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パチンコ店の過剰すぎる宣伝とX JAPANのスタートアップに共通する”プロである”ということ

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      2019/12/12

僕が住んでいる街の駅前に大型のパチンコ店が出来ました。
昨年末に出来て以来、3ヶ月間うるさいぐらいに宣伝をしています。

僕はその姿を見て、なるほどと感心してしまいました。

そして、とある有名なビジュアル系バンドの戦略ともシンクロし、
ビジネスにおける広告宣伝の大切さを再認識しました。

広告宣伝の大切さについて

パチンコ店の過剰すぎる宣伝

そのパチンコ店は僕が朝の散歩に行くときにはすでに駅前でビラ(ティッシュ)配りをしています。
しかも3人体制で、駅前を通る人を網羅するかのようにガンガン配っていました。

3ヶ月間休みなく、です。

それだけでなく、背中にそのパチンコ店の店名を書いた電飾ボードを背負った女の子たちが街を闊歩していた日もあります。
とにかく地道に宣伝していました。

もちろん街中の看板や、バスの広告、地域情報紙にチラシ配布などなど、
思いつく限りのことはやっていたような印象です。

ちなみに妻曰く「ラジオでも宣伝してたよー」ということなので、
僕が知らないような媒体でももっともっと何かしらやっているだろうと思います。

そうまでしてでも、とにかく「知ってもらう」ということに注力しているわけです。

パチンコに行く人行かない人、好きな人嫌いな人・・そんなのは関係ないんです。
「この街にあるぜ!」ってのを伝える為に200%の力を出している・・そんな感じ。

とにかく知ってもらいさえすれば、その後の事はどうとでも判断してくれ!と言っているかのようにも取れました。

X Japanの例

そこで思い出したのが、X Japanという超ビッグなバンド。
彼らデビューしたての頃(デビュー前?)にバラエティ番組に出て「イロモンキャラ」として宣伝していたということです。

当時のメタルバンドの諸先輩方は「メタル侮辱してんのか」って怒ってたみたいですが、
あのYOSHIKIって人は天才だったんでしょうね。

「いいもん作っても聴いてもらえなきゃ意味が無い」っていうスタンスで、宣伝することに注力していたそうです。

おかげで当時のX Japan(当時は「X」)のメンバーは実費で宣伝活動費を捻出しなきゃいけなかったみたいで、相当キツかったみたいですね。

でも、結果、当時怒っていた先輩方は今どれだけ売れてるの?って話ですよ。
最終的に残ったのは「いいもん作ったから聴いてもらった」スタンスのX Japanです。

当時メタルに全然興味がなかった僕ですら、Xの存在は知っていました。
友人からCDを借りて聴いたし、その後Singlesが出た時には買ったぐらい。

アーティストが芸術家として「食えなくてもいい」つって通すのもアリだけど、
そこをビジネスとして捉えたら、「どうにかして聴いてもらう」というのは絶対に必要な考え方。

僕は食えなくてバイトしてる”本物のアーティスト”よりも、
多くの人を喜ばせてお金を稼いでいる”プロのアーティスト”の方がカッコいいと思うんです。

知っていると知らないでは大違い

アーティストも独立起業家も勘違いしがちなのは
「素晴らしいものを作れば、いつか誰かがわかってくれる」と思ってしまうところにあります。

でも現に、僕らはどこかの誰かが作った「素晴らしいもの」を知らないわけで、
知る機会があるとすれば、それが何らかの形で”宣伝された時”にほかなりません。

それはテレビの情報番組かもしれないし、CMかもしれない。
ネット広告かもしれないし、ステマブログかもしれない。

なんだったら友人から口頭で「○○ってバンドいいよ」って言われたら、これだって立派な”口コミ”という宣伝なわけです。

宣伝なくして知り得る機会というのは早々にないという事を理解していれば、
宣伝の大切さはわかると思います。

人は知らないサービスよりも知っているサービスを利用するからです。
※というか、知らないサービスは利用する事が出来ないですからねw

おわりに

というわけで、成功する人ほど宣伝の大切さを知っているんだろうなと思った話でした。

そう考えたら僕もGoogleからたまに来る「Google Adwordsへのお誘い」を無視し続けるのは良くないんじゃないか!?と思うんですが、そもそも自分のブログを何で宣伝したらいいのかわからないという現実もつきまとうわけで・・・(ジャンルバラバラ過ぎて集客がまとまらない)

なかなか難しいもんですね。

ちなみに、暗殺教室の作者さんも宣伝の大切さを知っているみたいでした。
すごい好きな一コマがこれ。

stema

ここまで潔くやってくれたら誰もステマを嫌がらないんじゃないかと思うw

   

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      2019/12/12

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