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なぜ少子化対策はうまくいかないのか??

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      2023/03/06

なぜ少子化対策はうまくいかないのか?
その答えがわかってしまいました・・・。

それは「人間はシムではないからだ!!」ということです。。。

順を追ってお話していきましょう・・・。

少子化対策はうまくいってない!

日本も少子化対策を掲げてちょいちょい政策を行っているようですが、ぶっちゃけうまくいってませんよね。
というのも、年々出生率は下がっているからです・・・。

ただ、世界の出生率を見た時に、特段日本だけが少子高齢化になっているというわけではなくて。

どこのデータを参考にすれば良いかはわかりませんが・・・THE WORLD BANKのデータ(2020年の女性一人当たりの出生数)を参考にすると、

  • 韓国:0.8人
  • 香港:0.9人
  • シンガポール:1.1人
  • 中国:1.3人
  • タイ:1.3人

・・・と、アジアの東側では日本の1.3人と同等または低い国が多いことがわかります。

人口爆発してるイメージのあるインドでさえ2.1人、インドネシアすらも2.2人とかなので・・・高齢化が進まなければ人口はほぼ横ばいといった感じでしょうか。

しかもこれ、アジアだけの問題じゃなくて・・・欧米諸国でも先進国ほど出生数2人を切っている国が多く、さらには「年々減り続けている」という状態なんですよね。
(ドイツやルーマニアあたりはちょっと回復してんのかな??)

でまぁ、人口が減ってしまうことは国としてもあんまり宜しくないわけですよ。
地球規模で考えたら、もうちょっと間引かれてもいいのかなーと思いますけど、国ベースで考えるとね・・・若い労働力がいなくなれば衰退していきますし、、、

どげんかせんといかん、と。(コクバル)

お金の問題でも時間の問題でもない

で、この手の問題が議論されるときに、有識者の方も結構「お金がー」とか「時間がー」みたいなことを問題として挙げるんですけども・・・僕は違うと思うのです。

たしかに子育てにお金は必要ですし、先進国の人ほど「自分のことにお金を使いたい」という気持ちが育ちやすいというのは体感的に良くわかります。
さらにいうと国が豊かになっても個人は貧しくなっていってますからね・・・(体感的にw)

なので、「お金に余裕がないから子育てなぞできん!」というのはまぁ一理あるんでしょう。

また、国が豊かになると生活のベースが上がりますので、人々の欲求フェーズも高まるわけですよね。
これはスマホの普及というのも関係しているとは思いますが、要するに「他人から見た場合の、自分の生活」の確保というものが最優先される傾向にあるのかなと。

そうなれば承認欲求や自己実現のために「自分の時間を最大限に使う」というのも頷けます。

では、たとえば国が生活のためのお金を保障して、企業に「子育て世帯に時間を優遇するように」というお達しを出したとしたら・・・出生率は上がるのでしょうか!?!?

おれら・・・人間だぜ・・・?

これがゲーム「Sim City」の話だったら、僕はうまくいくと思うのです。

市民が挙げる不満を拾い上げて、それを解消していけば満足度が上がる・・・というような感じでね。
「なになに・・・お金がない、時間がない、だから子育てができないとな??Hmm…よし、お金と時間をあげよう!」とやれば、幸福度ゲージが上がって出生率が上がっている、とw

でもなんていうか・・・そういうことじゃないんですよ!!

実際僕らは”シム”じゃなくて、”人間”なのです。
おそらくお金も時間も貰えたら、子育てをせずに自堕落な生活を送るに決まってますからね。

表面に出てきている「やれない理由」というのは本質ではないんですよ。
もっと根底にある部分にアタッチしていかないと、解決できない問題なのでしょう。

ではその根底にある部分って何なのか??っていうところなんですが。

僕はそれ・・・「価値感」だと思うのです。

子育てへの価値感を正さなければ少子化対策なんてうまくいくわけねー

もうね、本当に極論になりますけども・・・子育てを選択しない人というのはお金がないわけでも時間がないわけでもないんですよ。
どちらかというと「子育てに興味がない」というか、ネガティブなイメージばかりが先行してしまっているのではないでしょうか。

で、僕はここに子育て世帯とそうでない人との乖離があると思うんですけども・・・実は子育てってめちゃくちゃ楽しいんですよね。

あのね、「子育てなんかよりも楽しいこと、やりたいことがある」とか言ってる人の話をちょいちょい目にしますけど、セイセイセイ、と。
そんなことないですから!マジで。

正直、自分がやってきたゲームだとか体験したアトラクション、あとは事業だとか趣味ごと・・・どれよりも面白いと断言できます。

ほんと、こんな楽しいことをやらないなんてもったいない・・・ってレベルに楽しいですからね、、、

もちろん、大変は大変なんですよ。
お金もかかるし、自分の「他のことをやりたい時間」がほぼほぼなくなりますし。

だけど・・・たとえば、そうだなぁ。
ゲームとかでも「ヌルゲー」って退屈でしょ・・・?
やっぱり何かしらの刺激があって、困難を乗り越えて、その先に達成感があって・・・みたいな感じじゃないですか。

子育てをゲームに例えたらアレな人達から叱られそうだけど、僕はそういうエンタメの最上級にあるのが子育てなんじゃないかと思うのです。

※どこぞのお坊さんも「大変なのと嫌なことっていうのは別のこと」って言ってたしね。

つまりはこういった価値感の植え付け、洗脳・・・というようなことがなければ、少子化対策なんて表面上のことをやってもうまくいくわけねーじゃん!というのが、僕の辿り着いた答えなのであります!

おわりに

ま、それ以外にもネガティブなイメージが付きすぎちゃってるってところがネックだったりするとは思うのでね。
どうにかそれが払しょくできれば・・・ってところなのかなー。

それかあれですよ。
国民全員からスマホ取り上げて、ある程度全員貧しくさせたらいいんです。(暴論)

そしたらもうちょっと恋愛とかにも目を向けるようになって、自然と子供が生まれるようになるから。

※ホリエモンなんかはすぐ「そんなことしたら海外に逃げちゃう」っていうけど、すぐに海外移住を決断できる人間ばかりじゃないですからねー・・・。

幸福感の低さが出生率の低さなのではないか?みたいな話。

   

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      2023/03/06

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Comment

  1. ロードランナーK.K. より:

    そのまんまコクバルさん
    初めまして
    KKと申します
    どうぞお手柔らかにm(_ _)m
    んなこたぁない(森田一義アワー)
    最後の最後にかけたよさんが仰った「暴論」wですが、実はオレも今の時代において「極論」それしかないんじゃないかって思います
    すごく乱暴な考えですけどね
    今や多様性の時代
    戦前のように産めよ増やせよとはいかない訳で
    人生色々、会社も色々、社員も色々って小泉孝太郎君のお父さんも当時言ってましたしね
    オレがたまたま「外側」を向いてた輩だったからうちの奥様と出会ってチョメチョメし、そして父になるに至った訳ですが、、
    全員が全員そうじゃないことを先に言っておきますけど、今の若人(オレと同年代、年上も含む)はどっちかっていうと、「内側」を向いてる傾向にあるのかなぁと(たまたまオレの周りだけかもですけどね)
    内側の世界も楽しいけど、外側の景色も悪くないんだぜって連れ出したい
    目を背けたくなるような残酷な現実が目の前に横たわってたとしても、それが世の中ってヤツだから
    あとは国に頑張ってもらうしかないね

    • kaketayo より:

      ロードランナーK.K.さん

      初めまして!w
      コメントありがとうございます。

      >乱暴な考え

      ですねw
      やっちゃダメだと思ってます。子供がどうこうどころじゃない反発が起きるでしょうし。
      僕もスマホに依存してますので、なくなったら困るしw

      >人生色々

      乳輪がどうとかいう話じゃなかったでしたっけ??

      >「内側」を

      あー、仰りたい意図わかります!!

      もちろん自分にもそういう側面がありますので、「内側を向く人と外側を向く人がいる」というよりは、人生においてそのタイミングがあったか否か・・・という感じでしょうかね。
      ほんと、僕もたまたま「あれ、外も楽しいじゃん」って思えただけなんだろうなぁ。

      そうそう、今回書こうかどうか悩んだんですけど、「子育てって楽しいんだぜ!!」ってなる前には「チョメチョメって楽しいんだぜ」っていうのもあったじゃないですか。
      なんか行為そのものじゃなくて、そこに至る過程とか、その辺の駆け引きの面白さみたいなものって・・・やっぱり体験して初めて面白かったし、辛かったし、良かったよなぁ~ってw

      だからといって内側の世界の楽しさを否定するようなことがあってはいけないというのが今の多様性でもあり、でもそれ言ってたらもう少子化対策なんて無理だろみたいなのも本音だったり。。。難しいなあ!!

      >国に頑張って

      国にがんバル・・・コクバル・・・