをやり続けることは、やっぱり将来のためにならないと思いますしねえ・・・。
あれですよ、ネットショップでSOLDアイテムをずっと表示し続けてるのとか、「価格安い順」に切り替えたら「0円(売約済)」みたいなのがズラーッと並ぶのも不便なのよ。
ヤフオク!だと価格安い順で送料が考慮されないので、全然「安い順」に並んでないという不具合(機能としての不具合ではなく、実質の不具合ねw)もありますし。
ま、そんなお話でした!
2021/02/22