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総製作費12億円のCMがウザいMAGICAMIをプレイしてみた感想!→マジハマり

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      2023/08/08

画像はマジカミより

ネットサーフィン()をしていると、ちょいちょい飛び込んでくる広告に

「総製作費12億円!新世代型アーバンポップ魔法少女RPG!」

ってヤツがありまして。
(あと、「魔法少女のマジ顔!」みたいな)

なんか毎回「やだなー、ウザいなー」と思ってたんですよ。。。

だってワイらユーザーにしてみたら、その魔法少女ものが「どれだけエモいのか」「どれだけ絶望させられるのか」といったところが重要であって、総製作費がいくらかなんて関係ないわけじゃないですか。
ハリウッド映画じゃあるまいし。

製作費ウン億円・・・っていう煽りは制作側の視点であって、こっちにしてみたら心が動かないどころか、ウザい以外の何物でもないわけですよ。
(といっても某アーミー物の広告に比べたら何倍も可愛いもんだけど、、、)

でもさぁ・・・
なんか毎回そんなの見せられたらさぁ・・・

「やってやんよ!!」ってなるじゃないですか。

それで、軽い気持ちで手を染めちゃったんですよ。
PC版だったらダウンロードとかも必要ないし・・・。

そしたらね、めちゃくちゃ面白かった

リリース開始が2019年の6月だったので、すでに1年以上は遅れをとっているわけで・・・いま、物凄く悔しい思いをしております。

というわけで、マジカミをプレイしてみたよ!という感想・・・語らせてください!!!

マジカミとは

おさらいになりますが、マジカミ(MAGICAMI)は2019年よりサービスを開始しているソーシャルゲームです。
プラットフォームはDMM GAMESによるブラウザ版(PC版)と、iOS、Androidのアプリ版があります。

なんでも運営は株式会社グリフォンなる、サイバーエージェントが母体の会社なんだそう。
なるほど・・・その道のプロが本気だして作ったソシャゲなわけですな!!

内容はいわゆる「魔法少女ダークファンタジー」。
なので「まどマギ」とかそういうのを想像してもらえるとわかりやすいかと。

「魔法少女まどか☆マギカ」を全話観ました。「魔法少女もの」だと思って観ると裏切られる良作!

その世界観でのストーリーを進めつつ、ガチャを引いてデッキ編成して、他プレイヤーと戦ったりしていくわけです。

MAGICAMIのここがすげえ

では以下、ダラダラとした感想をば・・・。

ゲームシステムはいたって普通

このゲーム、何が凄いって・・・ゲームシステムは普通のソシャゲなんですよ。

ガチャ引いて、レアリティがあって、それぞれのキャラに得意な攻撃とかがあって。
キャラのカードを強化したり限界突破したりして。
ストーリー進めるにはスタミナ使って、他のプレイヤーと対戦して・・・っていう。

なんかソシャゲをやったことがある人なら「あー、またこれか」っていう感じなの。

しかもパズドラとかモンストみたいな画期的なゲーム要素があるわけじゃなく。

・・・なのに面白いっていう。
なにこれ??

元ネタがあるわけじゃない

たとえばKOFとかドラクエとかポケモンとか、その手のソシャゲって「元ネタありき」じゃないですか。
元ネタがあって、それにハマった想い出があるからこそソシャゲも面白いっていう。

でもマジカミって元ネタがないわけですよ。(たぶん)
※公式の謳い文句には「PC美少女ゲームの歴史を塗り替えた『あの』タイトル」と書かれているので、、、元ネタあったのかな?

元ネタがないのだとしたら、ソシャゲ発信のオリジナルでここまで僕らユーザーを引き込んでくれてるわけでしょ?
そりゃ総製作費12億円超え!も頷けますわ・・・。(他のゲームの制作費知らんけど)

おにゃのこがかわいい

まぁ・・・何が面白いって、結局はこれに尽きるんだと思いますが、、、おにゃのこが可愛い。とにかく可愛い。

アイドルマスター(デレステ)をやってた時もそうだったけど、可愛い女の子たちを集めてコレクションしておけるっていうのは、ある意味男の夢だと思うんですよ。

本当はみんな推しの3次元アイドルとかだって、「箱のまま保存できたらな~」って感覚あるでしょ!?
何がしたいわけでもなくて、なんかそれを集めて愛でたいというか、、、

きっとそれを満たしてくれるゲームなのであります。

ストーリーに引き込まれる

最初こそ「はいはい、まどマギの世界でギャルゲを作りたかったんだよね?」と、なんか穿った見方をしていた僕ですが・・・進めていくうちにどんどんストーリーに引き込まれていってしまいました。

あのですね、まどマギを観た人ならばきっと比べてしまうと思うんですよ。
んで、あっちの世界で免疫がついてしまっているので、こっちの作品の序盤では「ふーん・・・オムオムはきゅうべぇより優しくて良かったね」ぐらいの感覚しか持てないわけです。

・・・が!

主人公のフラッシュバックする謎の記憶など、ちょっとした謎解き要素というか、いわゆる物語の伏線が散りばめられていて・・・それを回収すべくストーリーを進めたくなるんですね。
そのストーリーが小出しにされてるため・・・なんか週刊連載の漫画を読んでいる時みたいな「先が気になる・・・!!!」という状態にさせられるのです。

で!!

結局そういうストーリーの展開を進めるためには女の子たちとの絆を深めていかなければならず、絆が深まるということは感情移入もしてしまって・・・。

感情移入してしまったあとの絶望展開は、そりゃー抜け出せなくなるわけですよ。
なんか僕らユーザーがハマる仕組みがすんごい上手にできているわけです・・・!!!!

適度にURを出してくれる

このゲームで使えるキャラクターは12人と決まっていて、ガチャではその子たちが着る「ドレス」をゲットすることができます。
ドレスには他のソシャゲと同様、N、R、SR、URというレアリティが付けられていて、やっぱりみんなURが欲しくて課金するわけです。

で、こうしたガチャがめちゃくちゃ渋いゲームってのもあるんですよ。
僕はDQWなんかがそれだと思ってるんですがw なんていうか、渋すぎるとモチベーションが続かないというか・・・ちょっと飽きるのが早まったり、「どうせ出ないし課金やめょ」とかなったりするかなーと。

その点、マジカミは(まだ数日しかやってないけど)適度にURを出してくれるので、初心者・微課金者でもそこそこ楽しめるように出来ていると思うのです。(→追記:プレイ10日を超えて・・・なかなかURが出なくなってきたぞ!!)

※もちろんゲーム内で最強とかを目指すならがっつり強化する必要がありますが、そうでなければ「URドレスゲット」だけでもかなり楽しめるかと、、、

あとなんか、いちいちおしゃれ

あとですね~、なんかいちいちオシャレなんですよ。
キャラの衣装とかもそうだし、ほら、この画像の「遊部いろは」ちゃんなんて、武器が「絵筆」とかね。
※武器はそのキャラの持つ背景に合わせたアイテムとかになってて・・・しかも魔法少女(魔女)が持ってるもの=ホウキ→法器なんて名前だったり・・・設定もなんだかシャレオツ。

売り文句の「アーバンポップ」というのも伊達じゃないでぇ~!
UIとかステージネームとかもう全部カッコいいの。
※ただしUIが見やすいとか、設定がわかりやすいとか、そういうことではないけどもw

なんだったらOP曲もWACK・・・っていうかSCRAMBLES提供だったし。

松隈ケンタさんの楽曲(かはわからんけど)、マジエモいっすよ・・・。

おっさんが今更聴いて泣きそうになったBiSというアイドルグループ

ガチャの演出(ドカーン!ってなるところ)も超絶エモだし。。

これは動画で観ないと伝わらんわなぁ・・・。

ゲームのホーム画面もなんだか僕は斬新だなーと思いました。
あらかじめ設定しておいた女の子たちがカラオケルームで会話を繰り広げてくれるっていう。

キャラの組み合わせによって会話内容も変わるんですよ。
もうここだけでも何時間か観てられるんじゃなかろうか??

ただまぁ、会話内容はかなりシュールな時が多くて笑えるけどw

良いところ総括

まー、つまり可愛くてカッコ良くておしゃれで・・・ストーリーも面白くて、、、そんな感じで引き込まれるよこれ!って感じのゲームだったなと。

だからむしろ「総製作費12億円」みたいな広告を出すのとか、ちょっとマイナスなんじゃないかとさえ思えてくるのであります。

(でもそれがなかったら僕も気になってなかったわけだし、やっぱり正解だったのかもなぁ!)

ちょっと気になる部分も書いておく

良いところばっかり書いてても「まわしもんか!」って思われそうなので、ちょっと気になった部分みたいなのも挙げておきますね。

12人はちょっと多すぎる?

マジカミに登場するキャラクターたちは、3つの高校×4人ずつと設定されていて、計12人。
これがねえ・・・ちょっと多すぎる気がするのです。

ギャルゲっていう側面を考えると人数が大いに越したことはないのかもしれないけれど、全員に感情移入するのに時間がかかるというか、どうしても放っておかれるキャラが出てきちゃう感じで。

しかもなんかちょっと容姿やら役割が被ってる子もいるような気がするんですよねえ・・・。
ここあちゃんと依子ちゃんとか。

・・・でもしっかりハマってしまった今、結局のところ誰一人欠かせないと思ってしまっているので、、、12人で良かった。良かったんだ・・・!

ギャルゲ要素が勿体ない

あとこれ、ギャルゲなんですよ。
なんか、僕の感覚からすると00年代のギャルゲを現代版にアップデートして、ソシャゲ要素を加えたもの・・・って感じなんですね。

だから当然?主人公がモテまくり、ハーレム状態で・・・なんだったら恋愛的なエピソードもあって。

ちょっとね~・・・魔法少女のダークファンタジーっていうところに着眼をおくと、これが邪魔に思えてきてしまうというか。。。
もっとメインシナリオだけでも勝負できたんじゃないかな~って気がするのです。

ただまぁ・・・物語がパラレルワールドを肯定するように出来ているのを考えると、ギャルゲ的なエピソードもうまくシナリオにあとあとで繋がってきたりするのかな。
※現にいろはちゃんの絆Lv20エピソードは本編に回帰した気がするし、、、

・・・うーん。
でもなぁ。

僕はもしかしたら魔法少女に恋愛してほしくなかったのかもしれない。

全年齢版だってしっかり楽しみたい

ちなみにこのゲーム、全年齢版と「そうじゃないバージョン」(=マジカミDX)が存在しています。
というより、もともとはマジカミDXのサービスを前提に作られており、それをDMMさんが見事に全年齢にも向けてプレイできるように環境を用意してくれている・・・ってことみたいなんですね。

でまぁ、もう言わずもがな・・・、マジカミDXには特別なシーンが含まれているんですよ。

僕は上にも書いた通りギャルゲ要素がちょっと邪魔だと思ってしまったので・・・どちらかというと全年齢版で楽しみたいのです。

でも気になっちゃって見比べてみたら、全年齢版だと微妙にストーリーがすっ飛ばされてしまう感じがあって。
なんかそれだとこの作品をしっかり楽しめてないような気がしてしまって・・・以降はマジカミDXをプレイしてるんですが、、、やっぱりなんか、なんかなぁ~って感じなんすよ!!

というか・・・これ、むしろそっち目当ての人は本当に楽しめて(使えて)いるのかなぁ?というところも若干気になる。
なんていうか・・・そっちのシーンがやや古いというか、本当にそれこそ00年代のギャルゲを彷彿とさせる感じだったので。
(グリグリ動いてるのはすごいんだけど、カメラワークが絶望的だったり・・・そのシーンのキャラクターが「誰?」って感じだったり、、、)←結局しっかり見てるやつ

・・・というか!というかよ!?
アダルティなイメージのせいでこれをプレイしない人がいるということは本当にもったいないと思うの、、、

おわりに

ま、そんな感じでどっぷりハマってしまったのであります。

いまチャプター15まで進んで、敵が倒せなくなって停滞してるんですが・・・「ここまでがチュートリアル」と言われているチャプター12まではみんなやってみてほしいですね~。
続けるかどうかはそこから決めればよいのじゃ・・・。

最後に、僕の推しなんですけど・・・

セイラさんですね!!
しかもこのふわふわラビットの衣装・・・これで決めるVictoryポーズがやばい。

元々は丹ちゃんに一目惚れだったんですけど、ストーリー進めていくとキャラクター背景がなんか重くって、、、

そういう意味だといろはちゃんもとにかく前向きでいいですね!!
(一人目なのにピンクじゃなくてレッドだけども!)

むしろ髪下ろしたりり(りりぴょん)しか勝たん。
(実装はよ)

ああだめだ、もうみんなみんな可愛くて、どのドレスも分解できねえ!!

追記

一周まわってカオリン推し。

   

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      2023/08/08

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