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PTA存続の危機に二つ返事で協力できなかった話

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息子の小学校のPTAが役員不足により存続の危機を迎えました。

僕らとしては、強制でやらされるようなものでもないと思っていたので、やりたいという人がいないのであれば存続ができなかったとしても止む無しというところなのかなと・・・。
ただ、「じゃあPTAが無くなるとどんなデメリットがあるの??」というのがよくわからなかったんですよね。

PTAからのアンケートで「存続すべきか否か」「役員やるかやらないか」みたいなのがあり、他のご家庭からも「活動内容が子供にとって必要ならやる」という旨の返答があったのですが・・・特にPTA側からは回答が得られず。
(アンケート結果だけお便りでいただきました)

で、たまたま息子の同級生のお母さんが現役のPTA役員だったので、いったいPTAは今何をやっているのか!?を聞いてみたのです。

ほぼ、何もやってない

PTAが何をやっているのか・・・という質問に対しての答えは「今はほとんど何もやってない」というものでした。

というのも新型コロナウイルスの影響で、子供のイベントごとが激減しているからなのだそう。

唯一の活動として、特定学年にだけ用意された課外授業(性教育関連?)があることがわかり、そこだけは関わっているとのこと。。。

むむむ・・・。

つまり役員を決めて、集まったり予算組んだり(集金したり)はするものの、特にやることはないと。。。
そうなってしまうと「存続しなくてもいい」って思われてしまうかも・・・?

そもそもの問題

そもそもPTAというのが何の為にあるのかがわからない状態では「やりますか?やりませんか?」というのは決められないと思うんですよ。

今回のアンケート結果でも「何をやっているのかがわからない」という質問が多く上がっていたにも関わらず、そこに対する回答がなかったわけで。
「何をやってるかは言わないけど、やってくれる?」って言われて「やる!!」とはならないかなと。

そういう状態なのにも関わらず「在学中に一度はやらなきゃだめ」だとか、強制的な雰囲気を作ってしまうからより突っぱねられてしまうのではないでしょうか。

仕事が忙しくてできません

アンケート結果には「仕事が忙しいので、申し訳ないが暇なお母さんがやってくれ」というものもありましたw

いやいや・・・。
暇なお母さんて。

まぁ、仕事に関しては各ご家庭の事情があるので仕方がないと思いますが、これはなんかズレてるかなぁ・・・。

「自分の子供のために、週に30分でいいから時間を割いてください」と言われたら、できない親なんて絶対いないと思うんですよね。
結局のところ問題なのは「何をするのかがわからない」→「負担する分量がわからない」→「どれだけ時間を割けばいいのかがわからない」っていうところから「安易に引き受けられない」ってことなんじゃないかと。

おわりに

結局我が家では、そのPTA役員のお母さんから「他の役員に強烈な人が多いからやらないほうがいい」というようなことを言われ(w)、無理に立候補をするようなことはしませんでした。

最終的には熱心な方が集まったようで、存続の危機は脱せたそうです。

結局のところ多くの親御さんが「何をやってんのかわからん」「子供にとって何がメリットなのか」というような状態にあって、本当に必要なのかどうかはわからないまま。

もともとPTAが誕生したのは19世紀のアメリカだそうで、それが今の時代の日本にも同じように必要なのかは疑問です。
(ただ、それまであったものがなくなる、というのは寂しいものですが)

アンケートには「とりあえず解散してみたら何が必要なのかわかるのではないでしょうか」というものもあり、なるほどと唸ってしまいました。

本当は「何やればいいのかもわからんけど、とりあえずやーるー!!」みたいな心持ちで参戦できればカッコいいんですけどね〜!

   

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