アンパンマン動画についている大量コメントの謎。子供の行動から読み取れるかもしれないこと。
2020/05/10
1歳半の息子はすでにiPadを使いこなしていて、
祖父母なんかは「将来有望だな!」なんて呑気な事を言っています。
ショッピングモールでカートに乗せられてる子たちを良く観察すると、
結構な確率でスマホを握ってたりして、もう世の中がそういう流れなんだし、
むしろ無理に触らせないようにするよりはいいんじゃないかなと思っています。
そんな息子が大好きなのが、YouTubeのアプリ。
もし自分がちびっこだったら、こんなのあったら絶対に楽しかったよなと思うと、
そりゃハマらない方がおかしいです。
だって画面をタッチしたら次々に面白い映像が流れるわけですからね。
なかでもアンパンマンのおもちゃをつかった動画シリーズや、
電車が走っている動画などがお気に入りで、いつのまにかめちゃくちゃにチャンネル登録されてて焦りました。
で、そんなアンパンマン動画を見ていた時にふと見つけたのが
「コメント130」という数字。
そんなにコメントついてんのか!すごいな!なんて思って見てみたら「なーるほどw」となりました。
アンパンマン動画の大量コメント
当該の動画はこれ。
コメントが130件もついてて、すごいなーと。
※あくまでYoutuberだとどれぐらいが普通とかは知らない素人の感覚です。
僕のブログなんか、月に1件のコメントを頂ければいい方ですからね。
しかもテック系のお役立ち情報をしっかり書いたときだけw
いったいこの動画にみんなどんなコメントをつけているんだろう??と興味を抑える事ができず、
コメントを見てみたら、大半がこんな感じのものでした。
!?
こ家月曜日かこ家月曜日か!?
・・・。
そう、結局大半のコメントは意味のわからないスパムコメントだったわけです!
ただ、「そんなに嫌われてんのか、この動画・・・」なんて思う必要はありません。
むしろこれ、すごく名誉なことなのかもしれません。
支持されている事の証明
息子がしばらく動画を見ていると、たまにこういう感じになっていることがあります。
おそらく検索フィールドに触れてしまって、
どうにか元の動画に戻したいんだけど、やり方がわからなく、
適当にキーを叩いてから僕に助けを呼んだ状態だろうなと推測。
つまり件のコメントも、たんなるスパムやイタズラではなく、
動画閲覧中にちびっこたちが誤って入力してしまった物だろうと考えられるわけです。
しかも動画を観た子どもたち全員が全員、こういう事をしてしまうとは考えづらいので、
コメント数なんかよりも遥かに多い人数の子どもたちがみているという計算になります。
ということは!
こういうスパムコメントがたくさんついている動画というのは、
「それだけ多くのちびっこに観られている」という意味の、名誉あるスパムだと考えられるわけです。
※厳密にはこういうのを「スパム」と呼ぶのかは怪しいですがw
おわりに
ちなみに、息子の挙動をよくよく見ていると、
動画に飽きちゃった時にあちこちタップする、みたいな癖がありました。
もし他の子供達もそうだとしたら、もしかしたら逆に「飽きやすい動画」である証明にもなっちゃうのかもしれないので、難しいところですねw
ただ、子供が飽きるというからには、それだけたくさんの回数を見ているという事なのかもしれないし、なんとも言えません。
子供がiPadでYoutubeの動画を選んでいる様をみていると、
それだけでなかなかマーケティングというか顧客心理の勉強になります。
この他にも例えば、”タップしたくなるサムネイル”というのがあるみたいで、
タップして、動画を観てはすぐ飽きて、他の動画を見ている時にさっきの動画のサムネイルが出てきたらまたタップして・・みたいなのを繰り返しているのを見ると、
「ああ、この動画、キャッチコピーはいいんだけど内容が伴ってないんだな」
と思ったりして、
すべてのビジネスに当てはまりそうな行動心理を子供の動作から知る、なんて事も。
そう思うと、子供の行動一つ一つにヒントがありそうな気がして目が離せませんw
2020/05/10