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効かないと思ったら・・・銀が入ってない(?)のにAgなエージーデオ24。【Ag+とは別物】

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      2020/05/04

ワキの臭いが気になる人の「夏のお供」・・・それはデオドラントスプレーです。
僕はいつからだったか、ずっと資生堂の「Ag+」を使っていました。

銀イオンが入ったデオドラントということで、殺菌・抗菌作用に優れていたのか(それともプラシーボだったのか)、僕には本当にピッタリなアイテムでした。
朝シャワーを浴びたあとでシュッとひと吹きすれば、24時間本当に臭わなかったんです。

それはもう絶大なる信頼を寄せていました。

そんなAg+・・・昨年は理由あって他の制汗剤を利用していたため1年間お休みしていたんですが、「やっぱりワキにはAg+だよな!!」と再開したんです。

・・・が!
どうにも効きが甘い。

24時間なんて全然持たないんです。

えぇ・・・これは僕のワキ臭がパワーアップしたのか・・・??と不安になり、闇雲に腋毛を剃ってみたりもしたんですが、どうやらそういうことでもないみたい。
[参考]アラフォー、腋毛を剃る。

そんな僕を見かねて妻がこんなアイテムを買ってきてくれました。

「Ag+のMEN’S(写真右)があったよ~!!容量少ないのに高かったけど!」

おぉー・・・ありがたい。
容量が少ないのに高いってところがまた効きそうですよね!!
本当・・・妻には感謝感謝です。

・・・って、あれ!?
いままで気づかないで使ってたけど・・・

これ、Ag+じゃないじゃん!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

Ag DEO 24の成分について

一瞬「パチモンつかまされたのかよ・・・」と落ち込みかけましたが、メーカー名を見るとちゃんと「資生堂」となってますし、どうやら本物っぽい。

で、調べてみると、2016年からリニューアルされてたんですね・・・。
昨年購入していなかったので気づきませんでした。

そういえばCMもあのオバちゃんから違うオジちゃんになってたような・・・。

・・・まぁ、リニューアルしたとしても効果がそのままだったり、改良されているなら問題ないわけで。
ちょっと気になったので成分を調べてみました。

エージーデオ24、ノーマル版とメンズ版は何が違うのか

とりあえず、MEN’Sがいかにノーマル版より優れているのかが知りたかったので2つの成分を抜き出してみました。

まずはノーマル版。

イソプロピルメチルフェノール、焼ミョウバン、アパサイダーC、ヒアルロン酸ナトリウム(2)、合成ケイ酸ナトリウム・マグネシウム、濃グリセリン、液化石油ガス、無水エタノール、タルク、メチルフェニルポリシロキサン、無水ケイ酸、パルミチン酸2-エチルヘキシル、ポリオキシエチレン・メチルポリシロキサン共重合体、ステアリン酸カルシウム、被覆粉末EZ(酸化亜鉛)

有効成分としてはイソプロピルメチルフェノールと焼ミョウバン。
要するに汗腺の収れん作用から汗を止めて臭わなくさせる・・・つまり制汗剤そのものです。

他の成分にも殺菌、抗菌成分や収れん作用が認められるものが入っているものの、有効成分と呼ぶには弱い分量だったり、あとはパウダースプレーとして形を保持するための物質だったりするようです。

対して、メンズ版はこちら。

イソプロピルメチルフェノール、焼ミョウバン、酸化亜鉛、アパサイダーC、ヒアルロン酸ナトリウム(2)、合成ケイ酸ナトリウム・マグネシウム、液化石油ガス、無水エタノール、メチルフェニルポリシロキサン、パルミチン酸2-エチルヘキシル、無水ケイ酸、ポリオキシエチレン・メチルポリシロキサン共重合体、l-メントール、l-メンチルグリセリルエーテル、濃グリセリン、ステアリン酸カルシウム、香料

どうでしょうか。
「あれっ??同じじゃん!」と思った方も少なくないでしょう。ほぼ一緒です。

公式の説明では「シーバムケア(吸着)成分配合」となっているので、そこが明確な違いの部分であるはず。
※シーバム=皮脂、らしいです。

それが具体的にどの物質を指しているのかわかりませんが、「主な成分」はイソプロピルメチルフェノールと焼ミョウバンであってシーバムケア成分でないのは確かです。
3番目に多い有効成分として「酸化亜鉛」が書かれていましたが、たしかこれは殺菌とか抗菌とかに効果を発揮するものだったはず。

あと違いはどこだろう・・・?
メンズの方だけメントール(ハッカ)が入っているので、ちょっとスースーするのかな。
l-メンチルグリセリルエーテルもメンズだけに入ってますが、効能は僕にはよくわかりませんでした。

メンズには香料も入ってるので「ニオイを消す」という方向ではなく、香りを付加しているようですね。

うーん、シーバムケア成分とはいったいなんなのか・・・。
詳しい方に補足願いたいです。

Ag+とは明らかに違う

さて、ではもともとのAg+ってどんなんだったんだろう?と気になったので調べてみたところ、以前の成分を記載されているサイトを発見しました。
以下引用。

有効成分

銀・亜鉛・アンモニウム担持ゼオライト、被覆粉末EZ(酸化亜鉛)、クロルヒドロキシアルミニウム

その他の成分

無水ケイ酸、被覆粉末EM、アルギン酸カルシウム、液化石油ガス、2-エチルヘキサン酸セチル、メチルフェニルポリシロキサン、トウモロコシデンプン、軽質イソパラフィン、ポリオキシエチレンポリオキシプロピレンデシルテトラデシルエーテル、セスキイソステアリン酸ソルビタン、ステアリン酸カルシウム、グルタチオン、香料(無香料以外)

[出典]AG+パウダースプレーを使った感想とレビュー~ニオイには優秀、制汗効果は微妙

うおおお・・・全然違いますね。

まず有効成分としていきなり「銀」って書かれてます。
これが「Ag」たる所以だったんでしょう。

そしてクロルヒドロキシアルミニウムが入ってますね。
これは確か塩化アルミニウム(または同等品?)だったと思うので、要は汗の収れん作用を期待する物質です。

対していまの「エージーデオ」には「銀」がありません。
アパサイダーCが銀系無機抗菌剤(防腐剤)ということなので、これが銀の代替品だったのでしょうか。

つまり、ネーミングやデザインだけでなく、中身も完全なるリニューアルがされていたということだったんですね。
今まで使い続けている人で、ここに気づいたうえで納得して使っている人はどれだけいるんでしょう?

僕は、騙されたと感じた。

「銀」が果たして、どれだけの抗菌効果を発揮していたのかはわかりません。
でも、僕は明らかに2年前の商品に比べて「効かなくなった」と感じています。

で、このことに気づいた僕の率直な感想としては「騙された」ってこと。

だって、ボトルデザインも「Ag」というネーミングも変わってないじゃないですか。
でも中身は完全なる別物ですよ。

極端な例でいえば、居酒屋で「樽生ビール」って書いてあるから注文したのに、第三のビールを缶からジョッキに注がれて出されたようなもの。
もちろん厳密には違いますけど、僕がうけた衝撃はこれぐらいのものがありました。

※実際に、本当に効果があるのかないのかは別として。

おわりに

というわけで、なんとなく効かないと思っていたAg+がAg+じゃなかった、というだけのお話でした。

Ag+に絶大なる信頼を寄せていただけに、ショックが大きかったです。
別に、だからといって「もう買わない」とか「効果がない」とかいうつもりはありません。

ただ、旧Ag+に助けられていた人は今後何にすがればいいんだろう・・・という思いはありますね・・・。
僕もこのメンズが効かなかったらどうしようかマジで悩んでいます。

とりあえず答えが出るより先に秋が来るので・・・来夏まで猶予はありますがw

追記

ここまで書いておいてなんですが、冒頭で書いたとおり、単に僕のワキの臭いが加齢と共にパワーアップしただけ・・・という可能性も捨てきれないですね。
だとしたら、それはそれでむっちゃ悲しい。

また、化学についての造詣が浅い僕がにわか知識で成分表を見て感じたことなので、詳しい人からのご指摘・ツッコミ、お待ちしてます。

さらに追記

結局のところ、メンズ・・・めっちゃ効いてますw

   

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      2020/05/04

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