腹痛で救急車を呼んで、お医者さんに叱られた話
以前の記事でも書きましたが、ワタクシ・・・救急車を呼んでお医者さんに叱られたことがあります。
妻と同棲を始めた直後ぐらいだったので、2007年ごろですね。今から16年前。
夜中に急に耐えきれないぐらいの腹痛がありまして・・・妻にお願いして#119して貰ったんですよ。
もうね・・・立ち上がれないぐらいお腹痛くて。これは何かヤバイ症状に違いないと思って。
でも、救急車が家に到着したころには痛みの波が収まってきていて。
そのまま病院に運ばれた時には普通に立って歩けるようになっていたんです。なんだったのアレｗ
僕の状態を見たお医者さん、ため息まじりに「なんで救急車呼んだんですか？」って。
しどろもどろに説明したんですけどね。なんかイマイチ理解してもらえず。
以降「救急車って呼んじゃダメなんだなぁ」と思うようになりました。
救急車は安易に呼んではいけないのか？？
その10年後・・・人生初の尿路結石になった時のこと。
あまりの痛みに「きゅ・・・救急車・・・」と思いましたが、脳内でお医者さんに叱られたことがフラッシュバック。
これは救急車を安易に呼んではいけないと、#119はしたものの「呼ぶべきか否か」という相談をして、また叱られてしまいました。
#119っていうのはもう「救急車を呼ぶ！」と判断した時にしか使ってはいけないのだそうです。
なんでも119番の回線自体が少なく、最近は救急搬送される方も増えているとのことで・・・要は「本当に必要なヤツの連絡手段として残しておけ！！」ってことなんだそうな。
そうは言っても素人にはこれが本当に必要か否かなんて判断つかないんですけどね、、、
まぁ、「自分で電話できるぐらいのヤツなら、タクシー呼んで夜間病院に行けるやろ」ということなのかも。
#7119もクソ対応
ちなみに「救急車を呼ぶような状態か否か」というような悩む状態の時には#7119「救急安心センター事業」という番号も用意されています。
[参考]救急安心センター事業（♯7119）をもっと詳しく！ | 総務省消防庁
#7119なら相談に乗ってもらえるらしいのでね。
先の「#119に相談して怒られる」というようなことにはならないはず。
これは便利と思いましてですね・・・前に息子が熱を出した時か何かに連絡したみたんですよ。
そしたら
こちらで救急車を呼ぶ呼ばないの判断はできません
って。えぇ・・・？結局？ｗ
ここでも「呼ぶか呼ばないかは自分で判断してください」みたいな感じだったので、お断りして様子を見ることにしたのでした。
（この時たまたまだったのかなぁ・・・）
結論：堂々と呼んでいい・・・ただし
でね・・・結局のところ、なんで安易に救急車を呼んだらアカンのかって話なんですけども。
僕が最初に利用した2007年の時点でも「タクシー代わりに使うヤツがいる」っていうのが問題になってました。
タクシー呼ぶと有料だけど、救急車は無料だから・・・みたいな感じで、軽傷でも救急車を呼ぶ人が多かったそうな。
そのせいで「本当に必要な人にいきわたらない」という、転売屋をとりまく環境のようなことが起きてしまっていたわけですね、、、
（ちなみに救急車は税金で走ってますので、国民でその人のタクシー代を負担しているような状態だった、と。）
要は一部の人がウンコみたいなことをするおかげで、全員にそのしわ寄せが行くっていうか。
そういう状況だったわけよ。まぁ、まさにテンバイヤーの件と同じですな。（撮り鉄とかアフィリエイターとかも同じやね）
なので・・・僕の出した結論としては・・・「タクシー代わりに使うのでなければ、今後とも堂々と呼んでいい」だと思ってます。
[参考]もしものときの救急車の利用法 どんな場合に、どう呼べばいいの？ | 政府広報オンライン
↑2016年時点のものだけど、政府の方針としても「急な腹痛」は呼んでいいことになってますからね、、、
た・だ！！
たとえば僕が呼んでしまった時のように、「救急隊員が到着した時にはすでに歩ける状態だった」・・・等であれば、おそらく緊急性はないわけで。。。
自分の力で病院に行ける、またはタクシー等を使えばいけるのであれば安易に救急車を呼ぶべきではない！ということですな、、、
また、救急車で大きな病院に運ばれた場合には（基本的に紹介状もないと思うので）「選定療養費」という高額な費用を請求されてしまいますので、自力またはタクシーで行けるならそっちの方が安上がりになるという設定にもなっております。
（命の件で安いも高いもないですけどねー）
おわりに
救急医療の現場はどうしてもピリついていると思いますし、お医者さんも人間なのでね・・・まぁ怒られることもあると思いますが、、、
やっぱ病気についてはこっちは素人なので、判断が付かない時こそ「自分の命優先」かなーと。
そんな感じでっす！（異論は認める）
