ロボット掃除機入門に、ルンバそっくりで半額以下のXShuai T370。
2023/08/10
大学時代の友人の家に遊びに行った時、出迎えてくれた「ルンバ」を見て、当時今以上に貧しい生活をしていた僕はかなり悔しい思いをしました。
・・・別に欲しかったわけでもないのに、妙にハイテクな感じにあこがれを抱いてしまったんでしょうね~・・・。
頑張れば買えない値段ではなかったものの、「うちには要らない」と妻に言われて諦めたのを覚えています。
ルンバはiRobot社が製造販売する自動お掃除ロボットです。
2002年の初登場時にはイロモン的な扱いだったルンバも、今や普通に利便性のある家電製品として存在しているんだから不思議ですね。
さて、ルンバは未だに高額で、僕にはおいそれと買えるようなものではありません。
シリーズの中で一番高額なものは10万円を超えてきますし、一番安価なものでも5万円弱といった価格帯です。
2千円程度の掃除機を使っている我が家からしたら、25台分に相当する掃除機なわけですから・・・「本当に必要かどうか」「これによって我が家にもたらされる経済的な利益は何か」などなど、家族会議を行わない以上はゲットできないような代物です。
ここから本題。
中華ガジェットサイトのGearbestから、Haierの最新自動掃除機「XShuai T370」が発売されるという情報を頂きました。
[参考]Haier XShuai T370 – Gearbest
これです。
どこからどうみてもルンバです。本当にありがとうございました。
ハイアールといえば 日本でも冷蔵庫が有名な中国のメーカーです。
コストコでも売ってましたし、業務用の冷蔵庫でも何度か見かけたことがあります。
そんなハイアール製のロボット掃除機がお値段なんと$200強とのことで、ルンバの一番廉価なモデルと比べても半額程度で買えるわけです。
※プレセール期間ならクーポン適用で$169だそう!
ちょっとだいぶ気になったのでその性能的な部分をいろいろ比べてみました。
お掃除ロボットXShuai T370について
比べると言っても、現時点で僕はロボット掃除機を所有していませんので、その機能面的なところを見てもよくわかりません・・・。
とりあえず気になるのは「ちゃんと掃除してくれんのか」ってところと、自動充電とかスケジュール起動、あとは騒音ぐらいですかね。
あと、中華製品ということで「爆発しないか」もかなり気になりますが、ハイアールの冷蔵庫で感電死はあっても爆発は聞いたことがないので・・・大丈夫かなとw
※感電死も製品の問題ではなく農村部におけるコンセント事情の問題だったそうですが・・・真相はわかりません。
T370の機能一覧
というわけで、Gearbestの商品紹介ページにある機能を挙げてみると以下のとおり。
- 簡単にペットの毛も掃除できるよ!
- エプソンのジャイロスコープナビでインテリジェントな掃除ルートのプランニングができるよ!
- HEPAフィルターのおかげでペットのアレルギーから解放されるよ!
- 日本電産のブラシレスモーターが採用されているよ!
- 14.8V、2600mAhのリチウムイオンバッテリーで120分の清掃が可能だよ!
- 10の言語でアプリコントロールができるよ!
- Amazon Alexaに対応してるよ!
- 4つのクリーニングルートがあるよ!
- ウェットモップ機能もあるよ!
- ゴム製タイヤだよ!
- スケジューリング機能があるよ!
- 大きなタイヤで1cmの段差なら登れるよ!
- 赤外線センサーによって家具等を傷つけない仕組みになってるよ!
- 段差から落ちないよ!
- 自動充電機能があるよ!
- リモコン操作もできるよ!
- 超薄型ボディだよ!
- ロボット本体も傷つきにくいよ!
- 木の床、タイル、カーペットに対応してるよ!
もちろんベッドの下も掃除しちゃうよ!!
たくさんの機能があったので全部「元気に言う」ことで乗り切りましたが、これを見る限りだと普通に使う分には問題なさそうな気がしますね。
アプリの言語が10個というのが若干気がかりではあります。(日本語入らなさそう)
あと、騒音は60db程度とのこと。
ルンバがそれよりやや静からしいので・・・ルンバのあの音を知っている人からすると「ややうるさいのかな・・・」って思うかもですね。
ただ、スケジューリング機能によって、自分が仕事に行っている時間だけ室内を掃除しておいてもらうと考えたら、ご近所さんの迷惑になるような音でもないですし問題ないかと。
すごいなと思ったのはウェッティ機能ですね。
ルンバにおいてはモップ掛け専用機種というものが存在していますが、本品ならドライもウェットもやってくれちゃうわけですよね。
和室はウェッティやらないでね、っていうプログラミングができるのかどうかが気になるところですが・・・フローリングの部屋で使う分にはなんだか良さそうです。
クーポン
今回、Gearbestではプレセール期間(8月末まで)に限り、EUプラグのモデルが$179.99、USプラグのモデルが$219.99で販売されます。
※通常価格はどちらも$239.99とのこと。
これが7月24日19時~7月30日に限り、EUプラグのモデルにクーポン「T370EU」を適用することで$169.99に、USプラグはクーポンコード「T370US」の適用で$199.99まで安く買えるそうです。
EUプラグの方だけやけに安いのが気になりますが、お試しでロボット掃除機を導入すると思ったら安いに越したことはありません。
※EUプラグは日本のコンセントに挿せない形のヤツなので、100均などで変換プラグを購入する必要あり。
Gearbestでの買い物の不安
前回、液晶タブレットの記事でも書きましたが、こういった中華ガジェットを購入することの一番のネックな部分って、「中国から直接買って大丈夫なのかよ・・・」ってところですよね。
[参考]中華製15.6インチ液タブが$300を切ったァー!GearbestでUGEE HK 1560が$289.99のセール
正直、同じアイテムだったとしても日本に正規輸入代理店があって、そこが入れてくれるものだったら安心・・・というのはなんとなくわかりますw
Haierのロボット掃除機はハイアールアジア?あたりが正規で入れている実績もあるみたいですし、今回を逃したところでAmazonあたりで買えるようになるんじゃないかとは思います。
ただ、クッソ高額になっている可能性が捨てきれませんがw
Gearbestでの購入については賛否両論あると思います。
中華企業のモラルや、商品・サービスの品質についてはもちろんのこと、中華製品を使うことによって非国民的扱いされることも覚悟のうえで購入しなければなりませんw
※非国民もなにも、身の回りに中華製品って溢れてるんですけどね・・・。
僕が個人的に利用した感想としては、安い割にはまぁまぁしっかりしていると思います。
何度か購入していますが、トラブルがあったのは初回の一回のみですし。※あったんかい!!!
トラブルといっても、商品が届かないとか、使えないとかではなく、「対応関連商品」と言われたものが対応していなかった、というだけのことなので、ショップシステム自体または商品自体の問題ではない点を追記しておきます。
[参考]Gearbestから中華Padを購入。DHLで届くまでの日数と注意点について。
おわりに
というわけで、お試しで導入するのによさげなロボット掃除機、Haier XShuai T370の紹介でした。
XShuaiってなんて読むんだろう・・・「臭(くしゃ)い」かな。(テキトー)
そうだ、もう一つ中華ガジェットを購入する際の注意点としては「ドヤれない」というのがあるのを忘れていました。
せっかくロボット掃除機を買ってブルジョワな気分に浸ろうとしても「これ、ルンバじゃないじゃん」と指摘されることに恐怖感を感じる人にはオススメできませんね。
これはスマホやPCでもそうですが、ブランド志向が強い人は辞めておいた方が正解です。
特にブランドにこだわらず、生活が便利になるなら試してみたい・・・という人向けかと。
これで「ロボット掃除機便利やん!これなら10万出しても痛くないよ!!」って思ったら次はブランド物に手を出す・・・みたいな感覚で中華アイテムは利用するべきなのかもしれません。
[参考]Haier XShuai T370 – Gearbest
2023/08/10