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仏式バルブがパンクしていないのに空気が漏れる件とその修理

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      2019/12/12

僕が愛用しているクロスバイクなんですが、このところ「規定値まで空気を入れる」→「翌日には空気がゼロになっている」という状態が続いていました。

といっても空気をいれた傍から抜けるのではなく、出かける前に空気を入れて、出かけて帰ってくるぐらいは正常にもってくれるんですよ。
でも翌朝になるとなぜかタイヤがぺっしゃんこになってる・・・っていう。

そこでパンクを疑って調べてみた結果、バルブの空気漏れだったことが判明しました。

以下にパンクかどうかを調べる方法と、僕が行った修理について記しておきます。

クロスバイクのパンクを調べる方法

自転車のタイヤがパンクしているかどうかは、タイヤの中にあるチューブを引っ張り出して水に漬けて見て、空気が漏れる箇所があるかどうか・・・という方法でチェックします。
・・・めんどくせえ・・・。

まずは自転車のクイックレバーをゆるめてタイヤを取り外します。

タイヤの中からチューブを引っ張り出すためには、こんな感じのツールを使わなければなりません。
こんなのって普通持ってないですよね~。

上に写っている黒い2つの工具が「タイヤレバー」というもので、これをタイヤとリムの間に挟み込んで外していくことになります。

僕はこれ、ネットショップで送料込み600円ぐらいのものを購入したんですが、近所の100円ショップに行ったら普通に売ってました。
なのでネットでさっくり買う前に一旦100均を覗いた方が良さそうですね。

まずはタイヤの空気をがっつり抜いていきます。
まぁ、僕の場合もうペッちゃんこだったんですけどね!

次にここの輪っかを外します。
これ、チューブとリムを留めておくボルトみたいなものだったんですね。

次にタイヤレバーをこの向きでタイヤのゴムとリムの間に挟み込みます。

んで、こんな感じでタイヤのゴム部分を浮かせつつ、レバーの逆サイドをスポークに引っ掛ける・・・と。

これをスポーク数本間隔で繰り返しながら、タイヤのゴム部分だけを全周剥がします。

んで、隙間からチューブを引っ張り出す・・・と。

これも徐々に引っ張り出していって、最後にバルブがあるところを抜けば・・・

こんな感じでチューブだけが外せるわけです。

この状態で空気をいれて、風呂桶とかの水を張ったところに浸して、空気が漏れている箇所がないかどうかを確認すればOK。

無事(?)空気が漏れている場所があったら、先ほどのパンク修理ツールを使って「表面をやする」→「パッチを貼る」みたいな感じで完成。

・・・なんですが!!

冒頭でも書いた通り、僕のタイヤはこのチェックでの空気濡れ箇所がチューブ上に見当たりませんでした。

え・・・なにこれ詰んだ。。。
・・・と思っていたら、一か所だけ空気がポコポコ漏れてる箇所を発見しましたよ・・・。

バルブコアから空気が漏れてた

それがここだったんです。
フレンチバルブの、なんか中間的な部分。(バルブコアとかいうヤツ)

水につけたらここから数秒に1粒ずつの気泡が出るではないですか。

要はここがゆるんでいて、ちょっとずつ空気が盛れる状態だったということ。
なので空気を入れて走り出しても平気だったのに、翌朝には空気が抜けている状態が出来上がっていたんですね。

純正トレックのチューブについていたバルブはここが一体型になっていたっぽいんですが、そういえば僕、6年前ぐらいにこれを一回交換してたんです。
その時にバルブコアも交換できるチューブに取り換えていたんでしょう・・・(記憶があいまい)

何かの拍子でこれが緩んでしまって、今回のような事態を引き起こしていたものと思われます。

これの修理には「バルブコア回し」とかいう専用ツールがあると便利みたいなんですが、僕はとりあえず家にあったペンチでグッと締めさせて頂きました。

おわりに

この修理から数週間、自転車も2~3度乗りましたが、以前のような空気漏れはなくなりました。
こんな簡単なことが原因だったとはなぁ・・・。

だったらチューブをいちいち抜いたりしなくても良かったのにw

ちなみにチューブは外す時よりも戻す時がめちゃくちゃ手間でした。
コツは「ちょっとだけ空気を入れて、外した時と逆の工程で行う」というものなんですが、タイヤのゴムもそこそこに硬いですし、なかなかの重労働だったと思います。

あとはあれですね、チューブをゴムとリムの間に挟み込んだ状態で空気を入れるとバースト(破裂)を起こすので注意!といったところでしょうか。

そうそう、僕のような素人だとタイヤの空気が抜けている時にまっさきにこの2つを疑うと思うんですよ。
現に僕も「このキャップが割れてたのが原因かしら・・・」と思ったりしましたし。

でもバルブキャップは空気抜けにはまったく影響しませんし、バルブ根本にあるパーツも前述のとおり、チューブとリムを留めているだけ。
なので空気が抜けるとしたらバルブコアのどこか、またはチューブそのものに穴があいている・・・ということを先に疑うべきかなと思います。

とかなんとか言いつつ、今回僕はついでに仏式バルブキャップも新調させてもらいました。

これね、いろいろなメーカーからいろいろ可愛いやつ、カッコいいヤツも出てたんですけど・・・僕は安くて一番シンプルなヤツを選ぶことに。

バルブキャップを選ぶ際、「FV」「AV」「EV」って書いてあって一瞬「なんだこれ・・・?どれを選べばいいんだ??」となりましたが、FV=French Valve=仏式、AV=American Valve=米式、EV=English Valve=英式ってことみたいです。

   

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      2019/12/12

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