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Gretsch Electromatic Jet Sparkle G2618 をSparkle Jet 6129風にカスタマイズ

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      2021/04/15

前に違うブログに載せていた記事なのですが、 ドメインの期限が切れてしまうため、もったいないのでこちらへ移動・加筆修正しました。

Gretschの廉価ブランドであるElectromaticのGold Sparkle(G2618)を、どうにかSparkle Jet 6129のように出来ないかとカスタマイズしていったお話のまとめです。

名付けて、Jet Sparkle、Sparkle Jet化計画w

改造のイメージ

改造のイメージ

もともと20,000円ぐらいで買った安いギターを200,000円ぐらいのギターにしようってんだから、それなりの投資が必要です。

当初は「ヘッドの色を塗り替えて、ピックガード追加するぐらいでいいんじゃないか」って思っていたんですが・・・なんだかんだでコストをかけてしまいました。

spjet2 結果、一応の完成形イメージがこれです。
課題はまだまだありますが、とりあえず順を追ってカスタムした部分を書いていきます。

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Sparkle Jet化計画、カスタム工程

まずカスタマイズのために、全パーツをバラしました。

SN380111

セミホロウと呼ばれる構造のボディにボルトオンされていたネック、またボディ直留めだったピックアップ、コントロール、ブリッジ、トレモロアームを取り外します。

ピックアップ交換

Vintage Bucker Pickup

Vintage Bucker Pickup

元々ついていたピックアップはヴィンテージバッカーと呼ばれる「フィルタートロン風のデザインに、Gretschの刻印が刻まれたそこそこカッコいいヤツ」でした。

フィルタートロンよりは一回り大きかったですかね~。
’70sグレッチに採用されていたクロームのエスカッション(風)付き。

出音は詳しくは覚えていませんが、出力がとても弱かった印象が強いです。
とにかくアンプに繋いでも小さい音しかでなくて・・・なんか一生懸命強くピッキングしていたなぁ・・・。

後日、このヴィンテージバッカーをオークションで2,000円強ぐらいで売って、代わりに10,000円ぐらいでフィルタートロンを入手しました。

・・・が、フィルタートロンはボディトップに直止めというわけにいきません。
そこで、

spjet5

こんな感じで、フィルタートロン用の土台を作りました。
ホームセンターで安く売ってたそこそこ硬い木を適当なサイズにカットして、ボディトップの裏面にタイトボンドで接着しています。

※見てわかる通り、ボディは合板(プライウッド)です。

フィルタートロンを載せるにあたって、裸では可哀想なので、エスカッションベゼルも購入しました。
正規品2つで3,000円弱ぐらいしてましたかね~。

Gretsch Silver Bezel

Gretsch Silver Bezel

この時にパーツを載せた完成イメージがこちら↓。

spjet7

レスポールカスタムのピックガードを仮に載せていますが、なんとなく60年代のJETのようなイメージが出て、俄然やる気がわいてきたのを覚えていますw

マスターボリュームの位置が本家ジェットに比べて微妙にずれた位置になっていたのが気になり、この時点で調整を決意しました。

ヘッドとネックの変更

G2618はヘッドのカラーリングとネックの材質、そしてそれぞれのバインディングがどうにもGretschには及ばないというか・・・すごくチープに見えたんですよね。(実際にチープでしたがw)

そこで、ネックとヘッドにもいろいろと手を施しました。

SN380128

スクレイパーでヘッドの塗装を落としてみたり・・・

spjet9バインディングの自作を試みたり・・・と涙ぐましい努力をしてきたのですが、ある日オークションでGretschのモノホンネック(しかもヘッドのホースシューインレイ入り)が5,000円で落札出来てしまい、あっさりとそちらを使う事に変更してしまいました。

ただし、購入したグレッチのネックはセットネック。
対してエレクトロマチックはボルトオンなので、セットネック化する為にボディをザグる必要があります。

spjet10

こんな感じで”あたり”をつけて、

spjet11

ドリルでボッコボコに穴開けて、

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なんとか形を整えたら完成。
このザグりのおかげで、セットネックがしっかりとはまってくれました。

ただ、強度的に心配だったので、一応タイトボンドで接着してあります。

※後日追記:その後、弦の張力に負けてネックがメリメリと剥がれてしまったので、ネックのポケット部分を適当な木材で補強して再度セットネック化(というかボンド接着化)しました。

マスターボリューム位置・内部配線変更

spjet13

パーツを乗せた際に気になっていたマスターボリュームの位置にあたりをつけます。
実寸大に印刷したSparkle Jetの画像から位置を割り出しました。

ドリルで穴をあけて、裏側もザグってボリューム位置を変更。
同時に、ピックアップをフィルタートロンに載せかえるために、内部の配線にも少し手を加えます。 元がこんな感じ↓。

G2618 Control Cavity

G2618 Control Cavity

ブリッジから伸びているGND線(赤丸で囲ってあるところ)が空中に浮いていたのはどうなんでしょうかw

とりあえず僕は素人なので、生意気なことは言わずに黙って他のアース線とショートさせておきました。

フィルタートロンに載せかえるにあたっての配線は、Gretsch公式の3knobs+Masterの配線をそのまま参考にさせてもらっています。

spjet15

公式サイトのどこぞから入手できたと思いますが、こんな感じ↑です。
二つのヴォリュームから出た音をマスターで制御し、その後にトーン回路を通しています。

spjet16

さらに配線材が貧弱そうだったので、すこし太い撚り線をつかってみたり。
キャパシター(コンデンサー)も手持ちのオレンジドロップ(現行品)に変更してみました。

spjet17

また、「ヴィンテージバッカーの出力をあげるために・・・」と購入していた300kΩのGreco Zemaitis用POT(CTS)をマスターボリュームに導入。

ボリュームキャビティは元々ついていた9mm用のサイズだったので、16mm用にザグりました。

というか、フィルタートロンに載せ替えたのでこれが必要だったのか、そもそも300kΩに変えたら出力が上がるのか??などは謎(自己満)です。。。

ビグスビーアームの変更

僕が購入したG2618は、もともとビグスビーアームが搭載されたモデルでした。
が、なぜかオークションでVカットの「Gretsch Bigsbyアーム」(のジャンク品)を9,000円ぐらいで落札してしまったんですね~・・・。

spjet18

買ってしまったからにはそれを使いたいわけで。
どうでしょう、遠目にはかなり「Sparkle Jet!!」って思えませんでしょうか。

※オークションの説明では「ジャンク品」とか「正常に動かない」というような注意書きがあったのですが、問題なく動いています。

完成

あとはボディサイドに茶色のスプレーを吹いたら完成()です。

spjet19 うーん、このw

問題点

そこそこスパークルジェットになったジェットスパークルですが、いくつかの問題点を抱えています。

バックの塗装

spjet20背面の金ラメ塗装を無理矢理はがしてペーパー掛けをしたのですが・・・こんな状態になってしまいました。
なんだかすっごい汚いですね・・・。

ボディ材が影響していたり、表面のラメが本家のシート状のものとは違う・・・などもあると思うのですが、、、これはもう諦めて上から塗り直すしかないかな。

また、ボルトオンのねじ穴も開いたままで不格好ですね。

ネック接合部がボディからハミ出てる

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オークションで買った”素性の知れないグレッチネック”はどうやらフルアコ用だったようで・・・エレクトロマチックのボディとは厚みが合いませんでした。

プレイアビリティには影響がほとんどないんですが、やっぱり見ていてカッコ悪いので赤いラインで切り落としたいと思っています。

ピックガード

グレッチギターの顔とも言える、半透明のピックガード。
それはさすがに自作が難しそうなので、60sジェットのように黒いピックガードにしてみようと思い、アクリル板を切り抜いて作ってみました。

spjet22

が、絶望的にダサかったっていうw
なんでだろう・・・60sジェットはあんなにもカッコいいのになぁ!

というわけで、なんかどうもしっくりこないため保留中です。

↑こういうのを買えばいいんですけどね。
このカスタムを頑張っていた当時(10年以上前)ならまだしも、今の僕には高価すぎて手がでないのであります。

ブリッジ

spjet23

ブリッジには、もともとエレクトロマチックについていたバダスタイプのを使っていますが、できればチューンオーマチックとか、グレッチならではのスペースコントロールなどに変えたいところです。
やっぱエボニーの土台に乗ったブリッジっていうのがカッコいいじゃん。(見た目重視)

ただ70年代後期ののロックジェットにはバダスが使われていた過去もあるんですよね。

Gretsch ROC JET(グレッチロックジェット)について。歴史やシェイプ、派生モデルなど。

かかった費用

さてさて・・・Electromaticを本家Gretschに近づけるために色々頑張ってまいりましたが!!
ここまでかかった費用がいくらだったのかというと・・・

  • G2618 Body … 26,090円
  • Filter Tron (Used) … 10,000円ぐらい
  • Gretsch Escussion … 3,000円ぐらい
  • Gretsch V-cut Bigsby Tremolo Arm (Used) … 9,000円ぐらい
  • Gretsch 謎のネック(Used)… 5,000円ぐらい
  • Greco Zemaitis POT 300k … 1,500円ぐらい
  • その他(配線材やキャパシター、追加の木材など)…数百円~千円ちょっと
  • 失敗したもろもろ…プライスレス

合計:54,590円+α

・・・正直これだけの価値があったのか、それとも大金をかけて大きなゴミを作ってしまったのかはわかりません。

が、個人的には金額以上の体験が出来たと満足しています。
また宝物が一つ増えた、そんな感覚です。(そう言わないとやってらんない!)

おまけ

当初ヘッドは完全に自分でカスタマイズしようと思っていたので、 インレイ風ステッカーでロゴを作って貼ろうと思っていました。

そのデザインがこれ。

elemati

やっぱりGretschじゃないギターに「Gretsch」とロゴをいれるのは気が引けたので、 往生際の悪い「Electromaticをグレッチ風にしたロゴ」を作ったんですね~。
結果的にネックはGretschの物を仕入れてしまったのでお蔵入りになりましたが、なんとなく気に入っているので誰か使ってやってくださいw

   

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      2021/04/15

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