マンガ図書館Z（絶版漫画図書館）がすごい

調べ物をしていてふと知りました。マンガ図書館Z。

[参考]マンガ図書館Z

絶版になった漫画を、作者の許可を得て無料で読めるようにしちゃったサービスです。
漫画家の赤松健さんが取締役となって運営しているサイトだそうです。

ラインナップが胸熱

パッと見るだけでも、「燃えるお兄さん」とか、「密リターンズ」とか、「七つの海」とか・・・

アラフォー男子にはなんだか懐かしい感じのタイトルが並んでいて胸熱です。
もちろん社長の赤松先生の代表作「ラブひな」もラインナップされていました。なちぃ。。

さらには「激鳥シアター」とか「脳みそぷるん！」、「あんたっちゃぶる（鈴木みそ先生）」みたいなコアなのから、「ハイスクール奇面組（３年～最新のまで）」「したたか君」「艶姿純情BOY」と・・・っもうお腹いっぱい！って感じの作品たち。

裏の仕組みが素敵すぎ

これ、なんで無料で読めるのかというと、このサービスが生まれる背景に理由があったんですね。

もう絶版にされてしまった漫画って、作者さんには1円も入ってこない状態がつくられるわけじゃないですか。
読者が読みたいと思っても、古本屋で買ってしまえば作者さんや出版社の儲けには繋がらないですし。

さらにはネット上でいくらでも共有されちゃうわけですよね、こういうのって。

だったら！
無料で読めるようにしちゃおうじゃーん！
その代わり広告貼って、作者に還元しようじゃーん！

って流れらしいです。
なんか、すごい！

今の時代のビジネスって感じがしました。
作者と読者はWin-Winだし、出版社にはダメージないし。

未単行本化作品にも期待

さらに面白いのが、単行本に収録されなかったような話も単発で上がってたりするんですね。

これは戦国甲子園の最終回がやっと読めるんじゃないかと密かに期待ｗ

『戦国甲子園〜九犬士伝説〜』（せんごくこうしえん きゅうけんしでんせつ）は（中略）

単行本は小学館：少年サンデーコミックスより全6巻（なお最終5話は単行本未収録）。

Wikipediaより

子供の頃6巻まで順調に買って、なかなか出ない7巻をもうずっと何年も待ち続けているわけですよ。

でもこういう作品の時は作者が原画をアップするのかな。
それとも連載していた時の雑誌を持っていた人がご飯炊くんですかね・・

いやー、これ、火の鳥最終話あるぞ！（ない）

おわりに

というわけで、なんかすごいサービスが出来ている事を知らずにいて、ようやく知ったらめっちゃ興奮したっていう話でした。

僕個人的には、「超龍戦記ザウロスナイト」が読みたかったんですが、登録されていなかったので大人しく待ちます。

とりあえず永野あかね先生の「猫でごめん！」を読んで寝ようと思います。

ちなみにR18作品もあってすごい