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ドラゴンボールDAIMAを観た感想!

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      2025/03/05

鳥山明先生が関わった最新のドラゴンボールにして、遺作となってしまった「ドラゴンボールDAIMA」。
毎週息子と楽しませて頂きました。

正直なところ、「鳥山明の最期の作品」みたいなバリューを抜きにした場合、かなり駄作だったと思います。(とかいうと角が立つけども)

というのも、これって本当に「全20話」想定のお話だったんですかね??
あくまで全体を観ての僕の感想にすぎませんが、物足りないような、間延びしてるような・・・中途半端な印象を受けてしまったからです。

ドラゴンボールの正当な続編とするにはやっぱり薄味でしたし・・・かといって短編ものとするには長すぎるというか。
(特に後半のバトル展開がやけに退屈でした、、、)

実は鳥山先生的には6話ぐらいでギュッと終わらせる予定のお話だった・・・なんてことないでしょうかw

今日はちょっとそんなDAIMAの感想をダラダラと・・・。

ここが良かったDAIMAワンダーランド

辛辣な出だしになってしまいましたが、良かった点もいっぱいあります。

まず主題歌!
「ウッヒョッヒョ」から始まる歌ってところで、いきなり笑わせてもらった感はありますねw

それからゴリローことグロリオのキャラデザ!
めちゃくちゃ良かった!!
どことなく90sを感じるファッションで、ちょうどドラゴンボールを観てたあの頃を思い出す感じでエモでした。

そして諸々の「正当な続編としての設定」ですね~。
魔界の構造だったり、魔人の誕生秘話だったり、界王神様の本名やグリンド人という人種、ナメック星人の故郷など・・・ドラゴンボール正史として今後はこれが語り継がれていくわけですよ。

そして、DAIMAが正史(原作ブウ編の続編)とされることでパラレルワールドにされたドラゴンボールGTにおける悟空の進化系「スーパーサイヤ人4」も登場したので、これもまたドラゴンボールの正しい歴史の一部ということになったわけですなー。

間延びしたバトルと強さのインフレが残念

ただ、やっぱり冒頭で書いた通り・・・ちょっとお話の長さが微妙だったというか・・・。
「はあああああ・・・!!」つってスーパーサイヤ人になって、「か~め~は~め~うぁーっ!!」つって、相手も似たような攻撃をして波動がぶつかりあって・・・みたいな演出を何度も見たり、大魔王ゴマーが何回やられても立ち上がるというのは良いとして「これ・・・いつ終わるん??」って長さだったりしたのが残念でした。

いや、それでもバトルシーンにすごい見ごたえがあれば別だったとは思うんですけどね、、、そんなでもなかったというかw

ほんで、やっぱり今作って「主要キャラが子供にされて弱くなっちゃった」というところと、大魔王ゴマーが弱いヤツってところで「強さのインフレからの脱却」が目指されていたのかな~?と想像してたんですが・・・結局そんなこともなくて。
最終的にスーパーサイヤ人4になって最強の悟空と、魔のサードアイでほぼ不死身のゴマーが一騎打ちで戦う展開になってしまったのも残念でしたね~。

ただ!
そのオチは強くない魔人として設定されたクウに任されていた、というのは割と鳥山的だったかな?!と思いましたが。
(ウーロンがパンティ貰った展開みたいな)

ワクワクする冒険がもっと見たかったな~!!

エンディング後のラストにもまさかのオチが待ってて「ズコーッ!!」みたいな、あの終わり方はすごくよかったですねw
あれぞ本当に鳥山先生が考えそうなお話だったよなぁ。

と、そのシーンを観ててふと「もっとこういうのが見たかったなぁ・・・」って思ったんですよ。

DAIMAも冒頭数話ぐらいは「魔界を冒険する」っていう内容で、わりとワクワクさせてもらったんですよね。
宿屋に泊まるシーンとか、クラーケンとか、巨人とか。

そもそもドラゴンボールって、もともとは「願い事を叶えてくれるドラゴンボールを7つ集める」っていう冒険のお話で。
僕らは子供の頃、あの世界観にワクワクしたわけじゃないですか。

もちろんバトルも楽しかったですけども、フリーザ編でさえナメック星でドラゴンボールを集めながらの駆け引きなんかが毎週面白かったのを覚えてますよ。

なので、「正史」「鳥山監修」みたいなところでそこを期待しすぎちゃったのかもな~!と思いました。

おわりに

言うて!毎週結局楽しみにしてたので、何かしらワクワクはしてたんですけどねw

もう鳥山先生のドラゴンボール続編なんて見られないと思っていたので、それが見られただけでも感謝感謝です!
ありがとうございました!

   

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      2025/03/05

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