BUFFALOのパンタグラフ式アイソレーションキーボードを分解して掃除。[BSKBU10]
2020/05/02
パソコンのあるデスクで普段お菓子を食べちゃっている人も、そうでない人も、キーボードの隙間から見えるゴミのようなものが気になっている・・・という方は多いのではないでしょうか。
キーボードの隙間ってうまく掃除ができそうで出来ない、微妙な空間だったりしますよね。
今回僕も、購入してから2年強放置していたキーボードを掃除してみることにしました。
・・・ここから先、閲覧注意です。
正直、汚物が苦手な方は吐くかもしれません。
というわけで、BUFFALOのBSKBU10というキーが分離しているパンタグラフ式キーボードの分解です。
【閲覧注意】キーボードの中って、汚いんっすよ
これが掃除を行う前の僕のキーボードです。
よく使うキーの文字がハゲてしまっていますが、もう10年は使いたいと思ってるぐらい手に馴染んできています。
・・・で、よーく見ると、、いや、よーく見なくても・・・キーの隙間に白いゴミのようなものが溜まってるのがわかりますね。
黒い鍵盤なのでよく目立ちます。
これ、肉眼だと実はそこまでよくわからないんですよ。
でもこうやってスマホで撮影するとめちゃくちゃ汚れが目立ちますね。
で、掃除しようと思っても、結局隙間に入ったゴミはなかなか取れません。
そうなるとキートップを外して、中を掃除していくしかないんです。
パンタグラフ式キーボードのキートップを外す
僕が使っているような薄型のキーボードの場合、パンタグラフ式であることが多いです。
パンタグラフ式っていうのは電車の天井についているパンタグラフのような仕組みがキーの内側にあるタイプを指しています。
こんな感じで、実際にはこの中央にゴムのボタンがあって、キートップ裏面でそのボタンを押すことでキーが入力される仕組みとなっています。
このキートップを外すことで、キーボードが収まっている部分を掃除していくことができるようになるわけです。
パンタグラフは上の図のようにキートップにハマっている部分と引っかかっている部分で構成されていました。
なので、まずは左側のハマっている部分を外し、右にスライドさせるようにして引っ掛かりをとってあげれば外れるということになります。
上の図のキートップとパンタグラフの間(上側の逆三角形になっている部分)にマイナスドライバーのようなものを入れて、てこの原理でちょっと力を入れてあげればOKです。
商品ごとの違いがあるとは思いますが、だいたい「左上からやってみよう」と言われているので、僕もそれにならって外していきました。
こんな感じで、左側のハマっている部分をパキッと外して、右側の引っ掛かり部を外します。
キートップを外した画像がこちら。
キートップが無事外れたので撮影してみました。
・・・。
・・・・・・。
・・・・・・・・・。
いいですか?
いきますよ!?
はい・・・まさに汚物。
ビックリしました。
こんなに汚い環境で作業していたんですね~・・・。
中には埃とお菓子のかけらみたいなヤツ、そして手垢と思われる汚れとどこかしらの毛が落ちていました。
お菓子はまぁ自業自得だと思うんですが、、、埃は誰でも混入しうるものですし、手垢は手汗が酷い僕のような方の場合には確実についています。
あとは抜け毛が激しい人も僕と同じ目にあっているはず・・・。
一つ一つのキーに対して、このゴミの除去をしていく必要があるんですね~。
ダスターで飛ばす、小さくちぎったティッシュとピンセットで拭き取る
まずはこの状態でキーボードをさかさまにし、裏からトントンと叩いてやることでそこそこのゴミが落ちます。
そこそこっていうか・・・結構ビックリするぐらいw
ええと・・・
こんな感じで!
で、それだと不十分なので、ダスターを使います。
パソコンショップなどにあるエアダスターがいいと思いますが、僕はそんな高価なものを買えないので・・・
以前100均で買ったブロアーを使いました。
・・・が、細かい埃は飛ぶものの、汚れや毛などはなかなか飛んでくれません。
そこで、小さくちぎったティッシュをピンセットで摘まんで、中をゴシゴシしました。
この時、アルコールとかを染み込ませておいた方が綺麗になりそうな気もします。
拭き終わったのがこんな感じ。
まだまだ汚いですね・・・でもこれを全109キー(?)やらないといけないので・・・どこまで綺麗にするかはあなた次第・・・って感じでしょうか。
外したキートップ側も綺麗にしておきます。
この写真と上の図でなんとなくパンタグラフがどうキートップにハマっているのか想像がつくかと思います。
・・・まぁ、2~3個外しちゃえば慣れると思うので、要らない・使わないってキーからガンガン外してみるのが早いですねw
パンタグラフの付く向きが違うキーもあった
このBUFFALOのキーボードに関して言えば、通常のキーはすべて同じ向きにパンタグラフがついており、左上(または左下)からパキッと取ってやればOKでした。
が、いろいろなキーを外しているうちに向きが違うものにも出会いました。
たとえばこれ。
縦長のキーだったんですが、パンタグラフが90度右に回転してつけられています。
そのため、もし左下からやってたらキートップのツメ・もしくはパンタグラフの引っ掻けの部分を折っていた可能性がありました。
※左上からやっていたのでセーフ。もしかしたらそういう意味でみんな「左上から」って言ってるのかも。
あとはスペースキーなんかも特殊でした。
両サイドに向き合うような形で2つのパンタグラフがついています。
まぁ、いずれも向きが違うだけなので、パンタグラフとキーボードの隙間に何か薄くて堅いものを入れてテコで片側を外して・・・ってやり方に違いはありません。
おわりに
そんなこんなで、そこそこ綺麗になりました。
・・・って思ったら、YキーのサイドとかKキーの隙間とか・・・まだ汚れが取り切れてなかったです・・・。
こうして掃除後に一度撮影をしてみるとまだ取れていない汚れに出会えていいかもしれませんね!(強引)
ただこれ・・・一度やりだすと全部終えるまで終わらせられないと思うので・・・本当に時間が余っている時に取り掛かるようにしましょう。
そして次の汚れが溜まる前に定期的に掃除していきたいところです。
2020/05/02