薄毛解消まとめ~抜け毛を無くす&毛を育てる
2020/05/04
薄毛についての勉強をしています。
前に調べて、なんとなーく理解していたのですが、
もう一度しっかりまとめてみようと思いました。
ポイントは
- DHT(ジヒドロテストステロン)
- 5αリダクターゼ(主にⅡ型)
この2つです。
まずは自分の現状について知る
僕は高校に入ったぐらいから薄毛を意識しはじめました。
頭頂部らへんが、なんかスカスカになってきた気がしたんです。
坊主にするとてっぺんの毛が弱っていることが隠せるけれど、伸びてくると途端に頭頂部だけ「ぺターン」となっちゃう。
もとから髪の毛が細いのも原因かもしれません。
中学ぐらいからヒゲ、腋毛、陰毛などなど体毛がゴッソリ。
精力は子供が生まれるまではそこそこ。
子供が生まれてからはほとんど無くなっちゃいました。
さて・・・それらを踏まえて調べてみると、どうも「ジヒドロテストステロン」というホルモンが怪しいことにぶちあたります。
ジヒドロテストステロンの作用として、
- 薄毛
- 体毛の増加
- 精力の減衰
があるとのこと。
いや、まさにこれじゃん!!
また、家系的に父と父方の祖父は頭頂部が薄い・・・というか禿げてます。
体毛もそれなりに濃かったと思いますので、遺伝的ななにかもあるのでしょう。
抜け毛の進行を止めるのと、育毛は別
実は僕らが勘違いしてしまいがちな
「これだけやればフッサフサ」
というような薄毛対策は存在していません。
少なくとも次の2段階の処置が必要みたいです。
- 抜け毛の進行を止めること
- 毛を育てること
多くのサイトで触れられていますが、髪の毛が薄い人というのは「抜けるサイクルが早く、生えてくるサイクルが遅い」かつ「髪の毛が細い、コシがない」というところに原因がある模様。
抜け毛の進行を止めるには、先述のジヒドロテストステロンを抑える必要があります。
そして毛を育てるには毛髪の成分ケラチンを意識して、動物性に偏らないタンパク質を取ることが大切なんだそう。
抜け毛の進行を止める方法
抜け毛を進行させるのは、前述の「ジヒドロテストステロン」という強力な男性ホルモン。
頭頂部や前頭部の生え際の毛を「もう生えなくてよい」と指示し、代わりにヒゲには「もっと生えよ」と指示するらしい厄介なやつです。
マジで・・・なんでこんなことを指示してくれるんだよ・・・!
ではこのジヒドロテストステロンがどうやってできるかというと、もともとの男性ホルモンに5αリダクターゼという酵素が結合して出来るのだそうです。
だったらもともとの男性ホルモンがなくなりゃいーんじゃんっていうと、そういうわけでもないんですね。
ほかに影響が出ちゃうため男性ホルモン自体は無くせないわけです。
そこで「5αリダクターゼと男性ホルモンを結合させない」ということが必要になる、と。
ちなみに5αリダクターゼはこんな感じで分布しているそう。
II型・・・こいつマジでやってくれてるな・・・!
5αリダクターゼを抑制する働きがあるものには、フィナステリドという医薬品があります。
有名な商品だとプロペシアですね。薄毛で悩んでいる人なら一度は聞いたことがあるかもしれません。
現在ではプロペシアの日本での特許が切れているため、ジェネリック品も多く登場しているとのこと。(フィンペシアなど)
ただしこれらを入手するには医師の処方箋が必要です。
AGAの相談をしなければなりません。
亜鉛が突破口を切り開いてくれるかも
また、抜け毛の進行を遅らせるのに「亜鉛」にも期待ができそうです。
亜鉛が体内に多く存在していると、髪の育成にも役立つし、5αリダクターゼの抑制にも働いてくれるんだとか。
亜鉛を多く含むものは、牡蠣、レバー、牛肉、卵、貝類、チーズなど。
亜鉛が欠乏すると、貧血やうつなどの症状が現れます。
※ただし、亜鉛の過剰摂取は急性中毒の恐れも。
ちなみに亜鉛は射精でめっちゃ無くなるらしい・・・こわっ。
だからハゲてる人=絶倫というイメージがあるのかな。
他にもオウゴンエキスなるコガネバナ根抽出物も5αリダクターゼ抑制に効果があるそう。
育毛には血行促進と、アミノ酸
毛を育てるには毛が伸びるメカニズムを知る必要がありますね。
実は毛って、外に出ている部分が育つのではなく、皮膚の下に埋まっている部分が伸びるんだそうです。
毛乳頭の指令により、栄養を毛母細胞に運ぶことで起こります。
また、栄養はもちろん血液に乗って運ばれるので、血行が悪いと行き届かない。
そこでミノキシジルという、血行促進の薬が注目されています。
もともとはアメリカで血管拡張(血圧低下)の薬として発売されたもの。
髪に運ばれる栄養というのは、髪を構成するケラチンのもとになる成分。
ケラチンは実に髪の99%を構成している18種アミノ酸が結合したタンパク質です。
肉や豆、魚などから摂取することが可能。
ただし、毛母細胞が髪を生成する為にはこれだけあればいいという物ではなく、イソフラボンやカルシウム、各種ビタミンなど、複合的な摂取が必要です。
さらには血管を詰まらせるような食事になれば血流を悪くするので、食生活には十分気をつけなければなりません。
血行と栄養、両側面から考えること・・・めんどくせえ・・・。
なぜミノキシジルやノコギリヤシ、海藻類・薬用シャンプーが効かないのか
さてさて、ミノキシジルは国が唯一発毛の効果があると認めているそうですが、中には効かない人もいるそうです。
それは上記を考えれば当然で、血行がもともといい人はミノキシジルの恩恵を受けられないわけですよね。
また、薄毛の原因が血行不良にない人であれば、やっぱり効果は感じられないのでは?と思います。
さらに言うとミノキシジルでの育毛は髪の毛だけには留まらず、全身の毛を濃くしてしまうとのことで・・・それを望まない人にしてみたら注意が必要でしょう。
・・・まぁ、これも考えてみたら当然のことなんですけどね~・・・。
中には抜け毛予防にノコギリヤシを神格化している人たちがいるようですが、こちらは成分と臨床試験のデータが不十分らしく・・・まだまだ不明確らしいです。
僕はその昔、「髪の毛には海藻だ」との思い込みからワカメやもずくを一時期よく食べましたが・・・こちらも特に根拠はなく、ふさふさになるなんてことはありませんでした。
※海藻は髪のコシを強くするとか、つやを出すような効果があるそうです。
では薬用シャンプーはどうでしょう?
僕も実は一時期使っていたんですけど・・・薬用シャンプーはあくまで頭皮の汚れや皮脂を落とすことが目的で、そこに育毛の効果は認められていません。
そのため「シャンプーによってフサフサ」はありえないのです。
※ただし、頭皮が汚れていれば育毛の妨げにはなるんだそう。
・・・でもそれ、通常の洗髪でも問題ないのでは・・?
経口摂取と塗布の差
色々を総合すると、食生活、ストレス、睡眠不足、運動不足などなどいわゆる生活習慣の改善が、頭髪環境の改善にも繋がりそうです。
ただ「それだけだと回復力が遅い」と感じるのなら、育毛剤に頼るのも良し・・・といったところ。
育毛剤はタブレットタイプの経口摂取型と、スプレーなどの塗布型があります。
タブレットタイプは飲んで血管に吸収されてから全身に行き渡るもの。
一方塗布タイプは皮膚から血管に作用させるため、塗布部分に作用しやすそうな印象があります。
塗布タイプは効果が弱いという意見もありますが、どっちも一長一短かなーと言った感じ。
とりあえず気になるのは、5αリダクターゼの抑制作用と育毛作用を含むやつですね。
チャップアップ(CHAPUP)とか。
ただ、自分でゴールを決めておかないと、
「え、じゃあいつまで塗りつづけんの」
って話になりそうなのが怖いです。
・・・とはいえ、完全になくなってしまった部分に生やすのは難しいらしいので、薄毛を感じている今こそ育毛剤と生活習慣改善を頑張ってみる時期なのかなぁ。
そして無事フサったら、その後は生活習慣だけでなんとかなるようにする、みたいなのが正解なんでしょうかw
おわりに
なんとなくまとめてみたものの、なんだかまだまだ奥深そうな気がしますね~。
とりあえず自分に出来ることから頑張ろうと思う反面、年齢も年齢だしいっかなぁ~・・・みたいな部分も。
うーむ。
2020/05/04