YOASOBI「祝福」のすごさ
水星の魔女を観終わってからというものの、「祝福」をヘビロテしておりますオジサンです。
※あと最近はSuper Beaverの「儚くない」も歌えるようになるぐらいは聴きましたw
この「祝福」なんですけど、改めて聴くとめちゃくちゃスゴイなぁ~って思います。
Ayaseさん・・・なんだ、ただの天才か・・・って。
そんなお話でっす。
タイパ向け・・・をうまくこなしているッ・・・!!
ちょっと前に小室哲哉さんが、楽曲を作る際にはタイパを意識しているようなことをお話されてました。
要は最近の子たちって「サビ」まで我慢できないんですって。
イントロ、Aメロ、Bメロ・・・サビっていう構成だと、サビ前に飽きてしまうのだそうな。
僕も若干タイパのきらいがありますので、その気持ちよくわかるのです。
初めて聴く曲で退屈なイントロが流れ出すと1分ぐらい飛ばして、サビから聴いちゃうんですよね、、、
もちろん楽曲っていうのは「サビオンリー」じゃないんですよ。わかってます。
むしろ「サビだけの曲」っていうのは本当に退屈なのでね・・・。
でもタイパ世代っていうのは、とりあえず「これは聴くに値する曲なんか!?」っていうのを最初に判断したいわけですよ。
そのため、最近の曲は曲頭一発目にサビを持ってくる傾向にあるのだそうです。
(さらには曲の長さも2分超ぐらいで十分だとかなんとか)
祝福も例に漏れずサビから・・・!?
で、「祝福」。
しっかりタイパを意識して「イントロなし」でスタートします。
しかもyoasobiらしい3連符を繋いでいくメロディで、すっごいサビっぽいフレーズから入るわけですよ。めっちゃ耳馴染みが良いの。
そのパートが終わるとイントロ代わりの間奏があって、凪のようなAメロに入ります。
Aメロが終わると・・・あれっ???もうサビ!?
そう・・・例の冒頭のパートがもう来るんですよ。
これなら確かに飽きません・・・飽きませんぞ~!!!
・・・と、思ったら!!!!
その後でさらに盛り上がるサビパートがあるやんけえええええ!!!!
つまりッ!
この曲ッ・・・!!!
サビぐらいに強いメロディのBメロを冒頭に持ってきて、「B→イントロ→A→B→サビ→間奏→C→サビ」って構成なのでした!!!すごい!!
前述したとおり、サビばかりの曲というのはクッソ飽きるんですよ。
でもこの構成なら、1曲の中でサビぐらい強いパートが合計4回出てくるにも関わらず、それぞれが別のフレーズなので飽きません。
おかげでAメロやCメロ部分っていうのもすごく愛おしくなるわけよ、、、、
※思い出したから唐突に書くけども、大槻ケンヂさんの「オンリー・ユー」も散々サビを散らかすことで、”語り”のパートがめちゃ輝いてたんよ・・・
おわりに
そういうわけで、祝福・・・すごすぎました。
曲の長さもね、短すぎず長すぎずの3分ちょっとで良き。(でも構成がうますぎて、ちょっと短く感じてしまうぐらい)
ちなみにこの曲ね~、「水星の魔女」を観てた人は最終回の演出で震えましたよね。
歌詞も水星の魔女の世界観に合わせてあるせいで、今でも曲を聴くだけでフラッシュバックして水星ロスを発動しちゃう・・・。くぅ~!!
スレッタやミオリネさんのその後、どうにか紡いでほしいなぁ。ツライなぁ。
追記
YOASOBI繋がりで、ヒカキンさんのアイドルMVを観たんですが・・・
これ、その前日に公開されてた「見て」って動画の方が常軌を逸してて好きw