One Piece104巻の感想!いろいろ不満はあれどまた次巻が楽しみな巻!
2023/08/08
漫画「ワンピース」、最新の104巻が発売されました!
今回はついにお話が進む・・・ワンピの政治の話が入ってくる巻となっております。
・・・ということは??
ワノ国編がついに終わるということ!!長かったー、、、
※それにしても表紙の泣いてる人・・・日和ちゃん??
オダッチの描く女性は同じ顔してると思ってたけど、泣き顔になるとそれがまた顕著やな、、、
(あだち充先生の検定みたいに、どの絵が誰か完璧にこたえられる人いんのかねw)
本編の感想
104巻はついにカイドウを討ち破り、ワノ国編のフィナーレへ向かおうか・・・というところまでお話が進みました。
・・・まだワノ国編は終わりませんw
ただまぁ、だいたいこの手の大きなストーリーの節目には「ワンピの政治の話」が小出しにされますのでね。
久々に海軍のほうのお話もみれてよかったかな。
さてさて今回の感想は
- 結局「能力」で制した・・・
- なぜ感動が「薄く」なってしまうのか
- みんなちゃんとお話覚えてるの!?
- 下手にジェンダー問題に手を出さない方がいいって!!!
の4つでお送りいたします!
結局「能力」で制した・・・
前巻の感想でも書きましたが、能力がインフレ化してしまって、結局「力が強い方が勝つ」となってしまうと、のび太はジャイアンに勝てないというような構図になってしまうんですよね。
個人的に、近年のバトル漫画においてそれは少し退屈なのです。
ワンピはせっかく能力バトルなのにね。
ただね、今回の巻でカイドウが
“能力”が世界を
制することはない!!
と、ニカの力を手に入れたルフィに言い放つシーンがありまして。
そうそう。能力バトルと言っても「強い能力を手に入れたからって勝てないのがワンピなのよ!」と。
カイドウに共感したのもつかの間・・・
覇気だけが!!!
全てを凌駕する!!!
だってw
いやいや・・・覇気っていうのはある種「能力」でしょーが!!!
悪魔の実の力じゃないってだけ。
・・・んで結局カイドウは力で押し負けてしまって・・・「能力に制されとるやん、、、」という終わり方は正直非常~~~~~に残念でした、、、
まぁ、ワノ国編がもうそもそも「オダッチの理想」みたいなのを詰め込んだ世界観だったと思うので・・・たとえば仲間と力を合わせて、頭を使って勝負するとかじゃ納得できなかったのかもしれませんね。
昔の武士みたいにぶつかり合う男と男の戦いが描きたかったんだろうなぁ~!(僕の妄想でしかないけど)
なぜ感動が「薄く」なってしまうのか
僕はもう「ワンピのファン」とは言えないのかもしれませぬ。。。
やっぱり楽しみであることに違いはないんだけれど、もうここ数巻はどうしても薄ら寒さばかり感じてしまって・・・でもここまで読み続けたからには最後まで読みたいというツァイガルニク効果に突き動かされて読んでる感はあります。
・・・まぁ、今回の巻も待ちきれずに「まだか?まだか??」って10月ぐらいからソワソワしてたんですけどね。
で、何が薄ら寒いのかって・・・感動を安売りしてる感、なんですよ。
「どや・・・感動するやろ?」みたいな。
なぜそうなってしまうのか??を考えたんですけど、きっと「キャラが多すぎる」「話を広げすぎている」というところが問題なのかなと。
話があっちゃこっちゃ行ってる間に感動も取っ散らかっちゃうんじゃないかなぁ~??
でもジャンプの読者層としてはそれぐらいわかりやすい感動の方が良かったりするんですかね???
(まぁ、言うて全然わかりやすくないんだけど。。。)
この辺もオダッチの理想というか・・・それこそ昔の時代劇を見ているかのような感じだったかな!(思うつぼ)
みんなちゃんとお話覚えてるの!?
あと「ジャンプの読者」っていうところでいうと、毎週楽しみに読んでいるかたはちゃんとお話覚えていらっしゃるの!?
僕は今回の104巻で急に大人になったモモの助くんを見て「???????」ってなりましたよ。
自分を納得させるために「まぁ、カイドウ倒したし、失われた時間が戻って大人になるってこともあるのか」とか考えたりしてw
でもやっぱり納得いかなくて単行本を読み返してみたんですが・・・。
あれ、1021話(ロビンちゃんが巨大化しておっぱいに線が浮き出てた回)の最後に、モモがしのぶに「大人にしてくれ」ってお願いして・・・ジュクジュクの術で28歳にしてもらってたんですよね。
・・・いや、忘れてた!!!w
大人になったから龍も飛べたんでしたっけね!
これも話があっちこっち行ってる間に忘れちゃうんですよ。
それが狙いなのかもしれないけれど・・・!
※読み返してみたらその時のロビンちゃん、なんか悪魔みたいになってましたね・・・アレも今思えば変な話だよなぁw
下手にジェンダー問題に手を出さない方がいいって!!!
そ・し・て!!!!!!
今巻で一番取り上げなければならないのは、「お風呂のシーン」ですね!!!
もうね・・・これは本当にやめれ!!って思いました。
思いついたのがオダッチなのか編集部なのかわかりませんが、「ワンピもジェンダー問題に取り組んどく?」みたいな軽い気持ちでやったでしょ!?
そういうのダメだから!!!w
バレバレだから!
なんかこういうのはもっとしれっと紛れ込ませないとさぁ・・・。
ブルックがヤマトちゃんの裸を見て「え~夢!?」とかやってる時点で、やっぱちょっと違うんじゃないかなぁ??と。
※アラバスタ編でんナミすわんに幸せパンチ食らって喜んでたヤツらですからね!!
ただまぁ、オカマ道を突き進んでいたボンちゃんに偏見を持たず「ダチ」として扱っていたワンピと考えると、いまさら「そこに差別感情があるのか」みたいなのを取り上げることが野暮でしたかね!
なんか僕としては無理に触れてほしくなかったかなぁー。
おわりに
ま!ま!
そんな感じの104巻でした。
今回まだ一度しか読んでないので、ここから2回、3回と読んでいくことでまた感想も変わると思います。
なんかネガティブなことばっか書いちゃったもんなぁ・・・。オダッチごめんよう。
ちなみに今回の巻で「モモがまだ8歳」という事実を再認識させられて。
8歳っていうとちょうどうちの息子と同じ、日本だったら小学2年生なんですよね。
それであの戦いはキツイって・・・。
小学2年生で山のようにデカい鬼と対峙してるわけでしょう?
そのうえ「島を一つ浮かべさせろ!」って言われてるのを考えると・・・ちょっと居た堪れなかったです。武士の子っていうのはああいうもんだったのかな。
そうそう、最終的にモモが焔雲を出せるようになるのも「気合い」だった・・・っていうのも不満ですw
まぁ・・・いろいろ本当に文句ばっかり書いてますが、まだワンピって完結してませんのでね!
物語が途中の時点で、その作品が面白いか退屈かを判断することはできないと思うんですよ。
今の不満が全部伏線になる可能性が残されてますし、完結した時点でどうか!?っていう判断をしないといけませんな。
・・・というわけで、次の巻も楽しみにしてます!
2月か3月かな??
いよいよ最終章か~~~!!!
2023/08/08