ブロガーとしてのゴールについて考えた

20年近く売れてなくて、ようやく芽が出て来た感じのお笑い芸人さんを見ると、「よくここまで頑張ったなぁ・・・」と感心する。
その年月というのはすごいもので・・・売れない間に飽きてしまってもおかしくないと思うのだ。

実際、志半ばでお笑いの道から離れてしまった人というのも少なくないだろう。

続けられた人は本当にお笑いが好きだったのか、他にやりたいことがなかったのか・・・ただただ愚直だったのか。

いずれにせよ、結果を出せていない状態ながらもめげずに続けることが出来たというのは単純に尊敬に値する。

・・・と、思ったんだけど・・・コレ、自分もそうなんだよなぁ。。。
僕もブロガーとして数年頑張ってますけど、特に目立った結果みたいなのは残せてませんｗ

日々「なんのためにやってんだコレ？」と思ったり、「もう辞めてもいいよなー」みたいな気持ちと闘いながらも、なんとなく辞め時を失って惰性で続けてる感さえあります。

で、これ・・・冒頭で書いたお笑い芸人のソレに近いんじゃないかなと思ったんですね。
というか「共通点」があるなーって。

おそらくその共通点こそが「売れない原因」なんちゃうかーって。

売れない芸人と売れないブロガーの共通点

その共通点というのは・・・「なんとなく続けている」ということだと思います！！

さっき自分で「辞め時を失って惰性で続けてる」と書きました。もうそれが答えだったんですよ。

どういうことかというと・・・「〇年後の自分がどうなっているか？」という具体像が見えていないってことなんじゃないかなって。

たとえば芸人さんだったら、「何年後までに劇場をいっぱいにして」「何年後にはテレビのレギュラー何本で」「何年後には冠番組でMCやって」みたいなマイルストーンがある人とない人ではそこに向かうモチベーションが変わってくると思うんですね。

「面白いネタやってれば、いつか劇場はいっぱいになって・・・たまたまその噂を聞きつけたテレビ局のお偉いさんの目にとまって新番組に抜擢される」みたいな都合のいい夢を見がちなんですけど、そんなことってきっと滅多に起こることじゃなくて。
売れてる芸人さんっていうのはそういう「偶然」の部分を必然にすべく動きまくってるんじゃないかな～？って。

ブロガーやYouTuberも一緒ですよね。
いついつまでにPVどれだけ稼ぎたい・・・みたいなのがあれば、そこへの道筋をちゃんと描けると思うんですけども。
「続けてたらいつかバズるんじゃね？」って気持ちじゃあーーーまぁ、無理だろうなーとｗ

じゃあ僕のゴールはどこなんだ定期

じゃあワイ、どこがゴールなんだろうなぁ。
おそらくなんですけど、ゴールを決めることっていうのはとても勇気のいることなんですよね。

その覚悟を持てているのかいないのか？みたいなのが売れる売れないってところにも繋がってきそう、というか。

やっぱ売れてる芸人さん、売れてるブロガーさんって・・・覚悟が違う気がするもの。
こんな「えー、あんまり有名にならなくてもいいから、今ぐらいでゆるっとやれたらいいの。」とか思ってるブロガーなんて埋もれても仕方ないんですよ。

うーん・・・ゴールかぁ。どうなりたいんだろう。
「ブログ飯」っていうのを夢見ていた部分もありますけど、自分の露出が増えたり等々と天秤にかけると・・・やっぱり覚悟が決まらないんだよなぁ。（怖いし、面倒だし）

おそらくはそこが決まらない以上は日々「何のためにやってるんだろう！？」という気持ちを抱きながらやっていくことになるんでしょうねえ。

おわりに

・・・などと言いつつ、「何のために」っていうのは結論出てるんですよ本当は。

一つは「自分が言いたいことを吐き出す場所」なんです。たぶん。
家族や友人に想いをぶつけるぐらいじゃ飽き足らず・・・ブログを読んでくれている不特定の人たちに聞いて欲しいっていうｗ

あともう一つ、「見てくれた人の暇つぶし」ってことは意識してるかなー。
やっぱブログって新聞には成りえないというか、、、こんなこと僕が言っちゃいけないんだけど「ブログなんて読んでる暇があったら新聞読んだ方が何倍も有益」ってところがあると思うんです。

それでも見に来てくれる人がいるんですから、その人たちの暇つぶしぐらいにはなって、願わくば「クスッ」としてもらえたらいいなーって。

・・・じゃあ悩むことないじゃんなぁ！？
「もう辞めても・・・」じゃないんですよ。まったくもう。