縄跳びの練習をする子供と「頑張る」のベクトルについて話し合った
息子が「いつもよりも多く縄跳びが飛べた」というので、「いつもと何が違ったんだろうね?」と聞いてみたところ・・・
「いつもより頑張った!!」
とのことでしたw
僕らが子供の頃から先生とか親とかの信頼している大人って「頑張れば夢は叶う」みたいなことを言ってたじゃないですか。
でもあれって、半分正しくて、半分嘘なんですよねえ。
「頑張る」は大前提
夢を叶えられる人は、漏れなく頑張っています。
なので「頑張れば夢は叶う」というよりは、「頑張らないと夢は叶わぬ」というのは大正解なのです。
・・・が!
これってそもそもの前提の話であって、「頑張った」からって「夢が叶う」に直接繋がるわけではないんですよ。
飲食店だと「美味しい」と「繁盛する」が直結しない、っていうのはわかりますかね。
マクドナルドみたいに多くの人が「美味しくない」みたいなことを言ってても大繁盛しているお店ってあるじゃないですか。
その手の因果関係っていうのを蔑ろにしていては、たとえ頑張っていたとしても夢は叶わんのですな。
大人はそれをベクトルという
そこで僕は息子に簡単な例を提示しました。
たとえば「計算が速くなりたい」と願っている子がいたとして、先生が「頑張れば計算が早くなるよ」と助言してくれて。
その子が一生懸命「漢字の書き取り」をした。
さて問題、その子は計算が速くなりましたでしょうか!?
小学1年生の息子でもこの答えはわかったみたいです。
つまり「頑張っても夢は叶わない」が証明されたわけ。
まぁ、これは頑張る方向性(ベクトル)が全然違いますからね。そんな間違いをする人はいないと思います。
※ちなみに漢字書き取りをめっちゃやることで地頭が良くなって、処理スピードがあがって・・・結果的に計算が速くなる、とかはあるかもw
縄跳びの場合はどうだったのか?
じゃあ縄跳びで言ったらどうか?
なるべく多い回数を飛びたいと思った人が、「高くジャンプする」ということを頑張った場合、その願いは叶うのか?
息子は「半分正解、半分間違い!」と言っていました。
その理由は「高く飛べるようになったとしても、縄を回す手がヘタだったら足に引っかかるから!」だそうです。
・・・Exactly!!!
そういうことなんですよね。
つまりは縄跳びが「なぜ飛べないのか?」という理由を掘り下げて細分化して、一つずつ「できない理由」を潰していくことが必要で。
それが出来れば自ずと飛べるようになっているはずなのですよ!
だから縄跳びで言えば上手に縄を回すこと、タイミング良く飛べること・・・などが合わされば多くの回数を飛べるようになるわけで、その練習をするべきなんですよ。
あとは無理に高く飛んでもスタミナ切れが懸念されるので、力を抜いて軽く飛びながらクリアしていくことも練習したらいいのかな。
おわりに
これ、何事もそうなんですよね。
ビジネスではマインドマップを作るというのがそこに当たるわけで。
細分化すれば自分のやるべきことが見えてくるし、見えてきたときには簡単にクリアできるレベルにまで難易度も落ちてる、と。
まー、頭ではわかってても、「それができりゃ苦労しない」って話でもあるのですがw
とりあえず練習として、「どうすればシェビーのピックアップに乗れるのか?」を細分化してみようかなと!