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なぜ我が家の息子は「ウンコからこんにゃくが出来る」と思ってしまったのか?

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      2020/05/04

ある日、話の流れから「じゃあウンコからこんにゃくが作れるんだね!」と息子に言われ・・・「どうしてこうなった・・・」となってしまいました。

いや、どう考えたって出来ないでしょ!って大人ならわかるんですけどね。
子供の発想ってなんだか自由で広くて面白いです。

さて・・・そんなわけで検索キーワードとか需要とかを無視してこんなエントリーを投稿してしまったこと・・・本当に後悔している。

後のうんこんにゃくである

まぁ、どういうことかというとですね・・・「こんにゃくってすごいよね」って話をしてたんですよ。

あれって「コンニャクイモ」っていう、そのままだと毒があるイモをどうにかして食べられるようにした加工品じゃないですか。
※実際にどうなのかは知らないけれど、僕らはそういう認識でした。

なんかそうやってでも食べるものを作りたかった・・・っていうのは、飽食の今では考えられない「食への執念」だと思うんですよね。

そんな話をしていた時にふと息子が「こんにゃくって何からできてるの?」ということに疑問を持ったわけです。
そこで僕らは自分たちが思うこんにゃくの製造過程を息子に説明しました。

するとそれを聞いた息子が、冒頭の「じゃあウンコからこんにゃくが作れるんだね!」という発言をしたのです。

毒がある=お腹を壊すからの曲解

この時、息子の頭の中では「こんにゃくを作るお芋には毒がある」「毒があるとお腹が痛くなる」という図式が出来ていました。

そして以前に聞いたことがある「うんこを食べたらお腹が痛くなる」という知識が組み合わさったわけです。

よって「毒がある=お腹を壊す」「うんこを食べる=お腹を壊す」「うんこ=毒がある」が導き出され・・・「毒がある=こんにゃくが作れる」「うんこ=こんにゃくが作れる」という答えにたどり着いたということ。

こういうの、なんていうんだっけ。
砂山のパラドックス?みたいな。

イコールで考えるからおかしなことになる

まぁ、大人は何がおかしいのか一発でわかりますよね。
これ・・・全部をイコールで考えたからおかしいんですよ。

毒があるもの全てからこんにゃくができるわけないじゃないですもの。

でも、僕らも普段・・・意識しないとこれをやっちゃってるんですよ。。。

たとえば「ゆとり世代はサイコパス」とか「最近の若いもんは何も考えてない」とか。
「韓国人は日本を悪く言う」とか「アメリカ人は白人至上主義」とか・・・。

本当は全部「含まれる」っていうだけなんですよね。
ゆとり世代と言われる子たちの中には、たしかにサイコパスみたいな子が何人かいる・・・っていうのは事実だと思います。
だからといって「ゆとり=サイコパス」みたいな図は成り立たないんですよ。

どっちかっていうと「⊃」←これ?こんな記号を使うのが正しいんじゃないかなと。

おわりに

というわけで・・・息子の勘違い的な発想から「イコールで決めつけたらアカンのやで!」ということを考えさせられた・・・というお話でした。

どうぞ検索キーワードは「うんこ こんにゃく 作れる」でお願い致します。

   

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      2020/05/04

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