8月2日にドキュメンタル・シーズン3スタート!前2作を観て「これは新しい笑いのジャンルなんだ」と思った。
2020/05/12
Amazonプライムの独占番組である、松本人志プレゼンツ「ドキュメンタル」のシーズン3がいよいよ8月2日にスタートします。
なんだかんだ楽しみにしていて、今やプライムの会員費をこれだけのために払っていると言っても過言ではないぐらいです。
前2作は期待値が高かった割に後半かなりグダグダになってしまったことからかなり酷評を受けていた印象もありますが、ルール改変があったり、徐々に出演者も戦い方がわかってきたりして、もしかするとシーズンを重ねるごとに面白くなるというのが魅力なのかもしれません。
そう、ドキュメンタルって松っちゃんが最初に言っていた通り、こういうのすべて含めて「ドキュメンタリー」っていう部分を楽しめるかどうか?がキモなのかもしれませんね。
ただ単純に「一番面白いヤツを決める」っていう番組だと思って観ちゃうと、やっぱり違うんじゃないかと思います。
今回の出演者と、ドキュメンタルの楽しみ方についてまとめました。
ドキュメンタルシーズン3の出演者
出演者8名は以下の通り。
- 秋山竜次(ロバート)
- 岩橋良昌(プラス・マイナス)
- 春日俊彰(オードリー)
- 木下隆行(TKO)
- くっきー(野性爆弾)
- ケンドーコバヤシ
- 後藤輝基(フットボールアワー)
- 伊達みきお(サンドウィッチマン)
- 山本圭壱(極楽とんぼ)
- レイザーラモンRG(レイザーラモン)
前回までの常連だったフジモン、大輔さん、ジミーちゃんが入っていないのは新鮮かもしれないですね。
ツッコミの位置にフットの後藤さんと伊達ちゃんが来てる感じです。
僕はメンバーを確認して目についたのは極楽の山さんでした。
昨年から徐々に活動を復活されていて、ようやくこういう場にも出られるようになったんだなと思うと、なんだか頑張ってほしいなと感じましたw
リピーター枠はくっきーだけですね。
こういうメンバーほぼ総とっかえが、吉と出るか凶と出るか・・・こういうあたりも楽しみ方の一つなのかもしれません。
一番面白いヤツを決める大会じゃない
今までの2大会を見ていて、多くの人が「笑わないことが面白いこととはイコールにならない」と感じたのではないでしょうか。
僕もそのくちで、これは決して「一番面白いヤツを決める大会」というわけではないんですね。
このメンバーを見た時に、僕の妻が「普通にくーちゃんのネタが見たいわー」と言っていたのを聞いて、「いや、それだったらR-1でいいじゃん」と返した時にふと気づいたんです。
これ、要するに「そういうバラエティ」っていうだけなんですよ。
誰が面白いか?じゃなくて、誰が笑わずに残っていられるか、っていうサバイバルというか。
「いや、最初からそう言ってたじゃん」っていう話なんですが・・・勝手に「一番面白いヤツは誰か!?」って期待しちゃってたわけで。
そういう期待が悪評にも繋がっちゃったのかな~という感じがしますね。
あとはメンバーが豪華だった点もそうかな。
今回のメンバーを見ても、どう考えてもガッツリ笑わせにくるタイプの人たちばかりですし、期待するなっていう方が無理ってな話ですw
実はすべり芸が強いのかも
R-1やM-1、キングオブコントではないからこそ、サバイバル的な番組だからこそ、笑いはどうしても「大学生の笑い」的な”ノリ”とか”下ネタ”に走りがちなのがドキュメンタルの悪いところでもあり、新しいところでもあります。
要するに、ネタで面白い人、漫才で面白いコンビ、コントが面白いグループ・・・ではなく、「笑わないで残れた人」を決めるという新しい笑いのジャンルということ。
実験的な番組なんですよね、普通に考えて。
僕は、あの場の空気を考えると、むっつり系のお笑いさんとかすべり芸の人の方が強いんじゃないかなーと感じました。
そう言われてみたらすべり芸の人って全然出演していない気がします。
こういう出演者的な部分も回を重ねるごとに改良されていく・・・みたいなのが楽しみ方なのかもしれないですね。
おわりに
というわけで、僕は今後のドキュメンタル(あと何シーズンやってくれるのかわかりませんが)は、「新しいバラエティの誕生」に立ち会うつもりで観たいと思いました。
・・・本音を言えば単純に笑いたいんですけどね~w
あと3日・・・楽しみです。
追記
観たで~
2020/05/12