プリプリティーチャーのサジェストからSEOを考えた、という話
2020/05/04
3歳の息子の影響で、Youtubeの「Kan & Aki’s Channel」をよく観ています。
賛否両論あるのかもしれませんが、子供のハートをがっしり掴むという意味ではYoutubeコンテンツというのが現代の新しい子供向けメディアなんだなーと実感しますね。
このところ息子は口癖のように「ぼくもかんあきちゃんになりたい。」と言ってます。
僕も生まれ変わったらアイドルになりたいので、その気持ちはよくわかります。(真顔)
さて、そんなかんあきチャンネルにおいて、僕と息子の最近一番のお気に入り動画がこれ。
有頂天トラベラーという曲の「踊ってみた」です。
曲もすごく楽しそうだし、ダンスも可愛くていいんですよこれが。
で、「これ、何の曲なんだろう?」って思ったわけですよ。
※思いっきりサムネの右上に書いてますけどね。
よくよく見てみたら、動画の冒頭でかんなちゃんが「プリプリティーチャーの・・・」みたいなことを言っています。
よーし、調べちゃうぞー!と思ったところから、「SEOってこういうことだよなー」と思ったというところまでのお話です。
プリプリティーチャーのこたえ
早速Googleで検索・・・と思って「プリプリてぃ」まで入力したところ
サジェストキーワードに「プリプリティーチャー」と出てきました。
これこれ!
いや、なんだったら「プリプリティーチャー エンディングテーマ曲」までありますね。
うん、やっぱりみんな気になってるんだなー・・・。
なんて考えながら検索。
はい、出てきました。
違う動画だけど、かんあきちゃんの動画が検索トップです。
「そうそう、これなんだけど、これじゃないんだよなぁ。惜しいなーGoogle(笑)」
とか言いつつページを送ると・・・
アッー!
4番目ぐらいに公式サイトが出てきました。
・・・「プリプリちぃちゃん!!」の。
いやー、びっくりしました。
どういうことかわかりますか??
かんあきチャンネルを見ていた多くの人が「プリプリティーチャー」と聞き間違えて、それで検索して、「プリプリちぃちゃん!!」にたどり着いているということです。
つまり、Googleが聞き間違ったキーワードすらも「もしかして、プリプリちぃちゃん!!じゃないですか?」と答えを示してくれているということ。
なんて便利な時代になったんだこれ!!
その後、プリプリちぃちゃん!!本家のエンディングを見て悶えたのは言うまでもありません。
※余談ですが、Amazonでも原作の試し読みができます。
他にもあるぞ!感動した検索結果
こんな感じで、最近はGoogleを使っていて「すげー」と思うことが多くなりました。
たとえばこんなエピソード。
「久しぶりに見かけた友人が、ある女性タレントに似てた・・・」という話を妻としていたんです。
で、その女性タレントの顔は出るんだけど、名前が出ない。
名前は出ないけれど、そういえば前にタモさんとナインティナインが料理作ったりするような番組で共演していたような気がする・・・。
そう思って僕が検索したのがこちら。
「タモリ ナイナイ」
検索結果1位は僕が欲していたテレビ番組「ジャングルTV」で、その女性タレントは佐藤仁美さんだったわけです。
うおおースッキリしたぁ!
いや、本当はもっと「タモリ ナイナイ 料理 女性タレント」みたいな感じの検索で「佐藤仁美 – Wikipedia」みたいなのがトップに来てるってのが理想ではありますがw
※画像トップで渡辺満里奈さんが出てきちゃう。
それでも、タモさんとナインティナインの共演番組って「笑っていいとも!」とかもあっただろうに、ジャングルTVが来るのかーと。
しかも「共演番組」っていう複合キーワードは入れてないのに、ってのがすごいじゃないですか。
うん、なんか必死になってきた。
じゃあついでにもう一つ・・・。
先日ふと、頭に浮かんだフレーズがありました。
ただ、それが何の曲かがわからない。
バンドじゃないもん!の曲だというところにまではなんとか辿り着いたんですが、曲名がどうしても思い出せなかったんですよ。
でもなぜか「ショコラ・ラブ(という曲)のアンサーソング」ということだけ思い出せたんです。
そこで僕が検索したキーワードは・・・「ショコララブ アンサー」。
で、欲しかった曲名は検索結果1位のサイトにおいて、しっかりと答えが出ていました。
ショコラ・ラブのアンサーソングは「エンド・レス」です。
それよりも僕が驚いたのは関連キーワードでした。
なんと「ショコララブ アンサー」の関連キーワードトップに「エンドレス 歌詞」が出てきているんですよ!!
これ、すごくないですか!?
「ショコラ・ラブ」に関する関連キーワードならわかるけど、「エンド・レス」に関する関連キーワードをちゃんとトップ表示させているってことです。
なんだかGoogle先生から「(お前が知りたいことは)わかってるんやで。ニコッ」と言われた感じがしました。
SEOは誤解されている!?
で、僕が思うに、SEOっていうのはこういう風にマッチングできるサイト(およびタイトル)を作ることなんじゃないかと思ったわけです。
SEOっていうと、みんな怪しいイメージを持ってると思うんです。
例えば「東京 一番おいしい店」とかで検索した時に、お金を積んだある特定のサイトが上位にくるようにする裏技・・・みたいな。
ぶっちゃけ、そのイメージは間違ってないと思うんですが、本来のSEO(検索エンジン最適化)ってそうじゃないはずなんですよ。
本来はこうやってGoogleがユーザーの知りたいこととその答えを結び付けてくれていることに着目して、ユーザーの知りたい答えをコンテンツとして用意しておくこと、そして検索結果から自分のサイトへのリンクがクリックされるようなタイトルをつけること・・・これこそがSEOなんじゃないかと。
だから、本来は最安値でもないくせにタイトルに「業界最安値」みたいなことを書いて、いっぱいリンク稼いで・・・みたいなのはSEOと呼んじゃいけないような気がするわけです。
※もうリンクって関係ないんだっけ・・・?
検索エンジン最適化っていうよりは、検索結果を荒らしてるだけだよね・・・みたいな。
ブログを書いたり、SEOのサービスを使おうと思ったりしたときは、こういったことを一回思い出しておいた方がいいじゃないかなと思います。
おわりに
というわけで、「検索結果が面白かったよー」という話でした。(平たく言うと)
僕は現時点では、検索に関してはGoogleのやり方を信じるべきだと思っています。
というのも、やっぱり調べたいことに対して出してくれる検索結果がすごいからです。
ただ、妄信しろと言っているわけではありません。
検索結果を牛耳るということは、端的に言えばステマし放題ですからね。
まぁ・・・ステマも別にいいじゃんって思うんですけどね。
結局は買うも買わないも決めるのは自分なんだし。
それはまぁいいか。
とにかく自分も検索するユーザーの気持ちを考えて記事を書くようにしたいところです。
※この記事のタイトルもボロボロw
2020/05/04