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劇団四季初体験!C席で「ライオンキング」を観る!

今年、劇団四季の公演も値上げされることが発表され、妻が「値段が上がる前に観に行きたい」というので探したところ・・・運よく「伝説のC席」が残ってまして!!
初めての劇団四季「ライオンキング」を観てきました!!

劇団四季公演に行くこと自体が初だったんですけど、それがC席でも楽しめたのかどうか?
その辺もふまえて・・・感想をば!!!

劇団四季のC席とは!?

劇団四季の公演は日本の常設劇場で行われるのですが、その一番ランクが低い席として用意されているのが「C席」です。

例えばピーク時には1万円をゆうに超えてくるS席に比べて、バリュー時期には3,000円しないぐらいで楽しめてしまうという超お得席なんですね。
(2023年7月よりライオンキングも値上げされ、バリュー時期のC席が4,000円になります)

でまぁ、そんなお得な席なのでですね、すぐに売りきれちゃうんですよ。

特に四季のファンの方で、すでにS席などは体験されている場合なんかには重宝する席なんだそうです。

そ・れ・が!
今回たまたま確保できたんですね~!!わぁいわぁい。

初劇団四季でC席はオススメできるか?

さて、では今回僕が初参戦でC席という体験をしまして、これが今後初体験される方にもオススメできるかどうか?というところなのですが・・・

非常に個人的な意見ではありますが・・・「初めてなら、なるべくいい席確保しましょ」というのが正直な感想です。
平たくいうと、オススメしませんw

誤解のないように書いておくと、もちろんC席でも楽しめます。
演者さんの表情までは見えませんが、舞台上で行われていることはしっかりわかるし、雰囲気は伝わってくるし、僕なんか感動で涙ぐんでしまったほどでした。
(むしろ細かいところまでは見えないので、動物が演じているように見えるかもw)

以前調べた時には「C席だと柱の裏になって見えないことがある」という情報があったんですけど、まったくそんなわけなくて。(あったら大変だよなw)
なので普通に楽しめるのです。感動できるのです。

・・・が!!

やっぱりこの席は「上級者向け」というか。
S席やA席を楽しんだ人のための、「また違った側面からの楽しみ方ができる席」という感じなんじゃないかなーと。

というのも、かなり上から舞台を見下ろすことになるので、舞台装置とかも結構丸見えだったりするんですよね。

実際にC席から舞台を撮影したのがこちら。
あの緞帳の奥に舞台が広がっていて・・・という感じです。

なのでまぁ、僕個人としては最初はちゃんと正面から楽しめる1階席からスタートするのがいいかな?と。
むしろC席で観たくせに「楽しかった」の「つまんなかった」のを判断してはいけないような、そんな気がしましたw

※一緒に訪れた妻は「C席でも十分楽しめた」そうで・・・値上がり前に「美女と野獣」もC席で観に行きたいと企んでました。(・・・が完売ッ!!!)

座席狭すぎ問題

ちなみに2階席は急勾配で作られているため、前の人の頭が邪魔で見えないというようなこともなかったです。
キッズには座席の高さを調節できるクッションのようなものも貸し出してくれるので安心。

ただ、席の間隔がすっごい狭くて・・・。

下手したらエコノミー症候群なるで、ってぐらいでしたので、足が長い人は特に注意ですな、、、
(一番前の席など、足が伸ばせるところがオヌヌメ)

四季のライオンキングを初めて鑑賞した感想

さてさて・・・劇団四季のライオンキング!
僕はこの手のショーってどうしてもシルクドゥソレイユが基準になってしまうので、「ミュージカルってどうなの?楽しいの?」と不安だったんですよ。

・・・が!
もうそんなの「心配ないさぁ~!」って感じに、非常に楽しめました!!
さすが25年もやってるだけある・・・!

実はこれを観るために、一週間前にアニメ映画の方もおさらいしてたんですけど、それも効きましたね。
四季の方を観に行くなら映画の方を一度頭に入れておくのがオススメです。

ただ、「映画と同じもの」を期待してしまうと全然違うというか、あくまでこっちはミュージカルなんだなというところは覚悟しておくべきかな。

こっちはこっちで良い!!

ディズニーアニメが実写化するときに付きまとう「歌詞違う問題」ってあるじゃないですか。
アラジンの時にも割と言われてたアレ。

映画「アラジン(2019年実写版)」を観た感想!ウィル・スミスも山ちゃんパワーでジーニーに化けた

映画に親しんだファンにしてみたら「なんで歌詞変えちゃうんだよ・・・!」っていうね。

それがライオンキングではすでに25年も前からやられてたわけですよ!

というか、僕らは知ってたはずなんですよね、それを。。。
大西ライオンさんの「心配ないさぁ~!!」ってヤツ、あれ・・・ハクナマタタの「悩まずに~」の部分だったんだもの!!

僕はずっと「悩まずに~」に慣れてきてたんですけども、「心配ないさ~!」のところでブワッと鳥肌立っちゃって。
以降は家で口ずさむ時に、どっちもアリのごちゃまぜで歌うことになりました。

※というか、ショーの前半ラストがハクナマタタだったんだけど、あそこが最高潮だったなぁ!!
・・・1階席で見てたらきっと号泣してたわ、、、

知らない歌ベースで進むのがキツイ部分も

逆に、ミュージカルということで、原作アニメにはない歌というのもたくさん存在してましたね。

これはミュージカル初心者あるあるだと思うんですけど「そこ、普通に会話すればよくない?」って部分も歌になってたりして・・・。
それがダレるというか・・・特に子供は飽きてしまいがちかなー?と。

歌になっちゃうと「何言ってるかわからん」ってこともありますし・・・。
そういう意味でも原作を見ておくと「ストーリーはわかる」という前提で楽しめるので良いのかも。

ちなみに!
原作にはない、スカーがナラを妃にしようとして返り討ちにあうシーンというのが劇団四季版には追加されてるんですが・・・

これってライオンキングのプロット版には存在していたそうで・・・。

つまりそういう意味では「完全版」みたいな形で楽しめるわけなんですが、この辺も知っておかないと「勝手にストーリー追加しやがって」というネガティブな感想になってしまうかもしれませんね。

なぞ演出は笑ってしまうんよ・・・

舞台の演出でいうと、ヌーの大群のところがすごく良かったです。
なるほど、あの大迫力のシーンをああいう形で表現できるのか~!!と。
これもしっかり1階席で見たかったですね~!

一方、謎の演出もいくつかあって・・・そこが非常にヤバかったです。(笑いを堪える的な意味でw)

まずムファサが頭を取って地面に置いてしまうシーン。
いやいや・・・君たちはたしかに「動物の被り物をして演技をしている人」なんだけれど、僕らはそれを知った上で「動物である」としてそのお話を見ているんじゃないの!?

「ムファサが頭を取って」・・・ってw
え?なに?何が起きたの今!?!?ってなりましたよ、、、

そしてシンバのお母さん(サラビ)たちが一斉に目から涙をブワッ!と出すシーン。。。
被り物から涙風の白いトイレットペーパーみたいなのが出た(いや・・・自力で出してた)のはヤバかったです。
悲しみの表現だけなぜそんなにも”直接的”なのかと・・・。

まぁ、そこはなんとか堪えたんですよ、、、

でもね・・・・後半でスカーに呼び出されたサラビがね・・・まだ泣いてるっていう。

目からペーパーをぷらんぷらんしながら現れた時には絶句しました、、、
座席的には妻との間に息子が入っててくれたので顔を見合わせなくてすみましたが、もしここで僕ら夫婦の間で「いまの、おもしろシーンだったよね!?」という意思の疎通が出来ていたら吹き出してしまっていたに違いない、、、

あ・・・あぶねー・・・。

と思ったのもつかの間。

そのペーパーを「ブッチーン!!」って引き抜いちゃったところでもうダメでした。。。。クッソ吹いたw

※これ、一部四季ファンの間でも”おもしろコンテンツ扱い”らしくて・・・安心したわぁw

おわりに

というわけで、初劇団四季ライオンキングの感想でした~。
僕は是非、次回は1階席で観劇したいなと思います!!

でもその前にアラジンも観たいなぁ。

そうそう、最後になりましたが、今回のミュージカルを観て初めて「あっ、サークルオブライフってそういう・・・」ってところに気づけまして。
初めてライオンキングを観た中学生の頃も、最近になって曲をヘビロテしていた時も、先週またアニメ版を観た時にさえ気づかなかったのに、なぜか今回のヤツでスッと腑に落ちたというか。

あとハクナマタタもね。
「悩まずに生きる」ということが、いい意味だけではないんだよな〜みたいなのを感じて、一歩大人になれた感じ。(男性43歳)

そういうのもあって良かったです!

追記

そういやハイエナのダンスのシーン、やけに既視感あると思ってたんですが・・・アレ、めちゃイケのオファーシリーズで岡村さんがやってたじゃんね!?
なんか懐かしかったし、そんな昔から変わらずに続いている公演なんだということを実感。すごいなぁ~!!

   
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