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時代遅れな訪問営業には堂々と居留守して対抗しようぜ

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      2023/08/08

日中、家にいると何度となくチャイムを鳴らされます。

僕の場合、気がむいた時だけのぞき穴を見に行き、知らない人だったらそのまま放置するのがほとんど。

もちろん宅配便で何か届く予定があるときや、来客があるときにはこっちもそのつもりでいるのでサッと対応しますが、突然誰かが来ても基本的には応対しないということです。

ただ、どことなく「居留守はよくないもの」という先入観があり、どうしても訪問者が去るまで息を殺して待ってしまう自分がいます。

これ・・・すごく自分でも不快なんですよねw
そろそろ「居留守は堂々としていい」というルールでもできてくれたら嬉しいんですが・・・。

それでも僕が居留守をする理由は何なのか?
そして訪問営業って時代遅れすぎない・・・?っていうお話です。

なぜ僕は居留守をするのか

僕が居留守をする理由。
それは防衛手段に他なりません。

以前、弟が知人から脅迫を受けていた時、母と弟が同居する実家に知らない人が訪ねてきたことがあります。
母も不在だったため、弟は状況が状況なだけに怖くなってしまい「どうしよう」と僕に電話で助けを求めてきました。

その時僕が出したアドバイスは「居留守しろ」でした。
※警察曰く、敷地内に入ってきたら即通報でOKみたいです。

知らない人が門を入って来たら、即110番でいいらしい

その時の来訪者はどうやら母の客人だったようで、母は居留守を使った弟を叱責しました。
でも、僕としては自衛手段として適切だったのではないかと思うのです。

なぜなら、その時はたまたま母への来客でしたが、そうでなかった場合・・・たとえば弟に危害を加えようという人物の来訪だった場合を考えてみてください。
居留守を使っていればこそ「いないのか」と帰るかもしれませんが、顔を出そうものならトラブルになるのは目に見えているからです。

アポイントもなく訪れた母の客人にも問題がありますし、その方にしても母がいなかったのだから弟が居留守を使おうとなんら問題なかったわけです。
問題があるとすれば、「居留守なんてして!」と怒る母の世間体ぐらい。

世間体なんて、早くなくなってしまえばいいのに、と思います。

来訪者に突然殺される時代

自衛なんていうと大げさに思われる方もいるかもしれませんが、僕はそういう方は危機感が若干足りないんじゃないかと思うんです。

大げさと感じるかもしれませんが、今は来訪者に突然殺されるような時代ですよ。
都市伝説でもなんでもなく、特に恨みもないような人を興味本位で殺したりするヤツがわんさかいますよね。

いつどこで襲われるかはわからないので、100%の自衛なんてできるわけがないんですが、それでも防御できる確率をあげておくことは必要だと思います。

宅配便のドライバーさんだからって油断はできません。
同じく人間ですから、いつどこで狂気をむき出しにするかはわからないのです。
(ここまで言い出したら全く外に出られなくなりますがw)

訪問者は誰の得を考えているのか

そんな僕だって、昔は律儀に毎回応対していました。

でも、だいたいアポなしで来る方って、セールスか勧誘なんですよ。
家を買いませんか、保険に入ってますか、変なジュースを買いませんか・・・エトセトラエトセトラ・・・。

で、これ、僕が応対することで得するのは誰なんだろう?って考えたわけです。
休日に家でゆっくりしているところに玄関先まで呼び出されて、延々と話を聞かされて・・・なんだったら帰ってくれないという。

明らかに僕は得してない。

いや、もちろん僕が喉から手が出るほど欲しいアイテムを売りにきてくれているなら話は別です。
たとえば家を売るにしても、現金特価1万円の家・・・とかだったら興味あるかもしれない。

でも、そういう誰が見ても魅力的な商品なんて、訪問販売しなくたって売れるんですよ。

わざわざ営業マンにお金を払ってまで、訪問販売でなきゃ売れないようなアイテム・・・そう考えたらお察しです。
宗教も同じ。
本当に入りたい宗教だったら勧誘されなくてもこちらから伺ってますって。

そう思うと、誰が得するのかの答えは明白です。
訪問者本人が得するために突然の訪問をしているということ。

なぜ僕が見ず知らずの人の得のために時間やお金を割いてあげなければならないのか・・・?
正直言って疑問です。

※もちろんセールスに来てもらったおかげではじめてその商品を知る、ということもあるでしょうし、商売の基本はWin-Winであることからも、訪問営業が100%悪だとは思いませんが。

時代に合ってない

僕は父が銀行マンでした。
地方銀行に勤めていた父ですが、入社当初は訪問営業のノルマを課され、イヤイヤ仕事に通っていたそうです。

それが今から40年以上も前の話。

インターネットはおろか、ケータイ電話すらなかったような時代です。
そりゃ今よりも物理的な営業方法が少なく、突撃訪問に頼らざるを得ない部分もあったと思うんです。

でもいまは時代が違います。
なにかっていうとIoTとか言われてる時代なのに、なぜイヤイヤ(かどうかはわからないけどw)訪問営業をさせるんでしょうね・・・?

する側にもされる側にも対してメリットがなさそうなのに。

もうちょっとユーザーの生活や欲求について本気で考えてほしい。
身体よりも頭を使って欲しいなと思っちゃいます。

堂々とさせてくれよ!

で、まぁ、結局頭も使わない、自分の得しか持ってこないような人の話なんて聞くに値しないと思うので、結局は僕自身の居留守を正当化したいわけなんですが・・・やっぱり結構イヤなんですよね。

中には玄関先で「こんにちはー!」とか大声だす営業マンの人とかもいて、ちょっとビクッとしちゃうw

どうにか「中には居るけど、アポイントない人に応対する気はないですよ」っていう気持ちを伝えられないものか・・・。
というか、「居留守はして当然だよね。こういう時代だものね。」っていう風潮にならないもんですかねえ。

そんなことばっかり考えて居留守をするわけです。

おわりに

だからなんだ、って話ですがw

ただほら、こういう誰得な話だって、ブログに勝手に書く分には可愛いもんじゃないですか。
これを街行く人を捕まえて「聞いて聞いてあのさー!」つって話始めたらダメだろうけれども。

というわけで、突然の知らない訪問者には居留守がおすすめ(?)というお話でした。

   

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      2023/08/08

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