30年近く前に亡くなった父の墓参り
1月に父の命日がありまして、平日だったんですが都合がついたので墓参りに行ってきました。
実家の母と弟も一緒に。
亡くなったのが1997年のことでしたので、もうそろそろ30年ですよ。
もはや父と一緒に過ごしていない月日の方が長いです。
で、集合場所に現れた弟が開口一番「今日ってなんで集まったんだっけ?」ってw
命日だよ!!
いやー、ツッコミましたw
「命日だよ!」って。
あー、そっかそっか!ってなりましたけども。
よくよく考えたらその数日前、正月にも墓参り行ったばっかなんすよね。
それこそ父が亡くなってすぐの頃は足繁く墓に行って、掃除してお線香あげて・・・ってやってましたけども。
さすがにその時の父の年齢を超えてしまった今、「もういいんじゃないか」っていう気持ちも若干芽生えつつあり。。。
なんすかねー。もうそこにはいない気がするんですよ。
もしお墓のところにずっと30年もいるのだとしたら、それはそれでやっぱり気の毒ですし。
じゃあ家でお線香あげてるのはどういうことなのか??みたいなことも考えてしまいますし・・・。
もはや呪縛みたいなもんで。
オトンから「もう来なくていいんやで」って言ってもらえない限りは、僕らはこういう余計なことを考えずに墓参りを続けなければならないのかなぁと。
残された家族のもの
まぁ・・・お葬式と同じで「残された家族のためのもの」なんですかね。
「命日だから墓参りに行きましょう」っていう、家族が集まるためのキッカケとして必要なのかな。
うちは実家が近いんで、お墓はなくとも月1ぐらいで実家で顔あわせてますけども。
(旧家とかで実家にずっと住んでらっしゃる方なんかは、やっぱり毎年ご先祖様の命日にはちゃんと墓参りしてんすかね??)
そもそも父が亡くなる前に「命日には家族全員で絶対に墓参りしてくれよな!」なんて言ってたわけじゃないから、僕らが勝手に(やりたくて)やってるだけなんだよなー。
世間では「墓じまい」が流行ってるなんて話も聞きました。
僕も揺れてます。母が亡くなったらもう墓じまいしてもいいかなとも思うし、やっぱ残しておいた方がいいのかなとも悩むし。
科学の発達した時代に、その部分だけちょっと非現実的だから余計に「必要か??」と考えてしまうのかもしれませんな。
おわりに
ちなみに、ですよ。
去年は命日に墓参りに行ってないんですよね・・・。
あれー?と思って母に聞いたら
「去年はうっかり忘れてて、旅行行っちゃってた」とか言っててw
いやー、もし自分がお空から見てる立場だったら、それぐらいの方が気が楽かなぁ~!?