聖闘士星矢の星座早覚えシステムを他のことにも応用したらいい
2023/08/08
先日テレビで「星座の順番」についてのクイズをやってまして。
余 裕 で 答 え ら れ た 僕
・・・というのも、子供の頃に熱心に「聖闘士星矢」の黄金聖闘士の名前を憶えていたからなんですよ!!
今思うと、あれってすごいシステムだったんじゃないかと。
今後のエンターテインメントもこのシステムを導入してくれたら、親としても子供にオススメしたくなるんちゃうかと。
そんなことを思いました。
聖闘士星矢のすごかったシステム
聖闘士星矢では序盤の強敵である黄金聖闘士(ゴールドセイント)が12星座に従った12人っていう設定になっていたのです。
しかもその登場順が牡羊座のムウから始まり、牡牛座のアルデバラン、双子座の・・・はさておき、蟹座のデスマスク・・・と、しっかり占星術の黄道十二宮の順番通りになっていたんですね。
つまり4月生まれから3月生まれまでの順番に戦っていくことで、僕ら子供の読者に「星座の順番の覚え方」を教えてくれていた、と。
ゆえに大人になった今でも「山羊座の次は何でしょう?」という問題が出ても瞬時に「アクエリアス・・・水瓶座だ!!」と即答できるわけであります。
ラテン語名も同時に覚えられる仕組み!
しかも黄金聖闘士はそれぞれ「アリエス」「タウラス」など、星座のラテン語名でルビをふってくれているので、みんな一生懸命そこまで一緒に覚えたのです。
漫画を読みながら星座の順番やらラテン語名やらまで覚えられる・・・なんという仕組みでしょう!!!
子供たちは漫画に熱中していただけなのに、計らずして諸々の知識をつけられる。
これは他に生かさない手はない!!
積尸気冥界波ーーーッ!!!
元素記号とか公式とかに応用してはいかがでしょう
・・・というわけで、次に何かヒットしそうな漫画があった時には、例えば120人ぐらいの敵を用意して「1番目の刺客、ハイドロゲン!」「2番目の刺客、ヘーリウム!」とかやったら元素記号を余裕で覚えられるようになるんじゃないでしょうか。
ねえ。
それぞれの性質を生かした技をつくったり。
電子の数とかで仲良しグループを作ったり。
あとは公式ね。
「インテシティのアンペア!」「レジスターのオーム!」
「二人の力を掛け合わせるとエレクトロモーティヴのボルトが生まれるのだ!」
E = R×I
ね、覚えられそう。
僕なんか聖闘士星矢のストーリーをほぼほぼ覚えていないのに、キャラ名だけは結構覚えていましたからね。
それだけ魅力的なキャラたちだったってことなんだろうなぁ。
おわりに
この手のシステム、そういや鋼の錬金術師でも使われてましたよね。
「憤怒のラース」「強欲のグリード」・・・つって七つの大罪の名前を憶えられたもの。
古くはジョージ秋山先生のザ・ムーンで登場人物の名前が「国語」とか「算数」とかっていうところにもヒントがあったのかなーなんて思います。
まぁ、こういうのばっかりになっちゃっても退屈だとは思いますが・・・。
ちなみに聖闘士星矢は作中で第7感を意味する「セブンセンシズ」が、直訳すると「7つの感」になってしまうという危うい部分もありましたw
でもあれ、OKってことになったんだっけ?それとも海外では7th Senseに直されてたんだっけ・・・?
追記
そういえば息子はドラゴンクエストのおかげで「東西南北」の方角がわかったり漢字がちょっと読めるようになったりしました。
何気にこういうエンターテインメントの中にも学びっていうのは隠れてるものなのね。
2023/08/08