【貧乏暇なしブロガー】なぜ貧しい僕は暇がないのか考えてみた。
2020/05/04
僕の生活はそこそこ貧しいです。
これでも一時期よりは向上していますが、年収ベースで言えば20代の頃に貰っていた額の半分ぐらいしか手にしていません。
それなのに、全然「暇」がないんです。
貧乏暇なしとはよく言ったもので、生産効率の悪い仕事を選んでしまっているために、働けど働けどお金にならない・・・という感じなんですね。
なぜ貧しい人は生産効率の悪い仕事をしてしまうのか?
お金がある人との考え方、感覚の違いは何なのか?を考えてみました。
友人は「あんた暇?」と僕を誘うのだ
大学時代からの気の置けない友人の一人からたまに「遊び」のお誘いが来る時、彼は決まってこういうのです。
「あんた暇?」
僕はそれに対して「いや、全然暇じゃないけど・・・」と答えると「えー、遊べないの?」みたいな流れになるんですね。
確かに彼とは大学時代に「暇だからなんかしようぜ」みたいな仲だったなぁと思うと、彼はきっとその時の感覚で僕を誘ってくれているに違いありません。
でも僕は・・・本当に暇がないんですよ。
いや、もちろん家でゴロゴロする時間がないわけでもないし、ヤフオク見てる時間だってあるし。
ちょっとギターを引っ張り出して弾いてみたり、スマホでソシャゲをやることだってある。
でも、「暇?」と言われて、まるまる一日無駄に過ごせるような時間はないのです。
なぜ彼には暇があって僕にはないのか?
そこで考えるのが・・・なぜ彼はそんなに暇があるんだろう??ってことです。
彼は普通にサラリーマンとして働いているし、子供だって2人もいる。
近所づきあいや会社の付き合いもあれば、僕よりもいろんなゲームにハマっている。
えっ・・・どこにどんな時間があるの??
何か裏技でも使ってんじゃないの・・・!?と思うわけですよ。
で、よくよく彼の生活と僕の生活を比べてみたところ、見えてきた点があるのでまとめました。
欲張り過ぎない
僕は「あれもこれも(自分で)やりたい」と思ってしまう人間なんです。
たとえば税務事とかも、他の自営業の方は税理士さんを雇ってますが、うちは我が家でせこせこと青色申告しています。
あとは・・・DIYとかも好きなので、たとえば棚を造ったりとか、そういうのを自分でやりたいんですね。
こういう性格だと、もっとあれこれ手を出したくなるんです。
そのため趣味が浅く広く・・・手を付けられないぐらいになります。
それに比べて、暇のある友人は・・・本当に生活を欲張りません。
自分以外の人に出来ることはどんどん他人にやらせちゃうし、自分の趣味だって増やさないんです。
この時点で時間の使い方に差があることは明白ですね。
時短にお金を使っている
僕なんかは自分の趣味とか外食とかにお金を使いがちなんですよ。
まっさきに楽しい方に目を向けてしまう・・・っていう。
でも友人の場合、まずお金の使い道が「時短」なんだろうなと思います。
たとえば自宅の掃除はルンバに任せるとか。
モノを買う時に、必要以上に悩まないとか。
もし何か欲しいものがあった時に、1番に欲しいけれど高額なもの、2番に欲しいけれど普通ぐらいの価格のもの、3番に欲しいけれど安価なもの・・・という3つが選択肢にあがったら、あなたならどうしますか?
僕だったらめちゃくちゃ悩んで、表を作ったりして、自分が払うお金とそのモノから得られる対価を十分に比較検討するというプロセスを経て購入に至ります。
でも、彼は違うんですよ。
とりあえず高額でも1番欲しいもの・・・いや、自分が「必要だ」と感じたものにお金を払っちゃう。
1番欲しかったんだから、満足度だって高いわけですよ。
それで失うお金なんて、後から稼げばいくらでもフォローできますし。
きっと本能的に「Time is money」をわかってるんだと思います。
同様に、彼は子供2人を保育園に預けているんですが、それも時間を作るためにお金を支払っているわけですよね。
うちは幼稚園が休みの日なんかは息子が一日中家にいるので・・・どうしてもちょいちょい仕事の邪魔をされたり、妻が仕事に出かける時には僕が子守をしなければなりません。
※逆に僕が仕事をしている時には妻が子守をしているんだけど。
同じ「子供がいる」という状況でも使える時間が夫婦で倍違うわけです。
生産効率の高い仕事をしている
仕事の生産効率について考えたことはありますでしょうか。
生産効率の悪い仕事というのは、たとえば小売りなんかがそうですね。
商品を仕入れて、それを売ることでお金を得る・・・という商売の基本形ではあるんですが、効率で考えると相当悪い気がします。
なぜなら、仕入れた商品がある間しかお金を生み出せないからです。
売れる商品がなくなったら、誰も買ってくれない=お金が貰えないということ。
飲食店なんかもそうですね。
お客さんが入ってる間しかお金にならないし、その間に食材がなくなってしまったらお金を生み出せなくなります。
ただし、これはあくまで自営業の話。
彼はサラリーマンなので、決められた時間(定時~定時)を働きさえすれば、(評価の上下こそあれど)お金を貰えるわけですよね。
自営業かつ生産効率の悪い仕事をしていれば・・・そりゃあ暇が出来るハズがありません。
アフィリエイターとかブロガーならレバレッジが効く?
でも、世間一般では「アフィリエイターやブロガーって、記事を書いたら放っておけばお金が生み出される」って言われてますよね。
これってめっちゃ生産効率が高い仕事じゃないですか。
僕は仮にもブロガーの端くれですよ。
※収益やPVから換算すると「アマチュアブロガー」らしいですが^^;
だったら暇があってもいいんじゃないか!?と思うんです。
でも本当に全然暇がありません。。
実は・・・アフィリエイターとかブロガーにもいろんなやり方がありまして。
コンテンツを放置しておけるタイプと、そうでないタイプというのがあるんですよ。
後者は「トレンド」とか言われる手法で、要は「最新情報をみんなに読んでもらう」みたいなのを主軸にやるっていう方法です。
トレンドはその名の通り、すぐに流れていっちゃうものなので・・・そこにどれだけ注力したところで、すぐに読まれなくなってしまいます。
逆に普遍的なことを書くサイトを作っておけば、いつまででも読まれ続けるってこと。
・・・僕がいまメインで稼働させてるブログって4つあるんですが、実はこれらのうち3つがトレンドだったんですよ。。。
しかも1記事書くのにむちゃくちゃ時間かかってるし・・・。
だから時間がなかったのか。。。むむむ。
仕事を「楽しいかどうか」で判断しているうちは暇ができづらそう
じゃあなんで僕がトレンドブログばっかり作っているのかというと・・・「楽しいから」なんですね。
最新の情報を調べるのって、なんかワクワクするんですよ。
逆に言うと、普遍的な内容のアフィリエイトサイトは・・・やっぱり作っていて退屈でした。
でも過去に2~3つ作った、そういうサイトからは未だに収益が上がり続けてます。
つまり、「楽しいかどうか」で判断してしまうと、時間ばかり食ってお金にならないサイトがたくさん出来上がってしまう(可能性がある)。
一度作ったサイトはなかなか放置しづらいので、毎日の時間を圧迫する。
「放置しても稼げるかどうか」で判断したサイトはスポット的に時間を費やす必要はあるものの・・・やっぱりレバレッジが効くので、ゆくゆくは時間にも余裕ができる=暇になれる・・・というわけです。
誤解のないように言っておくと、「仕事を楽しんじゃダメ」って言ってるのではありません。
「放置しても稼げる仕事」をやりながら、それが楽しい形になっていくのなら、それに越したことはないんです。
稼げないけど楽しい仕事・・・ばかりをやってたらダメ、ってこと。
余裕がないと、目先のお金に手を出し始める
さてさて・・・ちょっと後半ブロガー目線になり過ぎてしまいましたが、話を若干戻します。
僕はこれ、僕とその友人だけに当てはまる話じゃないと思うんですよ。
貧しい人は誰しも生産効率の悪い仕事に手をつけてしまいがちな気がするんです。
で、これがなぜかというと・・・貧しい人は生活に余裕がないから、なんですね。
たとえば!
もしも数年先ぐらいまでは生活に困らないという貯蓄でもあれば、現状を犠牲にしてでも数年先のレバレッジに期待できる仕事に手を付けることが可能です。
でも、今生きるのに精いっぱいであれば、どうしても目先のお金に手を出し始めるのは仕方ありません。
たとえば時給1,000円とかでアルバイトをしてしまうとか。
とりあえず今自宅にあるものをメルカリで売ろうとか。
こんなの、生産効率が悪い稼ぎ方の代表ですからね・・・。
無理矢理でも生産効率の高い仕事をしよう
そこで!
もし、自分がいま「時間がないなぁ」とか「お金がないよ・・・」とか思うのなら、まずは考え方を改める必要があるんでしょう!
無理矢理でも、今の仕事から解放されて、生産効率の高い仕事をしなければなりません。たぶん。
僕も実は前職を辞めて1年ぐらいの間は、ほぼ収入がありませんでした。
辞める数か月前に借金をして得ていた現金が手元にあったので、それで生活をしていたんです。
その間に僕がやったのは、とにかく「放置していても稼げる仕組みを作る」ということでした。
結果、めちゃくちゃ生活に余裕が出るほどに稼げる仕組みは作れませんでしたが・・・ギリギリ生活できるレベルの仕組みは作れたので・・・今の僕があるわけです。
だから、無理矢理でも生産効率の高い仕事をする・・・というのはきっと間違ってないんだと思います。
おわりに
というわけで、「なんで貧乏人は暇がないんじゃ!?」というお話でした。
じゃあこの記事は生産効率高いのか??というと、まったくそんなことはありません。
というか・・・誰にも読まれないんじゃないかとも思ってますw(読んでくれた人、ありがとう)
結局は自分に喝を入れるために書いた記事なんですよ。
最近本当に生活に暇がなくなってきたので・・・。
よーし、頑張って暇を作るようにするぞー!!
2020/05/04