「若さ」が武器の時代は必ず終わりが来る・・・!
2023/09/07
たまにSNSなんかで「若さ」という武器を手に、年配者へマウントかましている人を目にすることがあります。
正直言って、僕も若さというのは強烈な武器だと思ってるんですよ。
なんと言っても若さには無限の可能性とパワーがありますからね。
ただね、その武器に頼り切ってしまうと非常に危険ですぞ!と・・・若者たちに警笛を鳴らしたいのであります。
その武器・・・みんな持ってたからね
そう・・・もしかすると考え付かなかったかもしれませんが、、、実はその「若さ」という武器、世の中のオジサン、オバサン、おじい、おばあ・・・全員が持ってたものなんですよ。。。
その昔、みんな等しく「若かった」のです。。。
それがねえ・・・誰にでも平等に、突然やってくるんですよ。「老い」はw
具体的には40歳ぐらいからですかねえ・・・。
ある日ふと気づいたら、妙に頭がギトギトしているだとか・・・目の下のクマが消えないだとか。
「あれ?白髪が一本・・・」とか思ってた半年後には10本、20本に増えていたりだとか。
それよりなにより「肌」ですね!
若い頃には特に何も感じていなかったあの「肌」。あれがもうどうやって努力しても取り返せないんだなぁーということに、自分が老いてから気づくわけです。
(たまにツルンツルンのほっぺしたおじいちゃんとかいるけども)
でね、その時には「あれ?若さっていう武器どこいった???」ってのも同時に実感することになるのです。
君は「若さ」がなくなったら何が残るのか—?
で!
僕は何も「若さ」に対する恨み節を述べたいわけじゃないんですよ。
何が言いたいかっていうと、「若さ」という武器がなくなった時に、自分は何を武器にして戦えるのだろうか??というのを、若いうちから準備しておいた方がいいのではないか?ということなんです。
若さというのは無条件に与えられる武器・・・要は弱者へのハンデのようなもので。
それで無双していたのがある日、その最強の武器を取り上げられてしまったら??というのを想像してみてください。
今まで自分が無条件にバカにしていた”オッサン”、”オバサン”のフィールドで、対等に渡り合えるだけの力が残っていますでしょうか!?
おわりに
なんでこんなことを書いたかというと・・・僕自身が若い頃に「感性」でイキってた部分というのがありまして。
自分には特別な才能があると勘違いしていたんですよね・・・。
でも年を重ねることで、「感性なんて、オッサンになったら何の役にも立たない」と、「あれも若さゆえの武器の一つだったんだろうな」と理解するに至ったのです。
若いウチっていうのはやっぱり何かしら優遇されていると思います。
たとえば同じ「結成1年目」とかいうバンドだったとしても、14歳の子と40歳のおじさんじゃ世間の評価って違うでしょ?
最近話題の、小学生女子2人によるお笑いコンビっていうのも、やっぱり若さゆえに「この年齢でこの尖り方はすごい!」っていう評価をされると思うんです。
(雑談から入りーの、銃社会になったら・・・っていうワードセンス、、、普通におもろいですけどねw)
なにやらゆたぼんさんに次ぐ中学生YouTuberグループの快進撃も騒がれていますが、全員そのうち「若さ」という武器ははく奪されてしまうわけですよ。
その時に自分には何が残るのか!?
というのを、若い表現者たちには問うてほしいなと!
そんなお話でした。
2023/09/07