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お祭りの屋台でハズレを引いて悔し泣きをしていた少年

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先日、うちの地元でも実に4年ぶりとなる「桜まつり」が開催されまして。
あいにくの雨だったというのに大勢の地元民が集まり、なんだか久しぶりに楽しい気分を味わいました。

みんなコロナで溜まってたうっぷんを晴らせるいい機会だったんじゃないですかね。

僕らもノコノコと出かけていって、ビール片手にじゃがバタ・・・など楽しませて頂きました。

・・・と、じゃがバタを頬張る我が家の横で、小学校中学年ぐらいの子が何やら悔しそうに泣いていたんですよ。
どうやらその家のオカンの話によると、「くじ引きで一瞬で2,000円摩った」とのことだったようで。。。

マジで・・・的屋の兄ちゃんもそこは手を抜いてやれよ・・・。

とも思いましたが、まぁ・・・2,000円でいい社会勉強になったのかな、、、なんて思った自分もいたりして。
これまた久しぶりに唸ってしまった感じです。

ことのてんまつ

なぜ彼は一瞬で2,000円もの大金を摩ってしまったのか?

2,000円といえば、今日びの屋台価格だったとしてもあれこれ飲み食いして余るほどの大金です。
ましてや小学生にとっては「月のお小遣いを貯めて・・・」などで手にできるようなものではないと思ってます。
(だってお小遣いは欲しいものに使っちゃうものねえ)

おそらくはお祭りだということでオトンかオカンが特別におサイフに入れてくれたのでしょう。

そのくじ引き屋台は「1回500円!ハズレなし!」となっており、彼はそれを4回プレイしたということになります。

しかし・・・500円のクジを4回も引き続けるとか・・・とんだギャンブラーやでぇ。。。
と思ったら、実際にはちょっと違ったようで。

なんでも的屋の兄ちゃんが「1回500円だけど、1,000円だったら特別に3回引ける」みたいな巧みな話術で1,000円×2回分の回収に成功していた模様。

まぁ・・・あの人達も生活がかかってますのでね。
子ども相手にも本気を出しますわな。

結果、欲しくもない、100円ショップで買えるようなアイテムを2、3渡されて、悔しくて大泣きして帰って来たという事態だったそうです。
(なぜ3回の「ハズレなし」クジを2ターン引いて、アイテムが2,3だったのかは謎ですが)

当たるわけねえ

でまぁ、大人はあの手のクジにアタリが入ってないことぐらい知ってるんですよね・・・。

YouTuberのヒカルさんの真骨頂みたいな有名な動画でも学びましたよね。

祭りのクジっていうのはなんていうか・・・夢を買っているわけですw

そこにアタリが入っているかどうかなんて重要ではなくて。
アタリが入っている、それが当たるかもしれない・・・というところにワクワクできるかどうか!?が大切なのです。

なので、ムキになって当てに行ってはダメなの。
だって絶対に当たらないんだから、、、

むしろ「このワクワク・・・楽しみにワイは500円払ってるんや、、、」という感覚になれない人は手を出すべきではないのだ!

※クジ引くだけで500円っていうアトラクションは高額過ぎるので、「射的」や「〇〇すくい」があるんでしょうね。あれはハードルを下げやすいのだ。

ただし、社会経験である

ただ僕はこの光景をみて、少しだけ「羨ましい」と思ってしまったのです。

というのも、人生における失敗というのは確実に自分の糧になるから。

うちではかなり口を酸っぱくして「ああいうのは絶対に当たらない、当たりクジが入ってないんだけど、クジを引くということだけに500円を払うという覚悟があるのならやろう!」と息子に先に言ってしまうので、十中八九「やっぱやーらない」ってなっちゃうんですよ。

これはねえ・・・僕が「目先の500円が惜しい」からこうなってしまってるわけで。

当の大泣きの彼はここで2,000円を理不尽に失ったことで学習できたと思うんですよね。
「もう今後、二度とこの手のヤツには手を出すまい」・・・となったのか、「絶対に当たるまで引けるようにお金持ちになろう!」と誓ったのかはわかりませんが。

偉そうに語っている僕だって、子供の頃にこの手のクジで何度となく痛い目を見てきたからこそ、大人になった今そういう”うまい話”に乗らずに済んでいるわけで、、、

逆に先手を打たれてクジを引かせて貰えない我が子は、果たして大人になった時に大丈夫なんだろうか???と不安になったり。

※いうて、500円出して「好きなアイテムを拾うことができる」という「キャラすくい」なるものをやってましたが!!!!
それもその商品に500円の価値があるんじゃねえ・・・行為にお金を払っているんだ!と理解してほしい。

おわりに

ま、お祭りっていろんな人間模様があって面白いですね。
くじ引きやら射的やらっていうのも日本のお祭り風景には欠かせないものなのかもしれないですし。

ただ、当たりの入ってないクジをさも「あたりが入っている」かのように見せて商売している人を「是」とはできないので、これまた難しいところなんですけども。

※騙される人よりも騙す人が明らかに悪人なのでね。

   

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