6歳の息子に学ぶ、相手にメリットを提示する交渉術・・・!
ドラゴンクエストウォークでもダイのコラボが始まり、夕飯を食べたあとぐらいの時間に「ドラクエウォークやりに行こう」と息子に誘われました。
でも、僕は行きたくないのだ・・・!
何しろ今は真冬、、、ましてや太陽の落ちた夕方なぞ家から一歩も出たくないに決まってゐる。
「いやだ」と駄々をこねる僕に息子が提示してきた内容がなかなか唸ってしまうものだったので紹介したいと思います。。。
幼稚園児ネゴシエーター
どうしても行きたいと言うので「いったいどんな良いことがあんのよ?(こんな寒い時に外出して)」と僕が訊ねると・・・
「5章がクリアできる」
という息子くん6歳。
「いやいや・・・それは君にとっての『良いこと』じゃない。パパはいったいどんな得があんの?」(僕のターン!!)
ふふふ・・・
きっと「パパじゃなくてボクが行きたいから行くの」とか言うに違いないぜ・・・。
これを理由になんとか断り続けてやろう・・・などと安易に考えていた僕41歳。
「パパのおデブかいしょうになるよ!」
ぐああああああーーーー!!!!!(行った)
見事なまでのメリット提示
いやー、びっくりしました。
大人になったなぁ。
ちゃんと相手にとってのメリットを提示したうえで、自分の欲求を叶えたわけですよ。すごい。
なんていうか、成約できない営業さんの場合、こういう基本的なことが出来てなかったりしませんでしょうか!?
ちゃんと相手のことを普段から見ておいて、必要な場面で必要な素材をバーーーン!と出せば物は売れるんだきっと。
「このサプリ、買ってくれませんか?」
「どんないいことがあんのよ」
「おデブ解消です」
・・・ま、そんな単純じゃないか!!!
息子の友人の話
さてさて・・・この件を受けてちょっと思い出したことがありますので追記しておきます。
息子の友人君が公園ですごく怒って、帰ってしまったという話。
何があったのかと聞くと、要は「自分の思い通りにならなかった」ってことみたいなんです。
彼は何かやりたいことがあって、その場にいる子たちにそれをやろうと提案したのですが・・・単純な話、みんなにとっては「魅力がなかった」というわけ。
自分の思い通りにする、つまり「自分が得することをしたい」のであれば、やっぱり相手にも相応のメリットを提示しなければならないと思うんです。
たとえば「それをやるとどう楽しいのか?」みたいなことをしっかり伝えるとかね。
きっと「楽しそう~!!」と思わせることができれば、彼がやりたかった通りにシナリオが進んだことでしょう。
思い通りにならずに怒って帰ってしまったということは、それができずに負けてしまったことを意味するわけですな・・・。
息子も普段は「我が我が」なのである
ちなみに息子も普段は「見てー、見てー」つって、特に面白くもないことを僕に見せようとする「我が我が」状態なのです。
僕はそれを見ても特にメリットがないので、日に日に見なくなっていってます。
息子はそれだと面白くないので「ねえ、見てよ!!」といって怒るのですが・・・ま、お友達の話と同じだわな。
僕はこれ、「すごいよマサルさん」でマサルがスーザン(校長)に見せた「メガネに紐をつけて引っ張るヤツ」を思い出すんですよ。
マサルは何も売り込まず、スーザンの前でメガネを引っ張るだけ・・・。
なのにスーザンは自分から「このワシにうってつけー!!!」とか言って飛びついちゃった、、、っていう。
本当に面白いことをやってるなら「見てー」なんて言わなくても勝手にこっちから見ちゃうしね・・・。
つまりまぁ、営業とかもそういうこっちゃ!!(たぶんブログだってそうでしょ!)
おわりに
というわけで、息子から交渉術のなんたるかを学んだ感じのお話でした。
身近なところにヒントって隠れているもんですな!
ちなみに息子はそれ以降も僕を誘う際に「おデブかいしょうになるよ」を連発するので、さすがに僕にももう効かなくなって参りました。
息子よ・・・もっと頭を使ってどうにかワイを動かしてくれぃ!!