話題の$5のPC、ラズパイゼロで何ができるの?欲しいけど。欲しいけど!
2020/05/02
世間を賑わせている$5のラズパイですが、
「これで一体何ができるんだろう?」
そう思っている方ばかりではないでしょうか。
僕もそのうちの1人です。
正直、気になるから欲しい。
でも、一体何に使えるのか・・・
使えないゴミに金を払う余裕はないぞ!みたいな。
そこでちょっと調べてみました。
そもそもラズパイって?
エッチなのを想像した人、残念でした!
Raspberry Piは、イギリスの非営利団体によって開発された教育用のコンピューターで、
ボード上に、CPUからメモリ、各種出力ポートが載った状態で$25という、破格のPCです。
最近世間をにぎわせているのは、そのラズパイの$5モデルと言われているもので、
MagPiというラズパイ本に付録としてついているものです。
$5なのに、初代のラズパイよりも性能があがっているそうで、
CPUのクロック数1GHz(1コア)は初代ラズパイより40%も処理性能があがっているし、
内蔵メモリに至っては容量が倍になっているのに、価格が1/5とかいう、頭のおかしい商品です。
何ができるの?
で、じゃあそのコンピューターで何ができるんですか?って話です。
当然Windowsは乗らないみたいです。
※僕はそのあたりの知識が乏しいので、なぜ乗らないのかがわからないですが・・・
OSはRaspbian(ラズビアン??)というDebianベース(Linux系)のものか、
NOOBSというOSインストーラーからいくつかのOSが入れられるみたいです。
【参考】Raspberry Pi(ラズベリーパイ)にOSをインストールする方法と各OSの特徴
ただ、普段からLinux環境にいる人なら違和感ないかもしれませんが、
おそらくMacやWindowsを使っている人は、直感的には使えても、結局は使いづらいんじゃないかと思います。
ラズビアンでAndroidを起動する方法もあるみたいですが、
AndroidそのものをOSとして入れられるのかどうかはわかりません。
むかし、要らなくなった低スペックマシンにAndroidを突っ込んだら快適に動くようになったので、
Androidを動かせるマシンとしてなら、少し欲しいかなって思ったけど。
つまり、教育用のPCってことで、
PCのハードウェア面やOSの動きなんかを学んだり、
ちょっとプログラムしたりするのにちょうどいいコンピューターってことなんじゃないでしょうか。
なので、「自分で動かせるようになった!」という事に喜びを感じられる人、
Rubyとかを勉強してみたい人、には向いているのかもしれないですね。
WEBカメラでライブモニター
先日ネットで見かけたある方は、
ラズパイをサーバーにして、WEBカメラでライブモニターとして使っていらっしゃいました。
上手に使える人は、なんでも上手に使うんですよね。
僕みたいなのは「これ・・・何に使えるの・・・?」ってすぐに思っちゃうけど、
自分で使い方を見出せる人はマジリスペクトっす。
何ができるのか?じゃない。
何をするのかだ!
おわりに
結局、$5とか言われると、むっちゃ安く感じるじゃないですか。
てか、むっちゃ安いんですよ、実際に。
そう思うと、
「PCなんて組んだ事もないけど、買っちゃおうかな!」
って気分にさせられますよね。
何に使うわけじゃないけれど。
そして絶対に妻に叱られるけど。
$5なら700円強ですから、
ランチ一食抜いたぐらいじゃないですか。
はたまたランチをランチパックに置き換えたら数日で取り返せます。
問題は、本体だけ、ってとこなんですよね。
動かす為には電源やらモニターやら買わなきゃいけない。
※厳密にはモニターなくてもWindowsとかからネットワーク回線通じて動かせるみたいですけど。
あとはストレージがないので、
OSを入れられるだけの容量のMicroSDカードも用意しなければならないと思うと、
土台$5だけで動かせるわけじゃないって事も理解しておかないとです。
ちなみに、Windowsが載るマシンなら、
YouTubeなんかで「2,000円でWin機作ってみた」みたいなのがあるので、
ハードウェアの教育という意味では、そんなのでもいいのかなとか思ったり。
$5のRaspberry Pi Zeroはこちらのサイトで購入可能です。
PIMORONI
ただ現在はOut of stockってなってますね。
みんな本当に何に使うんだろう。
「何に使う予定もないけど、とりあえず買っておく」っていうのが
本当の”欲しい”な気もして、なんだかいい感じがしますけどねw
僕も$5なら欲しいと思いつつ、
どうせ起動まで頑張って、使わなくなっちゃうだろうから、と
諦めています。
2020/05/02