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ロシア・ウクライナ問題を見て「過干渉の親」を想う

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ロシアのウクライナ侵攻、連日ニュースを賑わせてますね。

僕は詳しい内容はわからないんですが、ネットの情報を拾った感じだと・・・

  • ロシアとウクライナはもともと同じ国(ソ連時代)
  • ロシアはウクライナに散々援助をしてきた?
  • ウクライナはロシアにとっての脅威であるNATO入りを要請
  • 怒った(もしくは恐れた)ロシアがウクライナに攻めいる

という感じかなと。
(実際にはもっと政治的な緊張があって、ロシア側の言いぶんを聞くと「そりゃそうするしかないわな・・・」って部分も無きにしも非ずではあるんですけどね。。。)

まぁ、何はともあれ、戦争はアカンやろと思うわけなのですが。
※先に手を出しちゃった方が負け、って子供の頃に教わらなかったんですかね!?

おかげでロシアの信頼は地に落ちてしまい、こりゃ結局世界大戦の火種となりそうな不穏な雰囲気が出始めている感じですな・・・。

で、僕はこの件、「過干渉の家族」に例えられるんじゃないかと思ったのです。

ロシアがウクライナを留めたいのは・・・

Yahoo知恵袋で「ウクライナはロシアの元カノ」っていう解説があって唸った方も多いことでしょう。

[参考]ロシアは、ウクライナの何に怒っているのですか?

僕もこれを読んで「なるほどぉ~!!」と一気に理解が進みましたw

同じように、ソ連を「家族」と考え、ロシアを親、ウクライナを子と設定すれば・・・なんだか「物心がついて、家を発とうとしている子を引き留めたい親」みたいな構図にも見えてきませんでしょうか、、、

しかも自分たちとは信念が違う方向に・・・たとえば、新興宗教に入信しようとしているとか、暴力団に入ろうとしている子がいたとして、その子に対して「そっちはアカン!!」って制止しているような感じ。

あー・・・僕だったらそれでも言うことを聞かない子がいた時に、暴力・・・はダメだけど、力づくででも引き留めたいかも・・・。
それで「その宗教がなぜアカンのか」っていうのを延々息子に言って聞かせる気がするわ。

もしかしたらロシアとしてもそういう感覚なのかなぁ?

自分にとっての不利をなくしたい

というのもですね、結局変な新興宗教に息子が入信してしまうと、自分にとって不利になる可能性があるわけですよ。

たとえば我が家の財産が狙われるだとか、下手すりゃ僕の命が狙われるだとか。
そういうことにならないように、事前に引き留めておきたいのです。「考えを改めて??」って。

つまるところ、自分にとって都合が良い方に息子を動かしたいってことなんでしょうね。

さらにいうと「元カノ」の説明の件にも近いんですけど、息子にとっての幸せっていうのも僕が僕の基準で計算しているわけですよ。

「新興宗教に入っても、搾取されるだけやで。社会からの信用も落ちるで。たぶんな。」って。

・・・でも、そんなの、僕は息子本人じゃないんだから、わかるわけないんですけどね。本当の幸せなんて。

「育てた」という自負がある

それが、たとえば他所の子が変な宗教にハマるとか聞いても、僕は全然なんとも思わないんですよ。

もちろん自分に影響しないから、っていうのもあると思いますが・・・それよりも「自分が育てた子じゃないから」って理由が大きいのかな?って。

息子はもちろん僕が育てなくても勝手に育つものではあるのですが、でもでもやっぱり色々教えたり、一緒の時間を過ごしたり、僕にとっては「僕ら夫婦が育てた」って感覚が強いのです。

もしかしたらロシアとしても「援助してきた」とか「一緒に育ってきた」みたいな過去から、「育てた」という自負があるのではないでしょうか。
であれば余計に、自分たちと信念が違う方向に進んで欲しくない、不幸な道に進んで欲しくないという思い込みが強くなってしまうのも仕方ないのかなと・・・。

自分は自分である

ただ・・・結局のところ、「自分が変えられるのは自分だけ」なんですよね。

僕がどれだけ過干渉したところで、息子は自分の生きたい人生を生きるだろうし、そうあるべきだと思います。
なんていうか「不幸になるかも?」みたいなのも含めて、自分で決めた人生を歩むことが幸せなのかもしれないし。

ロシアが本当にウクライナの幸せを思って「NATOやめとけ」って思っているのだとしても、それは大きなお世話かもしれないわけよ。

彼らは自分たちで決めた道を歩み始めているわけで。
それを世間の人に「僕は言うこと聞かない子に暴力ふるいまぁ~す!!!」みたいな対応をしてしまったのはやっぱり得策じゃなかったんだろうなぁって。
※それをやったところでウクライナの心はNATOに捉われたまんまなんやで、、、

おわりに

などなど考えました。

最近ね、息子が小学生になってから僕の言うことをあんまり聞かなくなってきてましてw
それでまぁ普段からよくこういう「息子の将来」みたいなのを考えるようになっちゃって・・・今回のロシア・ウクライナの件と紐づきそうだなーと思った次第です。

子供は親のラジコンではないのでね。
僕らがそうであったように。

あくまで自分の子にしてやれることは、資金の援助と「生き方のヒントをあげる」ということだけ。

「こういう風に生きなければダメだ!」みたいなのは必要なくって、彼らがどんな道に進もうとも心を鬼にして見守ってあげるとか、ダメになって傷ついて帰って来た時にはできる範囲でのみ助けてあげるとか・・・そういうスタンスが正解なんだろうなぁ~!つらい!

   

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Comment

  1. 元々はソビエト時代はソビエトの一部だったんだよね。
    プーチンはあの強かったソビエト(ソ連)を取り戻したいんでしょうね。
    侵攻していったらすぐに逃げると思ったゼレンスキーが逃げないし。
    アメリカは陰で武器ウクライナに提供してるのは当然。
    しかもアメリカ株価上がっているし。
    中国は台湾問題もあり、ロシアの出方を注意深くみてますよね。
    いつかは台湾に侵攻したいし。
    でもプーチンはやり過ぎ。あいつもう後戻りできへん・・。
    ウクライナに罪はないし、同じ人種なのにね・・。

    • kaketayo より:

      しょうちゃんさん

      コメントありがとうございます!

      もうさー、侵攻したいとかやめてよね、、、
      なんだったら北方領土も返してよ。

      でも昨日たまたま「プーチンは防弾チョッキ着てる」みたいな記事を読みまして・・・すごいなぁと感じました。

      世界から嫌われても、暗殺される危険性を考えても、命がけでやり遂げたいこと、、、なんて僕にはないもんなぁ。